今年のあじさい満開はいつごろ？あじさいの見ごろスポットをご紹介します。

夏の花と言えば、あじさいを思い浮べる方も多いのではないでしょうか。
鎌倉の明月院は鮮やかなあじさいが咲き誇り、「あじさい寺」なんて愛称で呼ばれていたりしますよね。

本日は今年のあじさい満開の時期とおすすめスポットをご紹介します。

2022年あじさい満開はいつごろ？

画像提供：imagenavi(イメージナビ）

まず始めにあじさいの見ごろについて確認していきましょう。

今年は6月15日ごろまで全国的に気温が低い状況が続きましたが、6月16日から全国的に気温が平年よりも高い状態が続いています。そのため、6月半ばまではあまり色付きが進んでいませんでしたが、一気に色づきが進み、見ごろは平年よりも早くなります。

代表的なあじさいのスポットについて、見ごろの時期をお伝えしていきたいと思います。

鎌倉

まずはあじさいで有名な鎌倉ですが、見ごろのピークは既に超えています。しかし、6月末ごろまでは美しいあじさいを鑑賞することができるでしょう。とはいえ、7月以降も十分美しいあじさいを鑑賞することができますので、気軽に鎌倉を訪れられる場所に住んでいるという方は、あじさい鑑賞に鎌倉に出かけてみてはいかがでしょうか。

京都

三室戸寺は6月16日ころから見ごろのピーク。7月初めころまで見ごろが継続する見込みです。こちらも見ごろの時季が終わっても、美しいあじさいは鑑賞できますので、ぜひ訪れてみてください。

山口県

山口県の阿弥陀寺は6月16日に見ごろを迎えました。6月末ごろまで見ごろが続く見込みですが、それ以降もあじさいはしっかりと鑑賞できますので、ぜひ訪れてみてください。

大阪府

東大阪市のぬかた園地の見ごろは6月25日ごろ。7月10日ぐらいまで見ごろは継続する見込みとなっているので、まだまだ美しいあじさいは鑑賞できそうですね。

あじさいの見ごろ

あじさいは色づき始めてから10日から15日ほどで見ごろを迎えます。見ごろは七分咲きの状態なんですよね。見ごろから約5日で満開を迎え、満開は約10日間継続し、その後は約一週間程度見ごろが続きます。

あじさいの生理

あじさいは花が咲く時期が終わると同時に翌年の花作りに入ります。その為あじさいの新芽は前年の9月から10月ごろにできるそうです。

あじさいで冬を越す花なんですね。

前年の9月から10月ごろにできたあじさいの花はその後一度休眠に入ります。低温に一定期間さらされると休眠から目覚めるという仕組みになっており、春の気温上昇とともに休眠から目覚めた新芽が成長を始め、6月ごろに花を咲かせます。

あじさいは花が咲く時期が終わるとすぐ、翌年の花づくりに入るため、見ごろが終わりとなったのにも関わらず花がついたままだと、花に栄養が吸われてしまうので、翌年の花に影響が出てきます。そのため、隔年結果という現象が起こり、見事なあじさいの花が咲いた年の翌年というのは、あまり多くの花が咲かないそうです。

あじさいが名物の観光名所では、あじさいの見ごろが終わるとすぐに花を切り落とすのが一般的だそう。もったいない気がしますが、しっかり剪定を行うことが、毎年安定して美しい花を咲かせるポイントだそうです。もしも、家庭であじさいを育てているという方は、ぜひこのやり方を参考にしてみてください。

＝＝＝＝＝＝
生活にお役立ちの情報がメールマガジンも受け取れる！【無料】Slownet会員登録はこちらから↓

固定ページ: 1 2 3 4