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サークル句会

232.12月サークル句会②(12/11~12/25)

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2017.12.23
12月後半のサークル句会の選句結果です。今回の一席は、さんせんさんの「古日記」句の6点句、二席は、雪子さんの「凍星」句と、昇峰の「鴨」句の6点句でした。一席は、看護の古日記を詠んだ人事句、二席は、凍星と入日の煌めきを詠んだ写生句でした。来回もまたよろしくお願い申し上げます。

一席 6点句(◎◎◎○○○)
  04.一行の看取りの記録古日記        さんせん
二席 6点句(◎◎○○○○)
  05.凍星の一つ流れて闇深し         雪 子
  34.さざ波の揺らす入日や鴨の陣       昇 峰
5点句(◎◎○○○)
  10.大らかに美脚競ふや掛大根        利 明
  84.落石の音谺して谷凍つる         昇 峰
4点句(◎○○○)
  20.北風や長き遮断の警報音         panapana
  56.冬麗や有明海を熱気球          利 明
3点句(◎◎◎)
  16.数へ日や欲しき阿修羅の腕ひとつ     利 明
  68.福引の福に縁なく年の暮         方 舟
   (◎◎○)
  35.淋代に砂噛む波や寒北斗         利 明
   (◎○○)
  12.おでん屋の主と客の訛りかな       夢追人
  36.ざらつきに残る温みや寒卵        昇 峰
   (○○○)
  19.寒卵ふたつに割って新夫婦        panapana
2点句(◎◎)
  41.隙間風そっと塞いで仲直り        Tiger 6
   (◎○)
  03.一団のいつも末尾や冬帽子        昇 峰
  11.置き薬確かめに来る冬ごもり       方 舟
  13.御札売る巫女のゑくぼや初詣       翔 行
  14.書き慣れた生きる証しの日記買う     さんせん
  18.枯れ蔦にがんじがらめの道しるべ     しょうく
  21.北山の茅葺屋根や軒氷柱         苦 瓜
  28.今年また追い詰められて賀状書く     夢追人
  44.聖誕祭明眸皓歯聖歌隊          麦 秋
  51.力無く歩む雀や一茶の忌         泥 舟
  52.長老の手持無沙汰や日向ぼこ       方 舟
  64.玻璃を拭き日輪拭きて年用意       麦 秋
  72.故郷の景色思いて柚子の風呂       そよかぜ
  80.八十路超え新居で背伸び師走かな     俊 雪
   (○○)
  07.園児らの輪になり潰し霜柱        しょうく 
  39.しゃがれ声響く大阪年の暮        Tiger 6
  65.晩酌の日々を過ごして年惜しむ      さんせん
  71.冬萌や鍬の匂ひを纏ふ店         麦 秋
1点句(◎)
  02.労はれて覚りし老の冬籠         雪 子
  30.これからの色を詰め込む冬木の芽     昇 峰
  48.太鼓打ち華やぐ舞や初神楽        Tiger 6
  49.叩くには哀れと子等が冬の蜂       夢追人
  50.丹田の下がりきつたる空つ風       TOTORO
  57.遠き日の仇はいまぞ闇汁会        夢追人
  60.庭隅に香り残して菊枯れる        しょうく
   (○)
  01.忙しさと寒さの募る年の暮        山椒の実
  08.老二人和菓子と抹茶クリスマス      そよかぜ
  09.大くさめ美人の家系台無しに       山椒の実
  17.紙と木の障子の魅せる直線美       雪 子
  29.この先も平穏であれ賀状書く       そよかぜ
  37.山峡を走る夜汽車の音凍         panapana
  40.十二月花屋に赤い花あふれ        山椒の実
  46.善人の顔の並びし初句会         泥 舟
  55.天狼へ蒸気機関車走る夢         麦 秋
  62.初詣おもかる石に運命問ふ        翔 行
  63.初夢を思ひ出せずに呆け始        翔 行
  77.見てくれで判断ならぬ鮟鱇鍋       夢追人
  85.ルノワールの乙女に恋し聖誕祭      麦 秋
無点句
  06.エルニーニョ初冬に響く氷点下
  15.数へ日や鍋パーティといふ朱筆
  22.銀恋や想ひ出尽きぬクリスマス
  23.草枯れて秋吉台の斑石
  24.口髭を猫は焦がして冬ぬくし
  25.クリスマス一刀彫の鷹ぽっぽ
  26.極月の人ばかりなるモールかな
  27.炬燵寝の夢うつつなり電話鳴る 
  31.西行の池に石投げ冬に入る
  31.西行の池に石投げ冬に入る
  32.歳末の目玉はパンダ転げ落ち
  33.寂しさに酔客叫び皆凍る
  38.師の選に合の手入る初句会
  42.煤逃げの茶房に積みし週刊誌
  43.正座して運筆練習四温かな
  45.背中押す子等の温もり福寿草 
  47.線量に帰れぬ屋敷寒椿
  53.直球で下手と言はれる年忘
  54.続きくる鳥影迅し枯野原
  58.年の市老若男女声かれて
  59.七草を唱えし願う幸あれと
  61.初冬や蕎麦がら残る納屋の隅
  66.ふかし芋で腹を満たせし日もありて
  67.福玉を下ぐる舞妓や事始
  69.二つ目の水仙咲けぬこのところ
  70.冬ざれや前行く人の靴汚る
  73.北欧のサンタ世界に大ぶるまい
  74.街角に救世軍や年の暮
  75.蜜柑剥く友の消息思いつつ
  76.水鳥や静かに眠る水鏡 
  78.目標は二千五百句漱石忌
  79.貰ひ湯や帰路にくさめの憚からず
  81.柚子湯した残り香微かまあ一献 
  82.夜道行く足音尖り師走風
  83.夜をはなれゆく街燈や霜の朝

評点につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。
選者(敬称略)
麦 秋 泥 舟 TOTORO Tiger6 翔 行 雪 子 そよかぜ 利 明 panapana 夢追人 苦 瓜 俊 雪 しょうく さんせん 山椒の実 昇 峰 方 舟
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1
11ページ
17
方舟さん
2017.12.29 8:56
12・おでん屋の主と客の訛りかな
16・數へ日や欲しき阿修羅の腕ひとつ
30・これからの色を詰め込む冬木の芽
34・さざ波の搖らす入日や鴨の陣
36・ざらつきに殘る温みや寒卵
56・冬麗や有明海を熱気球
60・庭隅に香り残して菊枯れる
64・玻璃を拭き日輪拭きて年用意
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16
昇峰さん
2017.12.29 6:48
04.一行の看取りの記録古日記
05.凍星の一つ流れて闇深し
13.御札売る巫女のゑくぼや初詣
16.数へ日や欲しき阿修羅の腕ひとつ
18.枯れ蔦にがんじがらめの道しるべ
21.北山の茅葺屋根や軒氷柱
35.淋代に砂噛む波や寒北斗
68.福引の福に縁なく年の暮
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15
山椒の実さん
2017.12.28 20:51
特選
04.一行の看取りの記録古日記

入選
20.北風や長き遮断の警報音
34.さざ波の揺らす入日や鴨の陣
51.力無く歩む雀や一茶の忌
62.初詣おもかる石に運命(さだめ)問ふ
85.ルノワールの乙女に恋し聖誕祭
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14
さんせんさん
2017.12.28 20:20
さんせん選

 05.凍星の一つ流れて闇深し
 16.数へ日や欲しき阿修羅の腕ひとつ
 20.北風や長き遮断の警報器
 28.今年また追い詰められて賀状書く
 34.さざ波の揺らす入日や鴨の陣
 50.丹田の下がりきつたる空つ風
 57.遠き日の仇はいまぞ闇汁会
 68.福引の福に縁なく年の暮
0人がいいねと言っています
13
しょうくさん
2017.12.28 19:35
しょうく選
  02.労はれて覚りし老の冬籠
  14.書き慣れた生きる証しの日記買う
  35.淋代に砂噛む波や寒北斗
  41.隙間風そっと塞いで仲直り
  44.聖誕祭明眸皓歯聖歌隊
  51.力無く歩む雀や一茶の忌
  80.八十路超え新居で背伸び師走かな
  84.落石の音谺して谷凍つる 
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12
俊雪さん
2017.12.28 10:23
特選
41.隙間風そっと塞いで仲直り

秀句
05.凍星の一つ流れて闇深し
17.紙と木の障子の魅せる直線美
20.北風や長き遮断の警報音
36.ざらつきに残る温みや寒卵
77.見てくれで判断ならぬ鮟鱇鍋
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11
苦瓜さん
2017.12.28 10:17
特選。48
秀句。07・14・20・34・65
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10
夢追人さん
2017.12.28 10:06
特選:84.落石の音谺して谷凍つる
秀句:04.一行の看取りの記録古日記
   05.凍星の一つ流れて闇深し
   08.老二人和菓子と抹茶クリスマス
   19.寒卵ふたつに割って新夫婦
   64.玻璃を拭き日輪拭きて年用意
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9
panapanaさん
2017.12.27 22:26
特選 68.福引の福に縁なく年の暮

入選 03. 07. 10. 39. 71.
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8
利明さん
2017.12.27 14:40
特選
52 長老の手持無沙汰や日向ぼこ
入選
04 一行の看取りの記録古日記
28 今年また追いつめられて賀状書く
34 さざ波の揺らす入日や鴨の陣
71 冬萌や鍬の匂ひを纏ふ店
84 落石の音谺して谷凍つる
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7
そよかぜさん
2017.12.27 10:00
特選
04.一行の看取りの記録古日記
秀句
10.大らかに美脚競ふや掛大根
12.おでん屋の主と客の訛りかな
39.しゃがれ声響く大阪年の暮
46.善人の顔の並びし初句会
52.長老の手持無沙汰や日向ぼこ
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6
雪子さん
2017.12.26 20:45
特選
49 叩くには哀れと子等が冬の蜂

入選
01 忙しさと寒さの募る年の暮
21 北山の茅葺屋根や軒氷柱
29 この先も平穏であれ賀状書く
36 ざらつきに残る温みや寒卵
84 落石の音谺して谷凍つる
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5
翔行さん
2017.12.26 20:24
特選
72 故郷の景色思いて柚子の風呂
入選
10 大らかに美脚競ふや掛大根
12 おでん屋の主と客の訛りかな
44 聖誕祭明眸皓歯聖歌隊
55 天狼へ蒸気機関車走る夢
56 冬麗や有明海を熱気球
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4
Tiger 6さん
2017.12.26 18:51
特撰
10.大らかに美脚競ふや掛大根
入選
19.寒卵ふたつに割って新夫婦
34.さざ波の揺らす入日や鴨の陣
37.山峡を走る夜汽車の音凍
63.初夢を思ひ出せずに呆け始
72.故郷の景色思いて柚子の風呂
0人がいいねと言っています
3
TOTOROさん
2017.12.26 14:54
特選 11
入選 04,05,09,65,84
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2
泥舟さん
2017.12.26 14:41
特選
10 大らかに美脚競ふや掛大根
入選
05 凍星の一つ流れて闇深し
13 御札売る巫女のゑくぼや初詣
18 刈れ蔦にがんじがらめの道しるべ
40 十二月花屋に赤い花あふれ
56 冬麗や有明海を熱気球
0人がいいねと言っています
1
麦秋さん
2017.12.26 14:03
特選 03
秀句 11、19,35、56、80
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