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サークル句会

236.02月サークル句会②(02/11~02/25)

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2018.2.23
平成30年2月後半のサークル初句会の選句結果です。今回の一席は、さんせんさんの「梅見」句、の6点句、二席は、山椒の実さんの同じく「梅見」句の6点句、三席は、昇峰の「春泥」句の5点句でした。一席、二席は共に「梅見」の句ですが、梅見を花見と入れ替えて見ると、一席は、やはり「梅見」の方が、二席は、どちらでも良さそうで、その辺の差でしょうか。来回もまたよろしくお願い申し上げます。

一席 6点句(◎◎◎○○○)
  10.偕老の杖を休めて梅見茶屋           さんせん
二席 6点句(◎○○○○○)
  41.太閤の城を仰ぎて梅見酒            山椒の実
三席 5点句(◎◎◎○○)
  34.春泥に残る重機の深轍             昇 峰
5点句(◎◎○○○)
  32.春耕や一鍬ごとに生きる土           そよかぜ
   (◎○○○○)
  29.酒蔵の匂ふ小江戸や余寒あり          panapana
4点句(◎◎◎○)
  02.荒法師兜太を悼む春嵐             麦 秋
  60.引く波の砂に滲みこむ春の潮          方 舟
   (◎◎○○)
  42.種を播く背に白馬のジャンプ台         panapana
  45.天神の絵馬の撓わに二月尽           利 明
  76.三椏の粗皮浸す春の水             苦 瓜
   (◎○○○)
  06.鶯や谷中芋坂跨線橋              昇 峰
  26.湖西線車窓の琵琶湖風光る           secchan
  65.病室の棚にふたつのこけし雛          さんせん
   (○○○○)
  52.念じつつ活断層の麦を踏む           方 舟
3点句(◎◎◎)
  79.目あてなき旅もよろしや春の風         そよかぜ
   (○○○)
  30.笹舟の軽やか走る春の水            麦 秋
  80.ものの芽や天空の城ただ静           翔 行
2点句(◎◎)
  09.音立つる如く芽吹きの欅かな          俊 雪
  44.蹲いに映る青空水温む             secchan
   (◎○)
  05.一片の雲なき空や鳥帰る            昇 峰
  16.川沿ひの古き教会名残雪            泥 舟
  25.結願の芽木明りなす札所かな          さんせん
  43.旅立つ子見送るホーム春寒し          secchan
  51.投げ入るる小石の波紋春の水          Tiger 6
  62.一缶の灯油買ひ足す春の雪           方 舟
  77.未来へと駆ける炎や山焼ける          そよかぜ
   (○○)
  54.春一番手櫛の髪のままならず          さんせん
  71.方丈の沓脱石や凍返る             利 明
1点句(◎)
  03.一塊の雲の中より揚雲雀            昇 峰
  13.かまくらにピザの宅配届きけり         夢追人
  24.啓蟄や亀動き出す寺の池            panapana
  48.東京の村の一つの蕗の薹            昇 峰
  69.古井戸に水なみなみと西行忌          雪 子
  72.牧場のサイロ屹立風光る            泥 舟
  74.満濃の水を引き入れ種をまく          苦 瓜
   (○)
  08.薄紅の色を重ねて梅匂ふ            翔 行
  12.兜太忌や奇骨貫き山動く            夢追人
  15.画廊へと道筋揺るる猫柳            麦 秋
  19.逆光の小川に鷺や風光る            俊 雪
  37.声明の堂震はせて冴返る            利 明
  38.白魚や酢に浸されば酢の色に          雪 子
  53.野辺駆ける子らの横顔風光る          secchan
  58.春の雪富士の高嶺の和歌をふと         夢追人
  59.春めくや光眩しき連絡船            panapana
  83.雪解けの水の溢るる西行忌           苦 瓜
無点句
  01.暖かや団地の庭の草木かな
  04.一斉に団地の庭の木の芽吹く
  07.薄着してぶらり浅草まだ余寒
  11.風花や人は寡黙に老いるもの   
  14.カラオケは愛の讃歌や恋の猫
  17.如月や旅の雨音ひとり占め
  18.如月や萌黄重ぬる温かさ
  20.吸入器付けてリハビリ猫の恋
  21.教会のステンドグラス雪の果
  22.勤務地に戻る機翼にはだれ雪
  23.金メダル後に続けと種を蒔き
  27.東風吹くや高く嘶く寒立馬
  28.子ら遊ぶジャングルジムや風光る
  31.下萌えに土を盛りたる地鎮祭
  33.春宵や書院を洩るる平家琵琶
  35.春泥や爪先立ちの女の子
  36.地虫出て身をかがめたる試歩の道
  39.末黒野や過去より未来雨あがる
  40.素手つなぐ保母と園児のあたたかし
  46.点滴を受けつつ窓に春の雪
  47.天満宮に利酒賜ふ梅二月
  49.兜太・漣の訃報携へて料峭
  50.鳥の影過る(よぎる)寒林足急ぐ
  55.春一番港のクレーン高く伸び
  56.春寒し事故の道端に供花と菓子
  57.春の昼御座船水脈を煌めかせ
  61.陽だまりに啓蟄たちが大欠伸
  63.雛売り場見極めてゐる好好爺
  64.火は風に押され野焼きの果てて灰
  66.ピンコロの寺の賑はひ山笑ふ
  67.赴任してまず一献と木の芽和
  68.降りしきる火の粉いとほしお松明
  70.古草や無住寺人の影二三
  73.豆皿に木の芽天ぷら談弾み
  75.水温む灌漑用の小川かな
  78.無造作に水仙売らる古バケツ
  81.物の芽や若きの門出それぞれに
  82.焼印を大に城下の蓬餅
  84.妖精の突如出現寒あやめ
  85.路地裏にチャルメラ響く余寒かな

評点につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。

選者(敬称略)
泥 舟 そよかぜ 雪 子 麦 秋 山椒の実 Tiger6 俊 雪 苦 瓜 利 明 夢追人 secchan 翔 行 panapana しょうく さんせん 昇 峰 方 舟
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1
11ページ
17
方舟さん
2018.2.28 9:41
09・音立つる如く芽吹きの欅かな
10・偕老の杖を休めて梅見茶屋
26・湖西線車窓の琵琶湖風光る
34・春泥に殘る重機の深轍
45・天神の絵馬の撓わに二月尽
48・東京の村の一つの蕗の薹
74・満濃の水を引き入れ種をまく
76.三またの粗皮浸す春の水
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16
昇峰さん
2018.2.28 8:52
10.偕老の杖を休めて梅見茶屋
25.結願の芽木明りなす札所かな
41.太閤の城を仰ぎて梅見酒
42.種を播く背に白馬のジャンプ台
60.引く波の砂に滲みこむ春の潮
69.古井戸に水なみなみと西行忌
76.三椏の粗皮浸す春の水
79.目あてなき旅もよろしや春の風
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15
さんせんさん
2018.2.28 0:13
さんせん選

 09.音立つる如く芽吹きの欅かな
 13.かまくらにピザの宅配届きけり
 34.春泥に残る重機の深轍
 43.旅立つ子見送るホーム春寒し
 45.天神の絵馬の撓わに二月尽
 60.引く波の砂に滲みこむ春の潮
 62.一缶の灯油買ひ足す春の雪
 79.目あてなき旅もよろしや春の風
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14
しょうくさん
2018.2.27 21:37
しょうく選
  03.一塊の雲の中より揚雲雀
  05.一片の雲なき空や鳥帰る
  29.酒蔵の匂ふ小江戸や余寒あり
  44.蹲いに映る青空水温む
  51.投げ入るる小石の波紋春の水
  60.引く波の砂に滲みこむ春の潮
  77.未来へと駆ける炎や山焼ける
  79.目あてなき旅もよろしや春の風 
 
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13
panapanaさん
2018.2.27 21:02
特選 16. 川沿ひの古き教会名残雪

秀句 15.30.41.53.77.
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12
翔行さん
2018.2.27 18:16
特選
10 偕老の杖を休めて梅見茶屋
入選
16 川沿ひの古き教会名残雪
26 湖西線車窓の琵琶湖風光る
32 春耕や一鍬ごとに生きる土
44 太閤の城を仰ぎて梅見酒
62 一缶の灯油買ひ足す春の雪
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11
secchanさん
2018.2.27 18:07
特選
32
秀句
05、45、65、76、83
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10
夢追人さん
2018.2.27 15:33
特選:06.鶯や谷中芋坂跨線橋
秀句:26.湖西線車窓の琵琶湖風光る
   38.白魚や酢に浸されば酢の色に
   41.太閤の城を仰ぎて梅見酒 
   54.春一番手櫛の髪のままならず
   71.方丈の沓脱石や凍返る
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9
利明さん
2018.2.27 15:25
特選
42 種を播く背に白馬のジャンプ台
秀句
02 荒法師兜太を悼む春嵐
06 鶯や谷中芋坂跨線橋
29 酒蔵の匂ふ小江戸や余寒あり
65 病室の棚にふたつのこけし雛
80 ものの芽や天空の城ただ静
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8
苦瓜さん
2018.2.27 10:32
特選。24
秀句。1932・34・52・65
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7
俊雪さん
2018.2.27 9:50
特選
02.荒法師兜太を悼む春嵐
秀句
29.酒蔵の匂ふ小江戸や余寒あり
51.投げ入るる小石の波紋春の水
52.念じつつ活断層の麦を踏む
54.春一番手櫛の髪のままならず
58.春の雪富士の高嶺の和歌をふと
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6
Tiger 6さん
2018.2.27 9:46
特選
32.春耕や一鍬ごとに生きる土

入選
12.兜太忌や奇骨貫き山動く
29.酒蔵の匂ふ小江戸や余寒あり
42.種を播く背に白馬のジャンプ台
52.念じつつ活断層の麦を踏む
80.ものの芽や天空の城ただ静
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5
山椒の実さん
2018.2.26 19:04
特選
65.病室の棚にふたつのこけし雛

入選
08.薄紅の色を重ねて梅匂ふ
30.笹舟の軽やか走る春の水
37.声明の堂震はせて冴返る
43.旅立つ子見送るホーム春寒し
60.引く波の砂に滲みこむ春の潮
0人がいいねと言っています
4
麦秋さん
2018.2.26 16:59
特選
72.牧場のサイロ屹立風光る
秀句
06.鶯や谷中芋坂跨線橋
26.湖西線車窓の琵琶湖風光る
29.酒蔵の匂ふ小江戸や余寒あり
59.春めくや光眩しき連絡船
76.三椏の粗皮浸す春の水
0人がいいねと言っています
3
雪子さん
2018.2.26 16:47
特選
02 荒法師兜太を悼む春嵐

入選
10 偕老の杖を休めて梅見茶屋
30 笹舟の軽やか走る春の水
32 春耕や一鍬ごとに生きる土
52 念じつつ活断層の麦を踏む
80 ものの芽や天空の城ただ静
0人がいいねと言っています
2
そよかぜさん
2018.2.26 15:57
特選
34.春泥に残る重機の深轍
秀句
10.偕老の杖を休めて梅見茶屋
25.結願の芽木明りなす札所かな
41.太閤の城を仰ぎて梅見酒
42.種を播く背に白馬のジャンプ台
45.天神の絵馬の撓わに二月尽
0人がいいねと言っています
1
泥舟さん
2018.2.26 14:24
特選
02 荒法師兜太を悼む春嵐
入選
06 鶯や谷中芋坂跨線橋
10 偕老の杖を休めて梅見茶屋
34 春泥に残る重機の深轍
41 太閤の城を仰ぎて梅見酒
71 方丈の沓脱石や凍返る
0人がいいねと言っています
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