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サークル句会

240.04月サークル句会②(04/11~04/25)

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2018.4.22
平成30年4月後半のサークル初句会の選句結果です。今回の一席も、さんせんさんの句で「春深し」句の7点句、二席は、翔行さんの「初鰹」句の6点句、三席は、昇峰の「風光る」句の5点句でした。北山杉の「枝打ち」は、同じ太さのまっ直ぐな木に育てるため、4~7月の成長期を除いて行われる作業ですので、冬の季語になっています。「春深し」が如何でしょうか。来回もまたよろしくお願い申し上げます。

一席 7点句(◎◎◎○○○○)
  14.北山の枝打つ音や春深し            さんせん
二席 6点句(◎◎◎○○○)
  40.宙を翔ぶ一本釣りの初鰹            翔 行
三席 5点句(◎◎◎○○)
  69.歩のやうに並ぶ舟屋や風光る          昇 峰
5点句(◎◎○○○)
  17.草千里牛放たれて初夏の風           panapana
   (◎○○○○)
  70.干し上がる目刺に淡き海の色          利 明
  87.自転車で渡る海峡初夏の風           secchan
4点句(◎◎◎○)
  91.ノシャップの卯波の彼方利尻富士        secchan
   (◎◎○○)
  18.群青の屋根にシーサー夏初め          麦 秋
   (◎○○○)
  11.風光る渚に乾く貝の殻             昇 峰
3点句(◎◎◎)
  04.石段に千古のまるみ風光る           昇 峰
  24.四方より柄杓押し合ふ花御堂          苦 瓜
   (◎◎○)
  48.名を呼ばれ返事大きく入学児          山椒の実
   (◎○○)
  23.咲き満ちる牡丹の風を回廊に          panapana
  34.芯立つる松千本の離宮道            山椒の実
  47.鳥あそぶ五百羅漢や春惜しむ          翔 行
  63.ひつそりと市井に生きて傘雨の忌        泥 舟
  68.牡丹や女系家族の三代目            そよかぜ
2点句(◎◎)
  21.囀や里子七人育めり              夢追人
  85.楼蘭の美女にも触れし黄砂くる         翔 行
   (◎○)
  09.懸りふじ色淡くして雑木山           山椒の実
  16.銀輪の列颯爽と若葉風             TOTORO
  65.風鈴の音色いろいろ風の道           泥 舟
  80.夕映えの社落花を惜しみをり          雪 子
   (○○)
  51.寝込みたる妻に好みの蓬餅           麦 秋
  54.野良猫も招き入れたり花筵           方 舟
  59.浜に出て手の届きそう春の月          苦 瓜
  67.藤房の香り仄かに旧居跡            さんせん
  71.ほつたらかしにさるる幸せ大朝寝        昇 峰
  75.豆飯やどこへ行っても最高齢          そよかぜ
  84.龍馬像未来を見つめ風薫る           panapana
  88.制服の白さ眩しき更衣             secchan
1点句(◎)
  15.切り株の雑木ひこばえ未来見る         しょうく
  22.咲きおくれ少し鬱気味八重桜          しょうく
  35.ストレスという胃の疼き亀鳴けり        方 舟
  36.千超ゆる大河を跨ぐ鯉幟            俊 雪
  45.踏青やマッターホルンの影追ひて        利 明
  66.蕗の葉や謂れ知らざる供養塔          TOTORO
   (○)
  02.朝のさち芍薬に逢う回り道           雪 子
  06.淹れたての宇治の茶房の一番茶         山椒の実
  13.岸に寄り名残惜しむや花筏           しょうく
  29.春眠の夢に宇宙を浮遊せり           麦 秋
  32.新入りの少年野球青き踏む           麦 秋
  33.神体の山裾浸す雪解川             方 舟
  37.千の風せせらぎ跨ぐ鯉幟            panapana
  44.踏青の先は御崎の潮煙             翔 行
  62.パンダ舎の列に割り込む初夏の風        さんせん
  78.矢車の高きを競ひ大和棟            利 明
  81.雪柳墓碑に刻みしトランペット         夢追人
  86.若葉風橋名板に吾子の文字           TOTORO
  89.千年を経たる巨木も葉桜に           secchan
無点句
  01.朝寝坊我と私のせめぎ合い
  03.海人の顔したたる潮に風光る
  05.一片の落花を肩に貸す家路
  07.浮くたびに磯笛はしる志摩の海
  08.開帳の円空仏や斑雪山
  10.風光る彩音競演里山に
  12.語らひに弾みをつけるビールかな
  19.激流を潜る戦士や鮎の如
  20.小流れに踊り耀い二輪草
  25.志摩の海鯉のぼるるる渡し船
  26.紫木蓮今ひらかんと風の中
  27.春暁や昼月映る忘れ潮
  28.春光や木地師は鑿をひるがへし
  30.初夏の風窓という窓開け放つ
  31.女子大へ続く街路の花水
  38.魂を遊ばせ淵の花筏
  39.父母の初蝶となり窓の外
  41.追憶や昭和の遊び紫雲英草
  42.杖かるく新樹の杜の大鳥居
  43.手を入るる家庭菜園薄暑かな
  46.道祖神睡りさうなる目借り時
  49.虹色を見せ消えゆきてしゃぼん玉   
  50.糠雨に煙れる峡や戸濃山吹
  52.納税期縁なく老いを寧らかに
  53.のどけしや熊猫木登り飽きもせで
  55.薄暑かな半袖シャツを引きだせり
  56.初夏やサイクル弾むうす緑
  57.花散りて猫も浮かれる上野山
  58.花の雨あつきコーヒー窓際に
  60.春落葉詣でる我の頭に肩に
  61.春風や男の子のための大漁旗
  64.冷奴言葉少なに夕餉かな
  72.又またの女性蔑視や春嵐
  73.末裔の古老の屋敷亀の声
  74.まどろいの我と私の朝寝かな
  76.迷宮へ手招きするや望潮
  77.模擬店の焼きそばに散るさくらかな
  79.山肌を撫でる微風や薄暑かな
  82.指置けばくもる鍵盤風光る
  83.六義園の築山峠風光る
  90.風船に花の種付け夢託す

評点につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。

選者(敬称略)
泥 舟 利 明 翔 行 そよかぜ TOTORO secchan Tiger6 雪 子 苦 瓜 麦 秋 俊 雪 山椒の実 しょうく 夢追人 さんせん panapana 方 舟 昇 峰
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1
11ページ
18
昇峰さん
2018.4.27 21:23
24.四方より柄杓押し合ふ花御堂
36.千超ゆる大河を跨ぐ鯉幟
45.踏青やマッターホルンの影追ひて
63.ひつそりと市井に生きて傘雨の忌
66.蕗の葉や謂れ知らざる供養塔
68.牡丹や女系家族の三代目
87.自転車で渡る海峡初夏の風
91.ノシャップの卯波の彼方利尻富士
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17
方舟さん
2018.4.27 20:54
04・石段に千古のまるみ風光る
14・北山の枝打つ音や春深し
17・草千里牛放たれて初夏の風
21・囀や里子七人育めり
24・四方より柄杓押し合ふ花御堂
40・宙を翔ぶ一本釣りの初鰹
65・風鈴の音色いろいろ風の道
69・歩のやうに並ぶ舟屋や風光る
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16
panapanaさん
2018.4.27 20:51
特選  15.切り株の雑木ひこばえ未来見る

秀句  32. 47. 51. 69. 89.
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15
さんせんさん
2018.4.27 20:29
さんせん選

 04.石段に千古のまるみ風光る
 11.風光る渚に乾く貝の殻
 22.咲きおくれ少し鬱気味八重桜
 24.四方より柄杓押し合ふ花御堂
 34.芯立つる松千本の離宮道
 48.名を呼ばれ返事大きく入学児
 69.歩のやうに並ぶ舟屋や風光る
 85.楼蘭の美女にも触れし黄砂くる
 
 
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14
夢追人さん
2018.4.27 20:09
特選:40.宙を翔ぶ一本釣りの初鰹
秀句:18.群青の屋根にシーサー夏初
   06.淹れたての宇治の茶房の一番茶
   70.干し上がる目刺に淡き海の色
   87.自転車で渡る海峡初夏の風
   91.ノシャップの卯波の彼方利尻富士
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13
しょうくさん
2018.4.27 19:08
しょうく選
   04.石段に千古のまるみ風光る
   09.懸りふじ色淡くして雑木山
   16.銀輪の列颯爽と若葉風
   35.ストレスという胃の疼き亀鳴けり
   47.鳥あそぶ五百羅漢や春惜しむ
   69.歩のやうに並ぶ舟屋や風光る
   80.夕映えの社落花を惜しみをり
   85.楼蘭の美女にも触れし黄砂くる
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12
山椒の実さん
2018.4.27 19:08
特選
70.干し上がる目刺に淡き海の色

入選
11.風光る渚に乾く貝の殻
14.北山の枝打つ音や春深し
59.浜に出て手の届きそう春の月
67.藤房の香り仄かに旧居跡
80.夕映えの社落花を惜しみをり
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11
俊雪さん
2018.4.27 16:53
俊雪の選句
入選21.囀りや里子七人育めり

秀句13.岸に寄り名残惜しむや花筏
  17.草千里牛放たれて初夏の風
  37.千の風せせらぎ跨ぐ鯉幟
  47.鳥あそぶ五百羅漢や春惜しむ
  71.ほったらかしにさるる幸せ大朝寝
    
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10
麦秋さん
2018.4.27 15:54
特選
23.咲き満ちる牡丹の風を回廊に
秀句
11.風光る渚に乾く貝の殻
17.草千里牛放たれて初夏の風
44.踏青の先は御崎の潮煙
54.野良猫も招き入れたり花筵
78.矢車の高きを競ひ大和棟
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9
苦瓜さん
2018.4.27 11:22
特選。48
秀句。14・40・51・70・81
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8
雪子さん
2018.4.26 21:44
特選
14 北山の枝打つ音や春深し

入選
09 懸りふじ色淡くして雑木山
34 芯立つる松千本の離宮道
59 浜に出て手の届きそう春の月
71 ほつたらかしにさるる幸せ大朝寝
87 自転車で渡る海峡初夏の風
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7
Tiger 6さん
2018.4.26 20:19
特選
40.宙を翔ぶ一本釣りの初鰹

入選
23.咲き満ちる牡丹の風を回廊に
29.春眠の夢に宇宙を浮遊せり
33.神体の山裾浸す雪解川
62.パンダ舎の列に割り込む初夏の風
84.龍馬像未来を見つめ風薫る
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6
secchanさん
2018.4.26 19:55
特選
17
秀句
14、40、63、70、84
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5
TOTOROさん
2018.4.26 18:38
特選 14.北山の枝打つ音や春深し

入選
23.咲き満ちる牡丹の風を回廊に
54.野良猫も招き入れたり花筵
68.牡丹や女系家族の三代目
75.豆飯やどこへ行っても最高齢
87.自転車で渡る海峡初夏の風
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4
そよかぜさん
2018.4.26 16:22
特選
18 群青の屋根にシーサー夏初め
秀句
11.風光る渚に乾く貝の殻
34.芯立つる松千本の離宮道
40.宙を翔ぶ一本釣りの初鰹7
70.干し上がる目刺に淡き海の色
88 制服の白さ眩しき更衣
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3
翔行さん
2018.4.26 16:20
特選
91 ノシヤップの卯波の彼方利尻富士

入選
02 朝のさち芍薬に逢う回り道
48 名を呼ばれ返事大きく入学児
65 藤房の香り仄かに旧居跡
68 牡丹や女系家族の三代目
86 若葉風橋名板に吾子の文字
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2
利明さん
2018.4.26 13:49
特選
18 群青の屋根にシーサー夏初め
入選
14 北山の枝打つ音や春深し
63 ひつそりと市井に生きて傘雨の忌
65 風鈴の音色いろいろ風の道
69 歩のやうに並ぶ舟屋や風光る
75 豆飯やどこへ行つても最高齢
0人がいいねと言っています
1
泥舟さん
2018.4.26 9:03
特選
91 ノシャップの卯波の彼方利尻富士
入選
16 銀輪の列颯爽と若葉風
17 草千里牛放たれて初夏の風
18 群青の屋根にシーサー夏初め
87 自転車で渡る海峡初夏の風
88 制服の白さ眩しき更衣
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