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サークル句会

243.06月サークル句会①(05/26~06/10)

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2018.6.8
6月前半のサークル句会の選句結果です。今回の一席は、方舟さんの「新茶」句の7点句、二席は、さんせんさんの「梅雨晴間」句の6点句、三席は、昇峰の「麦笛」句と「梅雨入」句の5点句でした。一席は、私も経験したばかりの看取りの句で、たった17音でここまで言えることに感動しました。二席は季語の斡旋がさすがですね。佳句を読ませていただくとつくづく日本人で良かったと思います。来回もまたよろしくお願い申し上げます。

一席 7点句(◎◎◎◎◎○○)
  85.病む妻の吸呑みに汲む新茶かな         方 舟
二席 6点句(◎◎◎○○○)
  41.卒塔婆の傾き直す梅雨晴間           さんせん
三席 5点句(◎◎○○○)
  81.麦笛や昔は何処も富士見えて          昇 峰
  70.ひのもとは水と木の国梅雨に入る        昇 峰
5点句(◎○○○○)
  26.薫風や城の文庫に俳句塾            利 明
4点句(◎◎○○)
  63.葉隠れにそっと色づく実梅かな         しょうく
   (◎○○○)
  38.水郷の木船に触るる花菖蒲           さんせん
  80.水底に怪獣の影あめんぼう           利 明
   (○○○○)
  23.草笛や牛も振り向く草千里           panapana
3点句(◎◎○)
  34.滴りに苔むす岩となりにけり          山椒の実
  43.太閤の城は金色麦の秋             翔 行
  49.梅雨入りや木立にけぶる光堂          secchan
  55.梅雨晴間亀は水面に首を出し          山椒の実
   (◎○○)
  13.栄転と言はれし左遷豆ご飯           麦 秋 
  18.開拓の潟湖に続く麦の秋            さんせん
  64.芭蕉堂囲み合唱雨蛙              panapana
  69.悲惨なるニュースの多し梅雨最中        そよかぜ
  78.満々の田水に映ゆる五月富士          さんせん
   (○○○)
  15.老の坂越えて丹波や栗の花           苦 瓜
  89.緑蔭のベンチに並ぶ膝小僧           泥 舟
2点句(◎◎)
  25.黒潮の島の奥まで夏に入る           利 明
  67.花菖蒲典雅な名札付けられし          雪 子
   (◎○)
  01.蒼ざむる実朝の海額の花            昇 峰
  17.介護せし母に見せばや桐の花          麦 秋
  30.古民家の井戸ある庭の桐の花          panapana
  48.杖にともならむ男の日傘かな          方 舟
  57.梅雨晴や苔の生えたる力石           TOTORO
   (○○)
  22.草刈や終ひの見えぬ一町歩           利 明
  32.里山の緑の香乗せ若葉風            しょうく
  35.清水汲む眼下一望京の街            翔 行
1点句(◎)
  02.飽きもせでオセロゲームや梅雨ごもり      泥 舟
  04.紫陽花の繁みに弾む蹴鞠かな          苦 瓜
  06.紫陽花の道行く傘の二つかな          そよかぜ 
  11.雨蛙ぴょんと葉っぱにかくれんぼ        Tiger 6
  29.河骨のひともと上げて雨もよひ         TOTORO
  42.空逝きし学徒悼むや夏の雲           翔 行
  59.七色の傘に囲まる四葩かな           麦 秋          
   (○)
  03.朝は白夕はむらさき七変化           山椒の実
  10.雨蛙バケツ真ん中武者気取り          Tiger 6
  20.茅葺きの里に卯の花腐しかな          secchan
  21.カラフルな雨具華やか梅雨の街         夢追人
  44.立葵厚き雲なか咲き登る            そよかぜ
  47.父の日や落合ふ場所は銀の鈴          夢追人
  50.梅雨入りや弾痕あまた海軍壕          翔 行
  58.吊り橋を渡る日傘を畳みけり          方 舟
  60.入梅やスカイツリーも見え隠れ         Tiger 6
  82.もう履かぬアイゼン磨く雪解富士        麦 秋
  83.門柱に置物の如雨蛙              secchan
  86.淀みなく朝の勤行蝉の穴            方 舟
無点句
  05.紫陽花の葩に七色のささめ雨
  07.紫陽花や向こう横丁のタバコ屋へ
  08.雨上がり山並遠く二重虹
  09.雨音のリズム正しき梅雨に入る
  12.古の太き流木梅雨茸
  14.越中の息子はみ出て大昼寝
  16.尾瀬沼に貴婦人集う水芭蕉
  19.傘立に傘溢るるや走り梅雨
  24.組ごとに異なる色や夏帽子
  27.薫風やひとあしおくれ馬篭宿 
  28.濃紫陽花乱れし奥の闇深し
  31.さくらんぼキューピーに臍なかりけり
  33.さりげなく沢に添いつつ水芭蕉
  36.焼酎を注ぎ青梅瓶に透く
  37.初夏の日や真夏に負けず刺々し
  39.睡蓮や勾玉池の陽のまだら
  40.砂動く伏流水の泉かな
  45.探検は蛇の気配の森の中
  46.男性の座して待ちをり菖蒲園
  51.梅雨が来た大きな日傘涼くれる
  52.梅雨来るや不調いよいよ力増す
  53.梅雨寒や万引きの場に居合わせて
  54.梅雨に入る路線バス往く客ひとり
  56.梅雨晴れ間水玉飾り煙の木
  61.廃屋に実梅落ち朽ち雨しとど
  62.蠅叩必要ない日々ありがたし
  65.花榊鬱蒼として遥拝所
  66.花菖蒲育てし茶道教師宅
  68.控えめな装い好みや花菖蒲
  71.深き森上る足下泉湧く
  72.吹き振りの雨に綾なす泉かな
  73.蛇捕え息の根止める田亀かな
  74.蛍飛ぶランプの宿の川湯かな
  75.まだ飛べぬ子燕の居て忙し親
  76.真直ぐに糸引くごとし実梅落つ
  77.松の芯ただひたすらに天目指す
  79.水音に恋して緩び岩たばこ
  84.山裾の一隅万の花菖蒲
  87.緑蔭におづおづ入る車椅子
  88.緑蔭のバス停人の溢れをり

評点につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。

選者(敬称略)
泥 舟 利 明 麦 秋 雪 子 翔 行 TOTORO Tiger6 山椒の実 ゆかし そよかぜ 
夢追人 panapana 苦 瓜 secchan 昇 峰 しょうく 方 舟 さんせん
書き込み
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1
11ページ
18
さんせんさん
2018.6.13 21:22
さんせん選

 06.紫陽花の道行く傘の二つかな
 17.介護せし母に見せばや桐の花
 29.河骨のひともと上げて雨もよひ
 42.空逝きし学徒悼むや夏の雲
 48.杖にともならむ男の日傘かな
 55.梅雨晴間亀は水面に首を出し
 63.葉隠れにそっと色ずく実梅かな
 70.ひのもとは水と木の国梅雨に入る
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17
方舟さん
2018.6.13 15:31
18・開拓の潟湖に続く麦の秋
25・黒潮の島の奥まで夏に入る
41・卒塔婆の傾き直す梅雨晴間
49・梅雨入りや木立にけぶる光堂
57・梅雨晴や苔の生えたる力石
63・葉隠れにそつと色づく実梅かな
67・花菖蒲典雅な名札付けられし
81・麦笛や昔は何処も富士見えて
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16
しょうくさん
2018.6.13 13:44
しょうく選
  01.蒼ざむる実朝の海額の花
  11.雨蛙ぴょんと葉っぱにかくれんぼ
  41.卒塔婆の傾き直す梅雨晴間
  55.梅雨晴間亀は水面に首を出し
  64.芭蕉堂囲み合唱雨蛙
  69.悲惨なるニュースの多し梅雨最中
  80.水底に怪獣の影あめんぼう
  85.病む妻の吸呑みに汲む新茶かな
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15
昇峰さん
2018.6.13 12:41
25.黒潮の島の奥まで夏に入る
30.古民家の井戸ある庭の桐の花
34.滴りに苔むす岩となりにけり
38.水郷の木船に触るる花菖蒲
41.卒塔婆の傾き直す梅雨晴間
43.太閤の城は金色麦の秋
59.七色の傘に囲まる四葩かな 
85.病む妻の吸呑みに汲む新茶かな
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14
secchanさん
2018.6.13 9:05
特選
34
秀句
17、23、38、63、78
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13
苦瓜さん
2018.6.13 5:59
特選。49
秀句。20・35・58・78・83
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12
panapanaさん
2018.6.12 20:56
特選  85.病む妻の吸呑みに汲む新茶かな

秀句  26.薫風や城の文庫に俳句塾
    38.水郷の木船に触るる花菖蒲
    50.梅雨入りや弾痕あまた海軍壕
    70.ひのもとは水と木の国梅雨に入る
    82.もう履かぬアイゼン磨く雪解富士
0人がいいねと言っています
11
夢追人さん
2018.6.12 20:02
特選:13
秀句:23・26・64・69・80
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10
そよかぜさん
2018.6.12 18:58
特選
70.ひのもとは水と木の国梅雨に入る
秀句
13.栄転と言はれし左遷豆ご飯
18.開拓の潟湖に続く麦の秋
22. 草刈や終ひの見えぬ一町歩
80.水底に怪獣の影あめんぼう
89.緑蔭のベンチに並ぶ膝小僧
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9
昇峰さん
2018.6.12 18:48
ゆかし選

02.飽きもせでオセロゲームや梅雨ごもり
10.雨蛙バケツ真ん中武者気取り
21.カラフルな雨具華やか梅雨の街
32.里山の緑の香乗せ若葉風
44.立葵厚き雲なか咲き登る
69.悲惨なるニュースの多し梅雨最中
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8
山椒の実さん
2018.6.11 22:27
特選
67.花菖蒲典雅な名札付けられし 

入選
13.栄転と言はれし左遷豆ご飯 
15.老の坂越えて丹波や栗の花
26.薫風や城の文庫に俳句塾
30.古民家の井戸ある庭の桐の花
70.ひのもとは水と木の国梅雨に入る
0人がいいねと言っています
7
Tiger 6さん
2018.6.11 21:06
特選
78.満々の田水に映ゆる五月富士
入選
23.草笛や牛も振り向く草千里
26.薫風や城の文庫に俳句塾
55.梅雨晴間亀は水面に首を出し
64.芭蕉堂囲み合唱雨蛙
80.水底に怪獣の影あめんぼう
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6
TOTOROさん
2018.6.11 17:53
特選 85.病む妻の吸呑みに汲む新茶かな
入選
34.滴りに苔むす岩となりにけり
38.水郷の木船に触るる花菖蒲
47.父の日や落合ふ場所は銀の鈴
64.芭蕉堂囲み合唱雨蛙
81.麦笛や昔は何処も富士見えて
0人がいいねと言っています
5
翔行さん
2018.6.11 16:25
特選
85 病む妻の吸呑みに汲む新茶かな
入選
15 老の坂越えて丹波や栗の花
32 里山の緑の香乗せ若葉風
72 ひのもとは水と木の国梅雨に入る
81 麦笛や昔は何処も富士見えて
89 緑陰のベンチに並ぶ膝小僧
0人がいいねと言っています
4
雪子さん
2018.6.11 15:55
特選
43. 太閤の城は金色麦の秋

入選
22. 草刈や終ひの見えぬ一町歩
41. 卒塔婆の傾き直す梅雨晴間
48. 杖にともならむ男の日傘かな
60. 入梅やスカイツリーも見え隠れ
85. 病む妻の吸呑みに汲む新茶かな
0人がいいねと言っています
3
麦秋さん
2018.6.11 15:42
特選
04.紫陽花の繁みに弾む蹴鞠かな
秀句
15.老の坂越えて丹波や栗の花
23.草笛や牛も振り向く草千里
49.梅雨入りや木立にけぶる光堂
57.梅雨晴や苔の生えたる力石
89.緑蔭のベンチに並ぶ膝小僧
0人がいいねと言っています
2
利明さん
2018.6.11 10:44
特選
81 麦笛や昔は何処も富士見えて
入選
01 蒼ざむる実朝の海額の花
18 開拓の潟湖に続く麦の秋
41 卒塔婆の傾き直す梅雨晴間
85 病む妻の吸呑みに汲む新茶かな
86 淀みなく朝の勤行蝉の穴
0人がいいねと言っています
1
泥舟さん
2018.6.11 9:30
特選
26 薫風や城の文庫に俳句塾
入選
03 朝は白夕はむらさき七変化
35 清水汲む眼下一望京の街
41 卒塔婆の傾き直す梅雨晴間
43 太閤の城は金色麦の秋
81 麦笛や昔は何処も富士見えて
0人がいいねと言っています
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