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サークル句会

179.10月サークル句会①(09/26~10/12)

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2015.10.6
10月前半のサークル句会を無事終了しました。出席者は20名、出句100句でした。最高点句は、しょうくさんの「新藁」句、次点は麦秋さんの「秋桜」句です。しょうくさんは同時出句の「神の留守」「稲架」句も高評価でした。さんせんさんの出句4句も上位を占めました。

最高点句10点句(◎◎〇〇〇〇〇〇〇〇)
  47.新藁の香る円座に神集ふ        しょうく
次点6点句(◎〇〇〇〇〇)
  18.幼な児に貰ふ勲章秋桜         麦 秋
5点句(◎◎〇〇〇)
  39.三山のことに香久山粧へり       山椒の実
   (◎〇〇〇〇)
  69.野仏の頬を撫でゆく刈田風       さんせん
   (〇〇〇〇〇)
  09.荒塩の鰭を焦がして子持鮎       さんせん
4点句(◎〇〇〇)
  33.コスモスの触るるが楽し車椅子     さんせん
  84.乱れ萩小舟がくぐる太鼓橋       そよかぜ
  100.老漁夫の仕方話や鮭を焼く       利 明
   (〇〇〇〇)
  11.入り船の水脈を溶かして秋夕焼     さんせん
  77.包丁を研師に頼む冬支度        泥 舟
3点句(◎◎〇)
  01.秋澄むや沓脱石に塗の下駄       風 花
   (◎〇〇)
  23.神の留守秘仏の足に触れ申す      しょうく
  53.空青く棚田に幾重稲架襖        しょうく
   (〇〇〇)
  03.秋の風少し出っ歯の鬼瓦        TOTORO
  15.雲海の上の山小屋秋夕焼        苦 瓜
  59.土壁の画鋲の痕や秋深し        昇 峰
  87.みちのくのこけし工房秋惜しむ     方 舟
  94.山中湖初冠雪の富士沈め        secchan
2点句(◎◎)   
  63.灯台へ続く階段天高し         panapana
   (◎〇)
  66.とんぼうの続いて通る仁王門      TOTORO
   (〇〇)
  27.急逝の友の作りし今年米        secchan
  50.勢揃い異国の人も秋祭         panapana
  55.高きより鳥の声落つ秋の晴       mira
  61.露霜や佐呂間に残る鎖塚        麦 秋
  78.巻尺は離せば戻る秋の暮        昇 峰
1点句(◎)
  26.菊の日や横綱人形土俵入り       麦 秋
  65.鳥渡る瑠璃を深めて五色沼       しんい
  85.道の駅町の駅あり雁来月        TOTORO
  88.向き合ふて案山子と食べるおやつかな  ワシモ
   (〇)
  04.秋祭乙女荒らぶる神輿渡御       麦 秋
  08.天地の賜ふ豊穣秋祭          方 舟
  14.海越へて連山浮かぶ秋夕焼       苦 瓜
  16.蝦夷地へと甲板に月祀りけり      風 花
  19.惜しみつつカーテン閉める窓の月    夢追人
  20.お土産にポッケにひとつからすうり   ワシモ
  22.紙コップに酌む樽酒や秋祭       方 舟
  24.刈田はや鷺と烏の運動場        secchan
  25.川沿ひに並ぶ屋台や秋の暮       泥 舟
  29.組体操震えて掴む秋の空        しょうく
  30.暮れ泥む空の片すみ鱗雲        しんい
  36.こぼれ萩薄茶一服社寺めぐる      そよかぜ
  37.さざ波の毛馬の閘門小春かな      苦 瓜
  41.寂光に縋りつきたる穴惑        昇 峰
  42.秋声やルーペにあふれ花の蕊      風 花
  45.秋明菊穢れを知らず凛と咲く      mira
  56.旅先のふと香り来る金木犀       俊 雪
  57.丹波路や家それぞれの柿実る      secchan
  58.追憶や独り観ている望の月       そよかぜ
  70.引き寄せて蔦にからまる烏瓜      山椒の実
  74.古時計音を背中に夜なべかな      panapana
  76.豊穣の田に群れ遊ぶ蝗かな       俊 雪
  80.満月やオーボエの音に身をゆだね    mira
  91.藪枯らし蹴散らされてもへこたれず   TOTORO
  92.山影を置く沼のあを秋深し       しんい
  93.山越えの風にさ迷ふ花すすき      さんせん
  98.夕紅葉真っ赤に染まる二人連れ     Tiger77
無点句
  02.秋高しキューポラの街もとほれば
  05.秋夕焼馬車に揺られて奥の院
  06.朝ぼらけ夜露を踏んで山路行く
  07.兄ひとりをるにはをるが茸飯
  10.焼ぶされてお役御免の案山子かな
  12.入れ換へる衣裳箪笥や冬支度
  13.色変へぬ松の広がる三保の浜
  17.大空の雲のざわめき鵙の群
  21.掛け替えの小さな橋の金木犀
  28.金木犀風を集めてオアシスに
  31.工房の絵付け体験山は秋
  32.紅葉の天麩羅食す滝の道
  34.秋桜や地蔵の裾の一円貨
  35.小鳥來て稲刈り後の落穂突く
  38.里の子に弾けてをりぬ石榴かな
  40.子規のこと学ぶ子規庵子規忌かな
  43.秋爽や半時ほどの五能線
  44.秋天に白き十字架(クルス)の突き刺さる
  46.ジョギングや朝露踏んで大地蹴る
  48.スーパームーン見る偕老の手をつなぎ
  49.数珠玉のお手玉懐かし友の顔
  51.相聞歌車両に染めて秋うらら
  52.そばの花尽きたるところ牛舎かも
  54.空紺青白樺峠鷹渡る
  60.土笛を吹けば色鳥囀りぬ
  62.天高し健診間近酒控え
  64.どの家もスーパームーン見ていたり
  67.西は霧東は晴れて尾根伝い
  68.農園に猪の捕獲の籠錆びて
  71.日の濃さに実の照り合へる七竈
  72.二人居の茹でたる栗をもてあます
  73.ふと気付く闇の深さや秋の暮
  75.へちま見ぬ懐かしきかなとりあいや
  79.まほろばの段々畑秋の声
  81.蜜柑捥ぐ紀淡海峡船頻り
  82.湖の古き桟橋秋の風
  83.乱れ萩かって亡夫と訪いし町
  86.みちのくの案山子街道コンテスト
  89.珍しき案山子立つ田に人の群れ
  90.持ち駒のすっからかんや天の川
  95.山の辺の棚田の稲の黄金色
  96.山晴れて沈水橋を下る鮎
  97.山晴や漆紅葉の色づきぬ
  99.理髪屋の客の来ぬ間の木槿かな

転写につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。

選者(敬称略)

麦 秋 泥 舟 苦 瓜 そよかぜ TOTORO 方 舟 Tiger77 secchan ワシモ しんい mira 利 明 風 花 山椒の実 さんせん しょうく 俊 雪 夢追人 panapana 昇 峰 
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1
11ページ
20
昇峰さん
2015.10.16 9:00
特選
39.三山のことに香久山粧へり
秀作
18.幼な児に貰ふ勲章秋桜
25.川沿ひに並ぶ屋台や秋の暮
55.高きより鳥の声落つ秋の晴
61.露霜や佐呂間に残る鎖塚
87.みちのくのこけし工房秋惜しむ
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19
panapanaさん
2015.10.15 20:35
特選26.菊の日や横綱人形土俵入り

秀句18.幼な児に貰ふ勲章秋桜
  27.急逝の友の作りし今年米
  69.野仏の頬を撫でゆく刈田風
  84.乱れ萩小舟がくぐる太鼓橋
  94.山中湖初冠雪の富士沈め
0人がいいねと言っています
18
夢追人さん
2015.10.15 18:40
特選:33
秀句:11・36・57・70・98
0人がいいねと言っています
17
俊雪さん
2015.10.15 13:25
特選65.鳥渡る瑠璃を深めて五色沼

秀句14.海越へて連山浮かぶ秋夕焼
  15.雲海の上の山小屋秋夕焼
  19.惜しみつつカーテン閉める窓の月
  47.新藁の香る円座に神集ふ
  69.野仏の頬を撫でゆく刈田風
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16
しょうくさん
2015.10.15 5:05
しょうく選

 特選  88.向き合ふて案山子と食べるおやつかな
 秀句  03.秋の風少し出っ歯の鬼瓦
     22.紙コップに酌む樽酒や秋祭
     33.コスモスの触るるが楽し車椅子
     42.秋声やルーペにあふれ花の蕊
     59.土壁の画鋲の痕や秋深し
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15
さんせんさん
2015.10.15 0:33
特選
66.とんぼうの続いて通る仁王門
秀句
18.幼な児に貰ふ勲章秋桜
45.秋明菊穢れを知らず凛と咲く
56.旅先のふと香り来る金木犀
74.古時計音を背中に夜なべかな
91.籔枯らし蹴散らされてもへこたれず
0人がいいねと言っています
14
山椒の実さん
2015.10.14 19:01
特選
84.乱れ萩小舟がくぐる太鼓橋

秀句
09.荒塩の鰭を焦がして子持鮎
20.お土産にポッケにひとつからすうり
23.神の留守秘仏の足に触れ申す
69.野仏の頬を撫でゆく刈田風
87.みちのくのこけし工房秋惜しむ
0人がいいねと言っています
13
風花さん
2015.10.14 16:47
特選
47.新藁の香る円座に神集ふ
秀句
04.秋祭乙女荒らぶる神輿渡御
11.入り船の水脈を溶かして秋夕焼
15.雲海の上の山小屋秋夕焼
18.幼な児に貰ふ勲章秋桜
78.巻尺は離せば戻る秋の暮
0人がいいねと言っています
12
利明さん
2015.10.14 9:57
特選
23.神の留守秘仏の足に触れ申す
秀句
15.雲海の上の山小屋秋夕焼
24.刈田はや鷺と烏の運動場
61.露霜や佐呂間に残る鎖塚
66.とんぼうの続いて通る仁王門
77.包丁を研師に頼む冬支度
0人がいいねと言っています
11
miraさん
2015.10.14 7:58
特選
100.老漁夫の仕方話や鮭を焼く
秀句
47.新藁の香る円座に神集ふ
53.空青く棚田に幾重稲架襖
59.土壁の画鋲の痕や秋深し
69.野仏の頬を撫でゆく刈田風
94.山中湖初冠雪の富士沈め
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10
削除されました。
9
ワシモさん
2015.10.13 23:10
特選
85.道の駅町の駅あり雁来月

秀句
03.秋の風少し出っ歯の鬼瓦
09.荒塩の鰭を焦がして子持鮎
47.新藁の香る円座に神集ふ
50.勢揃い異国の人も秋祭
77.包丁を研師に頼む冬支度
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8
secchanさん
2015.10.13 20:57
特選 69

秀句 18・33・47・77・84
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7
Tiger 6さん
2015.10.13 20:44
特選)
63.灯台へ続く階段天高し
秀句)
11.入り船の水脈を溶かして秋夕焼
30.暮れ泥む空の片すみ鱗雲
76.豊穣の田に群れ遊ぶ蝗かな
87.みちのくのこけし工房秋惜しむ
93.山越えの風にさ迷ふ花すすき
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6
方舟さん
2015.10.13 19:37
特選
47・新藁の香る円座に神集ふ
秀句
09・荒塩の鰭を焦がして子持鮎
29・組体操震えて摑む秋の空
39.三山のことに香久山粧へり
53・空青く棚田に幾重稲架襖
100・老漁夫の仕方話や鮭を燒く
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5
TOTOROさん
2015.10.13 18:13
特選 18.幼な児に貰ふ勲章秋桜

秀句 39.41.58.92.94.
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4
そよかぜさん
2015.10.13 13:20
そよかぜ選
特選
53.空青く棚田に幾重稲架襖
秀句
09.荒塩の鰭を焦がして子持鮎
16.蝦夷地へと甲板に月祀りけり
23.神の留守秘仏の足に触れ申す
47.新藁の香る円座に神集ふ
100.老漁夫の仕方話や鮭を焼く
0人がいいねと言っています
3
苦瓜さん
2015.10.13 13:18
特選。39
秀句。01・33・59・78・80
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2
泥舟さん
2015.10.13 8:27
特選
01 秋澄むや沓脱石に塗りの下駄
秀句
03 秋の風少し出っ歯の鬼瓦
08 天地の賜ふ豊饒秋祭
47 新藁の香る円座に神集ふ
84 乱れ萩小舟がくぐる太鼓橋
100 老漁夫の仕方話や鮭を焼く
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1
麦秋さん
2015.10.12 21:13
麦秋選
特選
63
秀句
09,27,37,47,50
0人がいいねと言っています
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