255.12月サークル句会①(11/26~12/10)
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トピック作成者:昇峰 さん2018.12.8
12月前半のサークル句会の選句結果です。今回の一席は、panapanaさんの「咳」の7点句、二席は、苦瓜さんの「冬靄」の5点句、三席は、利明さんの「葛湯」の4点句でした。一席は、咳と木魚の音で冬寺の静謐さがよく表されています。二席は、渡し舟が消えるか現れるか二通りの作り方がありますが、消える方が冬には調和するかもしれませんね。来回もまたよろしくお願い申し上げます。
一席 7点句(◎◎○○○○○)
32.咳一つこぼして木魚たたく僧 panapana
二席 5点句(◎◎◎○○)
50.冬靄の中に消えゆく渡し舟 苦 瓜
三席 4点句(◎◎◎◎)
35.長考の間合ひを埋むる葛湯かな 利 明
4点句(◎◎◎○)
52.丸窓の透けてまばゆき冬紅葉 さんせん
3点句(◎◎◎)
34.せせらぎを子守唄とし山眠る 孤 山
40.軒借りる庚申堂や初時雨 利 明
(◎◎○)
08.介護士と唄ふ讃美歌クリスマス panapana
24.しぐるるや竹林煙る登り窯 苦 瓜
(◎○○)
20.均等と言ふ雪吊の見事さよ 麦 秋
23.しぐるるや回送電車は駅を発つ 孤 山
44.柊の花の匂や躙口 苦 瓜
(○○○)
41.初時雨鯖街道の花背越え 苦 瓜
46.百年を生きる手締や年忘れ 方 舟
2点句(◎◎)
03.当てもなく街へ出てゆく師走かな 昇 峰
14.枯草の静かに溜むる日の温み 昇 峰
16.観光船ビラ撒くやうに冬鴎 昇 峰
(◎○)
10.数へ日の雑になりたる農日記 さんせん
17.木の匙を添へし葛湯や峠茶屋 方 舟
(○○)
45.日向ぼこ縁に座睡の大あくび さんせん
1点句(◎)
19.旧友の入院見舞ふ木の葉髪 苦 瓜
27.障子貼り書棚の背文字くつきりと 利 明
31.除夜参り欠石階を昇りしめ 麦 秋
36.通院の靴跡しるき霜の朝 さんせん
47.袋田の岩肌滑る冬の滝 方 舟
49.冬ぬくし胡坐に眠る猫のゐて 山椒の実
(○)
02.上げ潮に海の色増す牡蠣筏 昇 峰
11.数え日や心急かせる宅急便 panapana
13.紙ぼんぼり田舎住まひの除夜灯し 麦 秋
25.島宿の鍋いつぱいの真牡蠣かな さんせん
29.除夜の鐘送る年より迎え歳 Tiger 6
37.手放しのできぬ齢や冬帽子 山椒の実
38.峠越霧氷まばゆき風の道 panapana
39.鳴り響く過去となりゆく除夜の鐘 panapana
53.逝きてなほ話題を浚ふ年忘れ 方 舟
無点句
01.青空にメタセコイアの枯れ極む
04.急ぐありためらうもあり銀杏散る
05.一斉に師走吐き出す改札口
06.面白き踊る霧氷や能舞台
07.面白き霧氷怪物蔵王峰
09.固まれる枯蟷螂や坐禅石
12.仮名多きパソコンメール月冴ゆる
15.枯蓮に何けしかけて鴨の波
18.休校の保護者当番白兎
21.研修会聖樹の大き館に入る
22.讃美歌の漏るる教会クリスマス
26.斜陽射す未練の亡者蓮枯れて
28.除夜送りそれぞれの先幸あれと
30.除夜の鐘心に浸みる魂魂と
33.咳をして階段昇る子の元気
42.初霜を踏むリハビリの一途かな
43.晩節を汚すまじとて蓮枯田
48.冬空に天女の衣緩く舞う
51.街騒にやうやく馴れし十二月
54.雪の夜は心静かに書を開く
55.両替のみな新札に年用意
評点につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。
選者(敬称略)
麦 秋 孤 山 Tiger6 苦 瓜 山椒の実 panapana 利 明 しょうく 方 舟 さんせん 昇 峰
一席 7点句(◎◎○○○○○)
32.咳一つこぼして木魚たたく僧 panapana
二席 5点句(◎◎◎○○)
50.冬靄の中に消えゆく渡し舟 苦 瓜
三席 4点句(◎◎◎◎)
35.長考の間合ひを埋むる葛湯かな 利 明
4点句(◎◎◎○)
52.丸窓の透けてまばゆき冬紅葉 さんせん
3点句(◎◎◎)
34.せせらぎを子守唄とし山眠る 孤 山
40.軒借りる庚申堂や初時雨 利 明
(◎◎○)
08.介護士と唄ふ讃美歌クリスマス panapana
24.しぐるるや竹林煙る登り窯 苦 瓜
(◎○○)
20.均等と言ふ雪吊の見事さよ 麦 秋
23.しぐるるや回送電車は駅を発つ 孤 山
44.柊の花の匂や躙口 苦 瓜
(○○○)
41.初時雨鯖街道の花背越え 苦 瓜
46.百年を生きる手締や年忘れ 方 舟
2点句(◎◎)
03.当てもなく街へ出てゆく師走かな 昇 峰
14.枯草の静かに溜むる日の温み 昇 峰
16.観光船ビラ撒くやうに冬鴎 昇 峰
(◎○)
10.数へ日の雑になりたる農日記 さんせん
17.木の匙を添へし葛湯や峠茶屋 方 舟
(○○)
45.日向ぼこ縁に座睡の大あくび さんせん
1点句(◎)
19.旧友の入院見舞ふ木の葉髪 苦 瓜
27.障子貼り書棚の背文字くつきりと 利 明
31.除夜参り欠石階を昇りしめ 麦 秋
36.通院の靴跡しるき霜の朝 さんせん
47.袋田の岩肌滑る冬の滝 方 舟
49.冬ぬくし胡坐に眠る猫のゐて 山椒の実
(○)
02.上げ潮に海の色増す牡蠣筏 昇 峰
11.数え日や心急かせる宅急便 panapana
13.紙ぼんぼり田舎住まひの除夜灯し 麦 秋
25.島宿の鍋いつぱいの真牡蠣かな さんせん
29.除夜の鐘送る年より迎え歳 Tiger 6
37.手放しのできぬ齢や冬帽子 山椒の実
38.峠越霧氷まばゆき風の道 panapana
39.鳴り響く過去となりゆく除夜の鐘 panapana
53.逝きてなほ話題を浚ふ年忘れ 方 舟
無点句
01.青空にメタセコイアの枯れ極む
04.急ぐありためらうもあり銀杏散る
05.一斉に師走吐き出す改札口
06.面白き踊る霧氷や能舞台
07.面白き霧氷怪物蔵王峰
09.固まれる枯蟷螂や坐禅石
12.仮名多きパソコンメール月冴ゆる
15.枯蓮に何けしかけて鴨の波
18.休校の保護者当番白兎
21.研修会聖樹の大き館に入る
22.讃美歌の漏るる教会クリスマス
26.斜陽射す未練の亡者蓮枯れて
28.除夜送りそれぞれの先幸あれと
30.除夜の鐘心に浸みる魂魂と
33.咳をして階段昇る子の元気
42.初霜を踏むリハビリの一途かな
43.晩節を汚すまじとて蓮枯田
48.冬空に天女の衣緩く舞う
51.街騒にやうやく馴れし十二月
54.雪の夜は心静かに書を開く
55.両替のみな新札に年用意
評点につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。
選者(敬称略)
麦 秋 孤 山 Tiger6 苦 瓜 山椒の実 panapana 利 明 しょうく 方 舟 さんせん 昇 峰
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17.木の匙を添へし葛湯や峠茶屋
24.しぐるるや竹林煙る登り窯
34.せせらぎを子守唄とし山眠る
36.通院の靴跡しるき霜の朝
40.軒借りる庚申堂や初時雨
47.袋田の岩肌滑る冬の滝
50.冬靄の中に消えゆく渡し舟
52.丸窓の透けてまばゆき冬紅葉
24.しぐるるや竹林煙る登り窯
34.せせらぎを子守唄とし山眠る
36.通院の靴跡しるき霜の朝
40.軒借りる庚申堂や初時雨
47.袋田の岩肌滑る冬の滝
50.冬靄の中に消えゆく渡し舟
52.丸窓の透けてまばゆき冬紅葉
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14・枯草の静かに溜むる日の温み
16・観光船ビラ撒くやうに冬鴎
23・しぐるるや回送電車は駅を発つ
32.咳一つこぼして木魚たたく僧
34・せせらぎを子守唄とし山眠る
35・長考の間合ひを埋もる葛湯かな
40・軒借りる庚申堂や初時雨
50・冬靄の中に消え逝く渡し舟
16・観光船ビラ撒くやうに冬鴎
23・しぐるるや回送電車は駅を発つ
32.咳一つこぼして木魚たたく僧
34・せせらぎを子守唄とし山眠る
35・長考の間合ひを埋もる葛湯かな
40・軒借りる庚申堂や初時雨
50・冬靄の中に消え逝く渡し舟
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さんせん選
03.当てもなく街へ出てゆく師走かな
16.観光船ビラ撒くやうに冬鴎
19.旧友の入院見舞ふ木の葉髪
20.均等と言ふ雪吊の見事さよ
31.除夜参り欠石階を昇りしめ
32.咳一つこぼして木魚たたく僧
35.長考の間合ひを埋むる葛湯かな
44.柊の花の匂や躙口
03.当てもなく街へ出てゆく師走かな
16.観光船ビラ撒くやうに冬鴎
19.旧友の入院見舞ふ木の葉髪
20.均等と言ふ雪吊の見事さよ
31.除夜参り欠石階を昇りしめ
32.咳一つこぼして木魚たたく僧
35.長考の間合ひを埋むる葛湯かな
44.柊の花の匂や躙口
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8
しょうく選
03.当てもなく街へ出てゆく師走かな
10.数へ日の雑になりたる農日記
14.枯草の静かに溜むる日の温み
27.障子貼り書棚の背文字くつきりと
34.せせらぎを子守唄とし山眠る
40.軒借りる庚申堂や初時雨
49.冬ぬくし胡坐に眠る猫のゐて
52.丸窓の透けてまばゆき冬紅葉
03.当てもなく街へ出てゆく師走かな
10.数へ日の雑になりたる農日記
14.枯草の静かに溜むる日の温み
27.障子貼り書棚の背文字くつきりと
34.せせらぎを子守唄とし山眠る
40.軒借りる庚申堂や初時雨
49.冬ぬくし胡坐に眠る猫のゐて
52.丸窓の透けてまばゆき冬紅葉
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7
特選
08.介護士と唄ふ讃美歌クリスマス
入選
20.均等と言ふ雪吊の見事さよ
32.咳一つこぼして木魚たたく僧
41.初時雨鯖街道の花背越え
44.柊の花の匂や躙口
45.日向ぼこ縁に座睡の大あくび
08.介護士と唄ふ讃美歌クリスマス
入選
20.均等と言ふ雪吊の見事さよ
32.咳一つこぼして木魚たたく僧
41.初時雨鯖街道の花背越え
44.柊の花の匂や躙口
45.日向ぼこ縁に座睡の大あくび
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5
特選
24.しぐるるや竹林煙る登り窯
入選
11.数え日や心急かせる宅急便
17.木の匙を添へし葛湯や峠茶屋
32.咳一つこぼして木魚たたく僧
44.柊の花の匂や躙口
50.冬靄の中に消えゆく渡し舟
24.しぐるるや竹林煙る登り窯
入選
11.数え日や心急かせる宅急便
17.木の匙を添へし葛湯や峠茶屋
32.咳一つこぼして木魚たたく僧
44.柊の花の匂や躙口
50.冬靄の中に消えゆく渡し舟
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特選
52.丸窓の透けてまばゆき冬紅葉
入選
38.峠越霧氷まばゆき風の道
39.鳴り響く過去となりゆく除夜の鐘
41.初時雨鯖街道の花背越え
45.日向ぼこ縁に座睡の大あくび
50.冬靄の中に消えゆく渡し舟
52.丸窓の透けてまばゆき冬紅葉
入選
38.峠越霧氷まばゆき風の道
39.鳴り響く過去となりゆく除夜の鐘
41.初時雨鯖街道の花背越え
45.日向ぼこ縁に座睡の大あくび
50.冬靄の中に消えゆく渡し舟
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2
特選
35 長考の間合ひを埋むる葛湯かな
入選
02 上げ潮に海の色増す牡蠣筏
08 介護士と唄ふ讃美歌クリスマスあ
10 数へ日や雑になりたる農日記
32 咳一つこぼして木魚たたく僧
46 百年を生きる手締や年忘れ
35 長考の間合ひを埋むる葛湯かな
入選
02 上げ潮に海の色増す牡蠣筏
08 介護士と唄ふ讃美歌クリスマスあ
10 数へ日や雑になりたる農日記
32 咳一つこぼして木魚たたく僧
46 百年を生きる手締や年忘れ
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1
特選
介護士と唄ふ賛美歌クリスマス
秀句
23.しぐるるや回送電車は駅を発つ
32.咳一つこぼして木魚たたく僧
46.百年を生きる手締や年忘れ
37.手放しのできぬ齢や冬帽子
41.初時雨鯖街道の花背越え
介護士と唄ふ賛美歌クリスマス
秀句
23.しぐるるや回送電車は駅を発つ
32.咳一つこぼして木魚たたく僧
46.百年を生きる手締や年忘れ
37.手放しのできぬ齢や冬帽子
41.初時雨鯖街道の花背越え
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