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サークル句会

265.05月サークル句会①(04/26~05/10)

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2019.5.6
五月前半のサークル句会の選句結果です。今回は、「余花」句と「牡丹」句と「鯉幟」句で、低得点ながら三席とも昇峰が頂きました。ありがとうございました。来会もよろしくお願い申し上げます。

一席 6点句(◎◎◎○○○)
  33.山門をぬける潮の香余花の寺          昇 峰
二席 4点句(◎◎◎○)
  93.夕闇の隠し切れざる白牡丹           昇 峰
  101.令和の風ゆたかに孕み鯉のぼり         昇 峰

4点句(◎◎○○)
  82.分校の影を映して田水張る           さんせん
3点句(◎◎○)
  15.絡みつくスイートピーや奈良格子        利 明
  26.こぼすほど光集めて藤の花           昇 峰
  39.伸子張揺るる鴨川夏はじめ           苦 瓜
  83.平成と令和を繋ぐ花時計            panapana
   (◎○○)
  22.薫風に杖を気ままの余生かな          さんせん
   (○○○)
  11.奥美濃へ辿る古刹や風薫る           さんせん
2点句(◎◎)
  50.竹落葉埋み残して大礎石            昭 子
   (◎○)
  03.鮮やかな奉納鳥居新樹光            TOTORO
  05.石庭の砂を彈いて夏の雹            方 舟
  21.黒潮の海の色なり初松魚            利 明
  34.白妙の遠山並や聖五月             孤 山
  63.廃屋の塀をはみ出す柿若葉           さんせん
  74.半襟に母の残り香衣替え            昭 子
  81.二上山の峰指呼の間に牡丹園          利 明
  102.楼門の像を照らして新樹光          
 さんせん
   (○○)
  52.旅先の皿鉢料理や夏はじめ           苦 瓜
  60.夏場所や四股名に多き山と海          昇 峰
  69.はつなつや熊野古道の石畳           苦 瓜
  76.万緑や遙かに仰ぐ八甲田            panapana
1点句(◎)   
  20.急磴の上に絵馬堂若葉風            TOTORO
  24.こころもち人に距離おく端居かな     
  昇 峰
  25.子供の日祝ひて轟き大太鼓           麦 秋
  37.心経を誦しつつ畦を遍路笠           利 明
  42.捨て難し筍の皮瑞々し             利 明
  44.惜春や金繕いの盃ひとつ            昭 子 
  45.禅僧に掃き均らされし蟻地獄          方 舟
  57.遠富士や一湾を大回転のヨットかな       麦 秋
  79.吹き抜ける風に艶增す柿若葉          方 舟
  89.目覚しを叩き叩きて朝寝かな          利 明
  90.元町を支那服闊歩夏めける           翔 行
   (○)
  17.枯山水の砂のこまやか蟻地獄          方 舟
  19.完筆は八十八夜を目途にして          Tiger 6
  28.彩雲を仰ぎて散歩夏帽子            panapana
  32.山門に丹塗りの痕や濃山吹           利 明
  40.新緑の風に声かけ峠越             panapana
  51.旅鞄置きて茶房や夏はじめ           苦 瓜
  53.蒲公英を愛でて小さな保育園          麦 秋
  61.夏祭りサンバ踊りに人の波           翔 行
  62.眠むさうな目覚し時計明易し          孤 山
  80.更けし夜の銭湯帰り月涼し           孤 山
  103.路地の闇祭り太鼓の流れくる          翔 行
  104.若葉風樹下に広げる手弁当           TOTORO
  105.藁葺きの屋根は古びて楠若葉          さんせん
無点句
  01.アカシアの花の匂ふや駅通り
  02.朝ドラの奧茨城に青茂る
  04.朝焼けのラジオ体操今日も来る
  06.一服の茶を頂くや夕薄暑
  07.祈る肩に降り来てやまず桜蕊
  08.映る雲田んぼの水面散歩道
  09.炎昼や人影も無き港町
  10.奥の細道時空を越えて青き踏む
  12.重さうなザックの背ナに新樹光
  13.柏餅ほんに可愛ゆき赤ん坊
  14.鎌倉の武辺もさやか白牡丹
  16.ガレージを被ふ藤の軽さかな
  18.川面にも若葉風なる渡し舟 
  23.軽トラの狭き助手席三尺寝
  27.木漏れ陽のシャワーをあびて悦に入り
  29.囀りに倦むや一とき黙の杜
  30.漣の田はてらてらと青嵐
  31.参拝の祝詞すらすら薄暑光
  35.白帽子向日葵畑に吸い込まれ
  36.皺の手のふと蘇る新茶かな
  38.新元号心に響く花吹雪
  41.新緑の川湯に浸る山男
  43.盛衰の一幕閉じて春往けり       
  46.ソロ飛行天女を見たし夏の雲
  47.大海を知らぬと言えど蝌蚪の夢
  48.体幹をきたえし老師光の矢
  49.滝壺に飛び込む水の煌めけり
  54.茶柱を後生大事に新茶かな
  55.中将姫の身ほとり守の牡丹かな
  56.手に受けよ紫木蓮のその軽さ
  58.共に老い大切な時新茶飲み
  59.トラ虎とら今日も勝ったよ五月晴れ
  64.葉桜の騷ぐ路掃く女高生
  65.葉桜や人送りたり渓の駅  
  66葉桜や夫婦で詣る寺静か
  67.八十八夜城址公園雨の坂
  68.初夏の糺の森を馬駆ける
  70.花椎の四方八方空青し 
  71.花は葉に五劫如来のアフロヘア
  72.春うらら島影遙か連絡船
  73.春惜しむ貰われ行きし仔犬かな
  75.万緑や城址公園モノレ-ル
  77.病床の窓に映りし朧月
  78.風鈴の音色に覚めし朝かな
  84.平成をおくり鎮まり春の雨
  85.保育所の緑溢れる窓辺かな
  86.また昔話しあれこれ新茶酌む
  87.無言の行唯我独尊葱坊主
  88.むらさきの闇よりも濃く鉄線花
  91.八重桜散らし平成去りにけり
  92.趣畑に八十八夜の雨が降る
  94.逝く春や上皇后さまの健康拜
  95.行く春や残る手元の朱印帖 
  96.行く春や瞼に残る萌黄いろ
  97.養蜂は花のジプシー蜂もまた
  98.流心に迷いの渦や花筏
  99.リラ冷や園児見守るジャンパー黄
  100.令和入り祝ふ人文字薄暑光

評点につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。

選者(敬称略)
麦 秋 孤 山 TOTORO Tiger6 panapana 利 明 翔 行 苦 瓜 方 舟 昭 子
しょうく さんせん 昇 峰
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1
11ページ
14
昇峰さん
2019.5.14 22:48
20.急磴の上に絵馬堂若葉風
37.心経を誦しつつ畦を遍路笠
39.伸子張揺るる鴨川夏はじめ
45.禅僧に掃き均らされし蟻地獄
74.半襟に母の残り香衣替え
81.二上山の峰指呼の間に牡丹園
82.分校の影を映して田水張る
102.楼門の像を照らして新樹光
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13
さんせんさん
2019.5.14 12:43
さんせん選

 15.絡みつくスイートピーや奈良格子
 24.ここもち人に距離おく端居かな
 26.こぼすほど光集めて藤の花
 39.伸子張揺るる鴨川夏はじめ
 42.捨て難し筍の皮瑞々し
 44.惜春や金繕いの盃ひとつ
 89.目覚しを叩き叩きて朝寝かな
 93.夕闇の隠し切れざる白牡丹
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12
昭子さん
2019.5.14 10:06
特選
33.山門をぬける潮の香余花の寺
入選
05.石庭の砂を彈いて夏の雹
11.奥美濃へ辿る古刹や風薫る
21.黒潮の海の色なり初松魚
22.薫風に杖を気ままの余生かな
105.藁葺きの屋根は古びて楠若葉
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11
しょうくさん
2019.5.14 5:08
しょうく選
   05.石庭の砂を彈いて夏の雹
   15.絡みつくスイートピーや奈良格子
   26.こぼすほど光集めて藤の花
   34.白妙の遠山並や聖五月
   50.竹落葉埋み残して大礎石
   79.吹き抜ける風に艶增す柿若葉
   90.元町を支那服闊歩夏めける
   101.令和の風ゆたかに孕み鯉のぼり
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10
方舟さん
2019.5.13 20:30
21・黒潮の海の色なり初鰹
33・山門をぬける潮の香余花の寺
50・竹落葉埋み残して大礎石
57・遠富士や一湾を大回転のヨットかな
63・廃屋の塀をはみ出す柿若葉
82・分校の影を映して田水張る
93・夕闇の隱し切れざる白牡丹
101・令和の風ゆたかに孕み鯉のぼり
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9
苦瓜さん
2019.5.13 16:01
特撰。33
秀句。15・60・61・74・82
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8
翔行さん
2019.5.12 22:35
特選
83 平成と令和を繋ぐ花時計

入選
11 奥美濃へ辿る古刹や風薫る
28 彩雲を仰ぎて散歩夏帽子
52 旅先の皿鉢料理や夏はじめ
80 更けし夜の銭湯帰り月涼し
102 楼門の像を照らして新樹光
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7
利明さん
2019.5.12 17:41
特選
22.薫風に杖を気ままの余生かな
入選
33.山門をぬける潮の香余花の寺
34.白妙の遠山並や聖五月
39.伸子張揺るる鴨川夏はじめ
60.夏場所や四股名に多き山と海
93.夕闇の隠し切れざる白牡丹
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6
panapanaさん
2019.5.12 9:56
特選 25.子供の日祝ひて轟き大太鼓

入選 11. 22. 33. 51. 103.
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5
Tiger 6さん
2019.5.12 8:57
特選
101.令和の風ゆたかに孕み鯉のぼり
入選
17.枯山水の砂のこまやか蟻地獄
32.山門に丹塗りの痕や濃山吹
40.新緑の風に声かけ峠越
69.はつなつや熊野古道の石畳
83.平成と令和を繋ぐ花時計
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4
TOTOROさん
2019.5.11 20:44
特選 
93.夕闇の隠し切れざる白牡丹

入選
33.山門をぬける潮の香余花の寺
53.蒲公英を愛でて小さな保育園
63.廃屋の塀をはみ出す柿若葉
76.万緑や遙かに仰ぐ八甲田
82.分校の影を映して田水張る
0人がいいねと言っています
3
孤山さん
2019.5.11 20:30
特選
03 鮮やかな奉納鳥居新樹光
入選
52 旅先の皿鉢料理や夏はじめ
69 はつなつや熊野古道の石畳
76 万緑や遥かに仰ぐ八甲田
101 令和の風ゆたかに孕み鯉のぼり
104 若葉風樹下に広げる手弁当
0人がいいねと言っています
2
麦秋さん
2019.5.11 12:53
特選
83.平成と令和を繋ぐ花時計
秀句
03.鮮やかな奉納鳥居新樹光
19.完筆は八十八夜を目途にして
26.こぼすほど光集めて藤の花
62.眠むさうな目覚し時計明易し
81.二上山の峰指呼の間に牡丹園
0人がいいねと言っています
1
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