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サークル句会

266.05月サークル句会②(05/11~05/25)

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2019.5.23
五月後半のサークル句会の選句結果です。一席は、昭子さんの「筍」句の5点句で、二席は、利明さんの「若葉」句、方舟さんと昭子さんの「風薫る」句の4点句でした。一席、二席はもとより、こうして1点でも共感を得られた佳句を再読してみますと、改めてリズムの良さに気が付かされます。来会もよろしくお願い申し上げます。

一席 5点句(◎◎○○○)
  02.朝採の筍飯や鄙の宿            昭 子
二席 4点句(◎◎○○)
  03.朝練の声谺して山若葉           利 明
  13.打ち出しの太鼓さやかに風薫る       方 舟
  18.大楠の紙垂の白さや風薫る         昭 子

4点句(◎○○○)
  35.草笛や街を見下ろす天守跡         TOTORO
3点句(◎◎○)
  17.円陣を組む神将や五月闇          利 明
   (◎○○)
  100.山間の古き駅舎や閑古鳥          孤 山
   (○○○)
  01.青梅や高麗王祀る宮の杜          昇 峰
  32.生醤油の匂い漂う島薄暑          苦 瓜
2点句(◎◎)
  67.竹干して茶筅工房薄暑光          苦 瓜
  101.山里の桜しべ降る父祖の墓         さんせん
   (◎○)
  04.紫陽花や古刹巡りし鐘の音         panapana
  43.薫風や好きな力士の幟ゆれ         方 舟
  50.散歩する馬の親子や麦の秋         孤 山
  63.早暁の小庭明るし柿若葉          昭 子
  69.箪笥より畳紙両掌に更衣          利 明
  81.廃校の門は寂れて花は葉に         さんせん
  89.富士仰ぐ足柄峠風薫る           panapana
  106.ワイシャツの袖たくし上げ街薄暑      利 明
   (○○)
  86.万緑や秘境に揺れる大吊橋         panapana
1点句(◎)   
  06.あめんぼの百の波乗り隠れ沼        TOTORO
  21.落ちて知る銀杏の花や浅緑         利 明
  24.風一陣馬駆け抜けて夏野かな        昭 子
  31.気がかりの一つ片付く心太         TOTORO
  37.蜘蛛の囲を顔に弁天遥拝所         TOTORO
  39.栗咲いて村の娘のなまめける        翔 行
  41.薫風に乗換へてゆく小海線         昇 峰
  55.甚兵の藍も着馴れし齢かな         方 舟
  58.新緑や砲声響く基地の街          孤 山
  72.手花火の背中の闇の深さかな        孤 山
  75.中山道馬籠の宿にラムネ買ふ        翔 行
  76.夏木立縫うて届くや海の幸         昭 子
  90.踏むまいぞ8888蟻の列           麦 秋
  96.短夜や爺も英語を習ひをり         翔 行
  108.我が代で終う畑の花茨           昭 子
  109.若葉風仏足石を撫でにけり         TOTORO
  110.をりとりて両手に余る蕨かな        苦 瓜
   (○)
  08.あれこれと喜寿の祝いに夏帽子       Tiger 6
  10.生き生きと籠にあふれて夏蕨        しょうく  
  11.いつ鳴くや蝌蚪に手足の生え初むる     利 明
  15.駅までの相合傘や五月雨          翔 行
  22.海風や光る甍の夏来る           昭 子
  26.風薫るややと語らふ散歩途         麦 秋
  46.古茶新茶昭和平成嗚呼令和         しょうく
  53.下町の洗ひ場ひとつ路地薄暑        昇 峰
  78.軒低く連ぬる長屋路地薄暑         昇 峰
  84.榛名湖に映す山影田水張る         panapana
  87.万緑や港へつづく九十九折         TOTORO
  93.放牧の牛車座や風薫る           孤 山
  98.ミニとまと青き真珠のやうに生る      方 舟
  102.湯にひらく嬰児の手や若楓         昭 子
無点句
  05.アスパラの届く友情絶えずして
  07.鮎鮨や縁先に望む河津川
  09.家並み果て道新緑に吸ひこまれ
  12.蹲る蜘蛛より寂し独り居は
  14.運動会猛暑の中で孫応援
  16.園児らの散歩見守る通行人
  19.大皿に父の気風の初鰹
  20.押し合うも競わずひらき花卯木
  23.垣に咲く山吹の花の重さかな
  25.風薫るシラサギ踊る田圃道
  27.郭公や幸せ探しの旅半ば
  28.乾きたる蚯蚓をよけて思ふ事
  29.川面の渦何引き込むや端午の日
  30.岸壁に太公望や朝ぐもり
  33.木登りを友と見ているスイセンか
  34.清水の舞台はるかに若葉山
  36.葛切をごろごろ水に吉野宿
  38.蜘蛛の子の吹かるる如く散りにけり
  40.栗の花色即是空というなれど
  42.薫風の馬柵に凭るる牧の昼
  44.五月はや地表は熱く地震の揺れ
  45.五月はや真夏日と言ふ空の青
  47.桜しべ降る墨堤の遊歩道
  48.さざ波のまが玉池や花菖蒲
  49.サッカー戦敗れラムネの一気飲み
  51.山門を潜れば溢る四葩かな
  52.歯科医へと緑溢るる径かな
  54.寂聴の法話を抱き御来迎
  56.新緑の小窓開きてうたた寝す
  57.新緑や鳶のさらいしバ-ベキュウ
  59.好きな娘の肘鉄痛し夏の星
  60.涼しさは切石積の天守閣 
  61.先生と別れの握手青葉雨
  62.千枚の棚田に写し踊る雲
  64.存分に漁りて弛む蜘蛛の糸
  65.竹の秋石階に降る願ひかな
  66.タケノコを掘った体験聞くばかり
  68.タッチ音続く改札初夏の朝
  70.つつじ燃ゆ浮かぶ朱門の大鳥居
  71.釣り上げて生簀に泳ぐ桜鯛
  73.時の日や列車ダイヤの時刻表
  74.鶏の声眠むたげや朝ぐもり
  77.夏初めひとり旅ゆく沈下橋
  79.長閑なり亀の横断譲る人
  80.のほほんと暮らす算段枇杷は実に
  82.馬車道に残るガス燈風薫る
  83.バラ色の観覧者にもそよぐ風
  85.万緑や島をつなぎし廻船橋
  88.万緑を抜けて列車の浜の風
  91.ふるさとの白味噌仕立て柏餅
  92.臍出して女闊歩や街薄暑
  94.真夏日で開始早める運動会
  95.見事なる包丁捌き桜鯛
  97.短夜や大三元をツモ上がり
  99.見逃すは本意にあらねど朝の蜘蛛
  103.両国の街を夏場所触れ太鼓
  104.林道のカーブミラーや閑古鳥
  105.路地裏の闇をともして白つつじ
  107.若草の風香る中はずむ足

評点につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。

選者(敬称略)
麦 秋 孤 山 TOTORO 昭 子 Tiger6 翔 行 panapana 苦 瓜 利 明 しょうく 昇 峰 方 舟 さんせん
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1
11ページ
14
さんせんさん
2019.5.29 5:32
さんせん選

 17.円陣を組む神将や五月闇
 21.落ちて知る銀杏の花や浅緑
 31.気がかりの一つ片付く心太
 37.蜘蛛の囲を顔に弁天揺拝所
 43.薫風や好きな力士の幟ゆれ
 63.早暁の小庭明るし柿若葉
 67.竹干して茶筅工房薄暑光
 110.をりとりて両手に余る蕨かな
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13
方舟さん
2019.5.28 20:36
03・朝錬の声谺して山若葉
17・円陣を組む神将や五月闇
18・大楠の紙垂の白さや風薫る
35・草笛や街を見下ろす天守閣
41・薫風に乗換へてゆく小海線
67・竹干して茶筅工房薄暑光
75・中山道馬籠の宿にラムネ買ふ
89・富士仰ぐ足柄峠風薫る
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12
昇峰さん
2019.5.28 16:48
02.朝採の筍飯や鄙の宿
03.朝練の声谺して山若葉
55.甚兵の藍も着馴れし齢かな
58.新緑や砲声響く基地の街
81.廃校の門は寂れて花は葉に
96.短夜や爺も英語を習ひをり
100.山間の古き駅舎や閑古鳥
101.山里の桜しべ降る父祖の墓
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11
しょうくさん
2019.5.28 14:23
しょうく選
     06.あめんぼの百の波乗り隠れ沼
     13.打ち出しの太鼓さやかに風薫る
     18.大楠の紙垂の白さや風薫る
     24.風一陣馬駆け抜けて夏野かな
     39.栗咲いて村の娘のなまめける
     50.散歩する馬の親子や麦の秋
     72.手花火の背中の闇の深さかな
     90.踏むまいぞ8888蟻の列
    
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10
利明さん
2019.5.28 11:08
特選
108.我が代で終う畑の花茨
入選
18.大楠の紙垂の白さや風薫る
32.生醤油の匂い漂う島薄暑
35.草笛や街を見下ろす天守跡
46.古茶新茶昭和平成嗚呼令和
78.軒低く連ぬる長屋路地薄暑
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9
苦瓜さん
2019.5.28 9:55
特撰。13
秀句。02・03・08・11・43
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8
panapanaさん
2019.5.27 20:35
特選 76.夏木立縫うて届くや海の幸

入選 10. 26. 50. 69. 100.
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7
翔行さん
2019.5.27 16:02
特選
02 朝採の筍飯や鄙の宿

入選
01 青梅や高麗王祀る宮の杜
22 海風や光る甍の夏来る
63 早暁の小庭明るし柿若葉
86 満緑や秘境に揺れる大吊橋
106 ワイシャツの袖たくし上げ街薄暑 
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6
Tiger 6さん
2019.5.27 8:32
特選
109.若葉風仏足石を撫でにけり

入選
13.打ち出しの太鼓さやかに風薫る
32.生醤油の匂い漂う島薄暑
84.榛名湖に映す山影田水張る
86.万緑や秘境に揺れる大吊橋
98.ミニとまと青き真珠のやうに生る
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5
昭子さん
2019.5.27 6:40
特選
101.山里の桜しべ降る父祖の墓
入選
01.青梅や高麗王祀る宮の杜
04.紫陽花や古刹巡りし鐘の音
17.円陣を組む神将や五月闇
32.生醤油の匂い漂う島薄暑
87.万緑や港へつづく九十九折
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4
TOTOROさん
2019.5.26 18:19
特選 04.紫陽花や古刹巡りし鐘の音
入選
02.朝採の筍飯や鄙の宿
15.駅までの相合傘や五月雨
18.大楠の紙垂の白さや風薫る
53.下町の洗ひ場ひとつ路地薄暑
81.廃校の門は寂れて花は葉に
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3
孤山さん
2019.5.26 10:46
特選
106 ワイシャツの袖たくし上げ街薄暑
入選
01 青梅や高麗王祀る宮の杜
02 朝採の筍飯や鄙の宿
03 朝練の声こだまして山若葉
13 打ち出しの太鼓さやかに風薫る
35 草笛や街を見下ろす天守跡
 
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2
麦秋さん
2019.5.26 10:43
特選
69.箪笥より畳紙両掌に更衣
秀句
35.草笛や街を見下ろす天守跡
89.富士仰ぐ足柄峠風薫る
93.放牧の牛車座や風薫る
100.山間の古き駅舎や閑古鳥
102.湯にひらく嬰児の手や若楓
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