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サークル句会

271.08月サークル句会①(07/26~08/10)

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2019.8.8
八月前半のサークル句会の選句結果です。今月の一席は、利明さんの「踊」句の8点句、二席は、方舟さんの「残暑」句の7点句、三席は、さんせんさんの「原爆忌」句の6点句でした。来回もよろしくお願い申し上げます。

一席 8点句(◎◎◎◎◎○○○)
  24.踊下駄郡上の空の白むまで            利 明
二席 7点句(◎◎◎○○○○)
  89.平積みの古書そり返る残暑かな          方 舟
三席 6点句(◎◎◎○○○)
  102.黙祷のまぶた重たき原爆忌            さんせん

3点句(◎◎○)
  15.一灯をともして一人盆用意            昇 峰
  16.空蝉の肢に残りし力かな             昭 子
  47.島唄や風運び来る夜の秋             昭 子
   (○○○)
  42.碁敵の一手に止まる団扇かな           昭 子 
  46.鹿覗く秘境の宿の露天風呂            panapana
2点句(◎◎)
  09.畦をゆく試歩の杖先飛蝗跳ぶ           方 舟
  14.一村に色蘇る夕立晴               昭 子 
  28.片陰も無き仲見世の人いきれ           さんせん
  35.霧抜けて一両電車山の駅             孤 山
  83.火が風を風が魂呼ぶ大文字            昇 峰
   (◎○)
  13.いくつもの雲の流れて秋高し           昇 峰
  58.先達の句碑立つ寺領蕎麦の花           方 舟
  85.向日葵に見送られ往く無人駅           panapana
   (○○)
  27.かずら橋渡り故郷蕎麦の花            苦 瓜
  52.真円に投網打つ波下り鮎             方 舟
  55.新涼や水琴窟の音かるく             山椒の香
 106.読み止しの奥の細道秋灯             孤 山
 108.湾岸の夜空に映える大花火            panapana
1点句(◎)
  08.飛鳥路の行く手かすめ帰燕かな          苦 瓜
  40.好試合熱さ吹き飛ぶ甲子園            Tiger 6
  59.草原の牛とお喋り雲の峰             panapana
  62.大文字描くごとくに風動く            昇 峰
  68.手を合わす項に白髪終戦忌            翔 行
  71.戸隠の麓をおほふ蕎麦の花            苦 瓜
  82.万緑や堂に怒髪の青不動             利 明
  86.向日葵の大輪ゆする豪雨かな           麦 秋
  90.平水に雑魚の影見ゆ今朝の秋           方 舟
  93.古蚊帳に枕の並ぶ帰郷かな            昭 子  
  105.行く夏や潮の名残の魚籠一つ           昭 子 
   (○) 
  02.青ふくべ十人十色と云ふけれど          利 明
  03.暁やそよりともせで糸薄             利 明
  05.秋立つや木々のそよぎの音を聞く         孤 山
  21.応援歌ひびく銀傘雲の峰             さんせん
  26.親の手を離れ行く娘や藍浴衣           昭 子
  32.衣被心の凝りを揉み解す             孤 山
  36.今朝一つ庭木に増えし蝉の殻           翔 行
  44.残暑とて呵々大笑の羅漢たち           翔 行
  64.地下街の冷気に遊ぶ炎暑かな           さんせん
  77.二十四の瞳の校舎いわし雲            昇 峰
  91.父祖の血も騒ぎし夜や跳人舞ふ          翔 行
  94.菩提樹の葉擦れさやかに秋篠寺          利 明
  95.真清水や空海突きし杖の跡            利 明
無点句
  
  01.青芝を五ミリカットに神の鹿
  04.秋暑し木蔭に憩ふ部活の子
  06.朝顔の色を零すや路地の奥
  07.朝渚や湾岸近き美術館
  10.浴びるほど口尖らせて水蜜桃
  11.アブラゼミ俺の背中で鳴き続け
  12.天地を制す三尺玉花火
  17.売り声に土用蜆の微動かな
  18.炎昼に無口となりぬ九段坂
  19.炎天の街にいざなふ茶房かな
  20.追い山の雄叫び街の意地かかる
  22.幼な子と語り合ひてや額紫陽花
  23.お大師を悼む高野の蝉しぐれ
  25.鬼百合の盛り過ぎたる朽ち姿 
  29.かの人と見し夢ひとつ遠花火
  30.川蜻蛉俺の帽子に仲間呼び
  31.巖上に行ずる武蔵秋の月
  33.京懐石板前の業涼を呼ぶ
  34.清め水小さき神輿にも降りかけよ
  37.献血を呼びかける声天高し
  38.硯洗や悪筆たりし父のこと
  39.珈琲店の大輪の向日葵玻璃瓶に
  41.甲子園歓声横目浜遊び
  43.鯖の道後先よぎる帰燕かな
  45.散歩道烏の襲ふ事数多数
  48.終戦忌異郷に果てし友偲ぶ
  49.秋爽や増穂の浦の忘れ貝
  50.招福の電車を見しは涼み台
  51.初心者の水泳レッスンやや疲れ
  53.親族の誰かに似たる案山子立つ
  54.新涼やカーテン上げて窓開けて
  56.水道航く島影はるか雲の峰
  57青春や滴る桃をすすり合ひ
  60.怠惰満つ土用芽励ます如く立つ
  61.大山を遠くに眺め蕎麦の花
  63.短冊に一句したたむ硯洗
  65.茶柱のことひとしきり長き夜
  66.月涼し蔵の小さき檻の窓
  67.掌で覆ひかぼちゃ弁当食べし頃
  69.天文台星見る子等の夏休み
  70.蟷螂の腹の禍々しきエロス
  72.止り木に男釘付け水中花
  73.夏草や俺の背丈を越えていき
  74.夏の果煌めく海の大漁旗
  75.夏の果くびれを目指し筋トレ女
  76.波しぶく襟裳岬や月まろし
  78.塗下駄の音の露けき神楽坂
  79.合歓開く睡眠深く夢の中
  80.走り梅友に病を慰さめされ
  81.888蟻さん行列邪魔するな
  84.人恋し桃の産毛を頬にあて
  87.病床に見る荒庭の残暑かな
  88.開かれて鳥の飛び立つ秋扇
  92.筆立てに挿し忘れたる秋扇
  96.真つ直ぐな道一筋や大花野 
  97.祭笛遠く聞こえて水仕かな
  98.マンションの外付け階段涼新た
  99.水音のいつしか途切れ草いきれ
  101.胸元に炎帝すこし目をそらす
  103.百尋の瀑布垂らすや熊野神 
  104.夕涼し噂耐えなき八十路かな
  107.涼風を迎ふるやうに飛行搭

評点につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。


選者(敬称略)
麦 秋 利 明 山椒の香 翔 行 孤 山 苦 瓜 Tiger6 昭 子 方 舟 panapana しょうく 昇 峰 さんせん
書き込み
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1
11ページ
15
さんせんさん
2019.8.16 19:52
さんせん選

 09.畦をゆく試歩の杖先飛蝗飛ぶ
  母家の近くの畦道を杖を握って歩いていたら飛蝗が飛び出してきた。
 生への深い感謝を詠った一句。
 16.空蝉の肢に残りし力かな
  空蝉とは思えないあしの力強さ。写生が良く行き届いている。
 24.踊下駄郡上の空の白むまで
   特殊な彫りで疲れを忘れさせる踊下駄で踊り明かす郡上の徹夜踊りを良く表現している。
 58.先達の句碑立つ寺領蕎麦の花
   古ぼけた句碑と寺領をうめた白い蕎麦の花のコントラストが見事。
 82.万緑や堂怒髪の青不動
   生い茂った木々に囲まれたお堂に浮かび上がる怖い姿の不動明王。万緑が良く利いている。
 83.火が風を風が魂呼ぶ大文字
  大文字の送り火を見事に捉えた一句。
 90.平水に雑魚の影見ゆ今朝の秋
  波静かな池にも魚の影が濃く見えるようになった立秋の一こまを見事に切り取った一句。
 105.行く夏や潮の名残の魚籠一つ
  楽しかった夏への寂寥感が良く表現されている。
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14
昇峰さん
2019.8.15 10:37
09.畦をゆく試歩の杖先飛蝗跳ぶ
 跳ぶ飛蝗にリハビリを励まされているよう。
14.一村に色蘇る夕立晴
 村を灰一色にするほどの夕立だったことが想像される。
24.踊下駄郡上の空の白むまで
 一晩中踊り明かした下駄音の軽やかな響きと朝方の疲れた音。
35.霧抜けて一両電車山の駅
 日本の美しい原風景を上手に切り取った。
47.島唄や風運び来る夜の秋
 夏の夜、風の冷たさを感じながら島唄を聞いている。
71.戸隠の麓をおほふ蕎麦の花
 まさにこんな感じの風景。大きな景の広がりを感じる。
89.平積みの古書そり返る残暑かな
 店先に平積みされた古書、売れずに残暑に曝されている。
102.黙祷のまぶた重たき原爆忌
 忘れられない心の痛みがまぶたを重くする。
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13
しょうくさん
2019.8.15 5:43
しょうく選
     ・14.一村に色蘇る夕立晴
 ・       (夕立の後の景色を的確に描写)
     ・16.空蝉の肢に残りし力かな
         (蝉の抜け殻の姿の観察力)
     ・24.踊下駄郡上の空の白むまで
         (郡上踊りの夜を思い出させた、夜明けまで聞こえた下駄の音)
     ・28.片陰も無き仲見世の人いきれ
          (暑さの(感覚)
     ・40.好試合熱さ吹き飛ぶ甲子園
          (時事句としていただいた)
    ・59.草原の牛とお喋り雲の峰
          (阿蘇の高原での写生かな)
    ・89.平積みの古書そり返る残暑かな
          (残暑の感覚が素晴らしかった)
    ・93.古蚊帳に枕の並ぶ帰郷かな
          (懐かしい帰郷での釣り蚊帳、かすかな仕舞臭さ迄感じた)
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12
panapanaさん
2019.8.14 23:59
特選 86.向日葵の大輪ゆする豪雨かな

入選 42. 55. 89. 95. 102.
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11
方舟さん
2019.8.14 20:10
大文字の送り火を二句頂きました。一度しか見た事無いのですが、風に揺れる炎が印象的でした。
83・の火が風を、風が魂呼ぶのリフレインが雰囲気を捉えているように思いました。方舟
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10
方舟さん
2019.8.14 20:05
13・いくつもの雲の流れて秋高し
24・踊下駄郡上の空の白むまで
28・片蔭も無き仲見世の人いきれ
35・霧ぬけて一両電車山の駅
47・島唄や風運び来る夜の秋
62・大文字描くごとくに風動く
68・手を合す項に白髪終戦忌
83・火が風を風が魂呼ぶ大文字
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9
削除されました。
8
昭子さん
2019.8.14 7:36
特選
102.黙祷のまぶた重たき原爆忌
反戦への強い思いが「まぶた重たき」でよく表されている。

入選
02.青ふくべ十人十色と云ふけれど
24.踊下駄郡上の空の白むまで
55.新涼や水琴窟の音かるく
89.平積みの古書そり返る残暑かな
106.読み止しの奥の細道秋灯
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7
Tiger 6さん
2019.8.13 21:11
特選
102.黙祷のまぶた重たき原爆忌
入選
26.親の手を離れ行く娘や藍浴衣
46.鹿覗く秘境の宿の露天風呂
64.地下街の冷気に遊ぶ炎暑かな
89.平積みの古書そり返る残暑かな
108.湾岸の夜空に映える大花火
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6
苦瓜さん
2019.8.13 16:44
特撰。15
秀句。13.24.36.52.94
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5
孤山さん
2019.8.12 18:55
特選
89 平積みの古書そり返る残暑かな
入選
03 暁やそよりともせで糸薄
15 一灯をともして一人盆用意
21 応援歌ひびく銀傘雲の峰
42 碁敵の一手に止まる団扇かな
58 先達の句碑立つ寺領蕎麦の花
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4
翔行さん
2019.8.12 16:14
特選
85 向日葵に見送られ往く無人駅
入選
24 踊り下駄郡上の空の白むまで
27 かずら橋渡り故郷麦の花
46 鹿覗く秘境の宿の露天風呂
47 島唄や風運びくる夜の秋
102 黙祷のまぶた重たき原爆忌
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3
山椒の香さん
2019.8.12 10:41
特選
24.踊下駄郡上の空の白むまで
  郡上踊りの景をうまく詠まれました。空白む がよかったと思います。

入選
05.秋立つや木々のそよぎの音を聞く
32.衣被心の凝りを揉み解す
77.二十四の瞳の校舎いわし雲
85.向日葵に見送られ往く無人駅
102.黙祷のまぶた重たき原爆忌
0人がいいねと言っています
2
利明さん
2019.8.12 10:36
特選
15.一灯をともして一人盆用意
入選
42.碁敵の一手に止まる団扇かな
44.残暑とて呵々大笑の羅漢たち
89.平積みの古書そり返る残暑かな
91.父祖の血も騒ぎし夜や跳人舞ふ
106.読み止しの奥の細道秋灯
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1
麦秋さん
2019.8.12 10:27
特選 
08.飛鳥路の行く手かすめ帰燕かな

    感想 祖母の故郷が飛鳥であり、引かれた。

秀句
16.空蝉の肢に残りし力かな
27.かずら橋渡り故郷蕎麦の花
46.鹿覗く秘境の宿の露天風呂
52.真円に投網打つ波下り鮎
108.湾岸の夜空に映える大花火
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