2139.亥の子
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トピック作成者:昇峰 さん2015.11.4
【亥の子】
ふるさとの亥の子といへば波の音 木村蕪城
炉を開く二番亥の子の暖き 高浜虚子
あかあかと月の障子や亥の子餅 服部嵐翠
藁灰に風筋見ゆる亥の子かな 岡本高明
餅搗いてにはかに寒き亥の子かな 田中雨城
故郷の大根うまき亥の子かな 正岡子規
ゐのこ餅博多の仮寝馴れし頃 杉田久女
臼音は麓の里の亥の子かな 内藤鳴雪
山茶花の紅つきまぜよ亥の子餅 杉田久女
薄墨のどこか朱を引く亥の子餅 有馬朗人
土間叩く藁ぼて重き亥の子かな 藤木栄二
亥の子餅炉の間の広き飛騨の家 古田 清
三か月のをぐらきほどに亥猪かな 其 角
玄猪餅牛の口ヘも二つ三つ 西山泊雲
亥の子餅搗く神苑の大かゞり 吉村城乾
唄ひもす亥の子の唄をなつかしみ 山川喜八
きのふとなりおととひとなり亥の子の日 高野素十
幼子と話す亥の子の赤火鉢 長谷川かな女
袖ひきて唄まはしけり亥の子酒 邊見京子
亥の子唄風が山から下りてくる 阪本謙二
明日の兼題は、「神の留守」です。
ふるさとの亥の子といへば波の音 木村蕪城
炉を開く二番亥の子の暖き 高浜虚子
あかあかと月の障子や亥の子餅 服部嵐翠
藁灰に風筋見ゆる亥の子かな 岡本高明
餅搗いてにはかに寒き亥の子かな 田中雨城
故郷の大根うまき亥の子かな 正岡子規
ゐのこ餅博多の仮寝馴れし頃 杉田久女
臼音は麓の里の亥の子かな 内藤鳴雪
山茶花の紅つきまぜよ亥の子餅 杉田久女
薄墨のどこか朱を引く亥の子餅 有馬朗人
土間叩く藁ぼて重き亥の子かな 藤木栄二
亥の子餅炉の間の広き飛騨の家 古田 清
三か月のをぐらきほどに亥猪かな 其 角
玄猪餅牛の口ヘも二つ三つ 西山泊雲
亥の子餅搗く神苑の大かゞり 吉村城乾
唄ひもす亥の子の唄をなつかしみ 山川喜八
きのふとなりおととひとなり亥の子の日 高野素十
幼子と話す亥の子の赤火鉢 長谷川かな女
袖ひきて唄まはしけり亥の子酒 邊見京子
亥の子唄風が山から下りてくる 阪本謙二
明日の兼題は、「神の留守」です。
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