悪の十字架

これからお話するのは、こわ～～いお話です。
心臓に疾患のある方は読むのをおやめくださるようにお願いします。

ある田舎町のお話。
少年とお母さんが住んでいました。
ある晩、お母さんは少年に隣町までお使いを頼みました。
隣町へは山を二つも越えなければなりません。
少年は出かけましたが帰りに道に迷ってしまいました。
その日のうちにはうちに帰れませんでした。
次の日の朝になってしまい、気が付くと知らない町にいました。
少年はおなかがすいていたので、何か買って食べたいと思いました。
運よくパン屋さんを見つけました。
しかしまだ開店していません。通りかかった人に
「この店は何時にあきますか」とたずねました。
そうすると「10時だよ」
という返事でした。

少年：「開くの１０時か」