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歳時記の窓

2024.数へ日

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2019.12.11
【数へ日】
数へ日の町に伸びゐる山の影      伊藤通明
数へ日の白雲とゐて山仕事       友岡子郷
数へ日の紺の山より大鴉        廣瀬直人
数へ日の菜を摘みに出て燈台守     下田 稔
数へ日のひと日ひと日とそばだてる   井沢正江
数へ日の欠かしもならぬ義理ひとつ   富安風生
数へ日の昼よく寝たる一時間      茨木和生
数へ日となりつつ夜々を月そだつ    太田 嗟
数へ日を旅して橋の上にあり      大串章
海を見ることで数へ日使ひきる     渡辺輝子
数へ日のなかの一日母を訪ふ      角川春樹
数へ日の雁の堅田に鴨の数       森 澄雄
野火止に数へ日の水流れたり      伊藤三十四

次回の兼題は、「根深汁」です。ご参加の皆さんの兼題の希望がありましたら、俳句と一緒にお寄せください。
書き込み
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孤山さん
2019.12.12 16:09
数へ日の一息つくや仕舞風呂
数へ日や帽子の鍔に手を当てる
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昇峰さん
2019.12.12 9:51
数へ日のひと日預かる幼児かな
数へ日の寸分狂はぬ腕時計
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