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みはまさん
トピック作成者:みはま さん
2015.11.12
英語、フランス語など外国語の勉強の本の読後感はここに
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麦秋さん
2017.1.15 18:51
「同時通訳はやめられない 袖川裕美」を読む。
この本は同時通訳のノーハウ本ではない。著者袖川裕美さんの人生読本だ。
○ 同時通訳者は仕事を通し異言語間の思考の媒介に日常的に苦闘する、同時通訳者はアスリートと同じだ。
○インド人は完璧な英語で無くても自信をもって英語を話す。
日本人は完璧な英語を目指し、自信を失い英語が話せない。
○スエーデンの社会保障
親の介護はコミューン(市町村)の責務。子供の責務でない。(法律で制定)
少子化の日本は深く学ぶべきだ。
○特定秘密保護法や類似の法律に不安だ。
同時通訳者は常に秘密を扱う仕事だ。どこかで秘密が漏れたら同時通訳も捜査の対象となる。
○鳩山由紀夫元首相は沖縄基地移転問題で「Trust me」と言って失敗した。重要問題で「Trust me」は禁句だ。
○「世界幸福度報告書2015年」によれば日本の幸福度は世界で46位だ。
日本は上位国に学ぶ事が多い。
上位はスイス、アイスランド、デンマーク、ノルウェー、カナダだ。
○ 日本の政治家は文化教養度を高めよ。外国人が「シェクスピア」を話したら「源氏物語」を語れ。


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麦秋さん
2016.12.24 9:19
「不惑の楽々英語術 浦出善文」を読む。
私は不惑(40)の倍の傘寿(80)だ。私の英語サークルでは全員が還暦(60)を越えている。
○ 著者は言う。英語ができないことは、恥ずかしいことではない。
英語が話せるからと言ってそんなに偉いとは言えない。
国際語としての英語は、相手に「通じればいい」のだ。
○ 数々の現場で経験を重ね、知識を蓄積してきた人生のベテランだからこそ、それを活かした英語の学び方、使い方がある。四十にして惑わず、開き直って楽しく、楽に学ぼう!「英語屋さん」の英語使いこなしヒント集だ。

"40-year-old easy English technique Yosifumi Urade"
I am eighty years old twice as old as 40 years old. In my English circle everyone is over 60.
○ The author says. It is not embarrassing that you can not speak English.
He says. If someone speaks English, it can not be said that they are so great.
As English as an international language .
It is OK. "you can communicate" with your opponent.
○ Auther was experienced at numerous sites and veterans of in his English life .
○ He says Let's learn English with enjoy and relax . Also author shows his hints learning English .
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麦秋さん
2016.12.23 16:02
「英語屋さん ソニー創業者井深大に仕えた4年半  浦出善文」を読む。
ここで言う「英語屋さん」とは実用英語の達人であると言う意味だ。
大学でシェクスピア学んで学士号を貰っただけではその英語はコミュニケーションの使いものにならない。
教訓「失敗を恐れるな。」
○著者浦出氏は 井深さんの秘書兼通訳として活躍した。浦出氏の英語は単なる教養英語、趣味英語でない。浦出氏は大変な努力して英語を身に付けた。
○ 世界的企業ソニーの名誉会長付通訳となり、その仕事を誇りと愛着をもって「英語屋」と呼んだ著者の奮闘努力の記録だ。。英語学習のアドバイスを期待すると、やや肩透かしを食う。何より、この本は英語を媒介とした、ソニー名誉会長と著者の心のふれあいの物語です。英語を通して語られるのは、偉大な創業者のヒューマンな人間像。そして、失敗を繰り返しても、くじけない著者の前向きな姿勢。興味深いエピソードが語られている。
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麦秋さん
2016.7.25 21:05
「世界の英語が出来るまで 唐津一友」を読む。
この本は英語の歴史を述べる本だ。
○ 英語が世界の共通語であり、各国の人々はをれぞれ訛りのある英語を話している。俳優ショーン・コネリーはスコットランド訛りの英語を誇りとしている。
日本人も日本語訛りの英語を恥じる必要はない。Don't hesitate. Lets speak English.
○古代イギリス現住民にとって英語は征服民族アングロサクソンの言葉であった。驚いた事に先住民のケルトの言葉が英語に影響を与える事は少なかった。
○その後イギリスはノルマン民族の征服を受けると英語に多くのフランス語が流入する。
イングランドがウエールズ、スコットランド、アイルランドを征服するに至り英語にブリテンの公用語の地位を得る。
○ 17世紀にイギリス人がアメリカ大陸に移民となり移住すると一挙に英語圏が拡大した。当時イギリス人はアメリカ英語を軽蔑していた。今もアメリカ英語は17世紀英語の面影を残している。
○オーストラリア、ニュージーランドの歴史は約200年とされる。イギリス英語であるが階層により訛り強い。
○ 南アメリカは最初オランダの植民地であった。当初英語は母語としてより地位は第二言語としての英語であった。階層により英語に違いがある。
○ インドはイギリス植民地であった。イギリス政府は、インドのエリート層を英語教育した。そして英語でインド統治を行った。しかしインド訛りの英語であるのはやむを得ない。

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麦秋さん
2016.7.15 9:27
「異文化をこえる英語―日本人はなぜ話せないか 鳥飼玖美子」を読む。
鳥飼玖美子さんはNHK「ニュースで英会話」の先生だ。 皆さまに「ニュースで英会話」をお勧めする。
○英語を学ぶとは異文化を学ぶ事だ。異文化を理解しなければ英語は話せない。
○ 話すことに対して日本人が持っている気後れ、そして自説を主張し他人を説得する論理的思考の弱さ。沈黙は金、という風土から抜けなければ英語は話せない。とにかく下手でも話さなければ上達しない。
○「ネイティブ並み」を目指すのは時間と努力の無駄だ。むしろリズムが大切だ。単語の発音が良くても日本語のリズムではまさに日本語の呪文であって外国人には理解されない。
○ 「リスニング攻略法」。何よりも興味深かったのは、著者が読むことの重要性を、しかも音読の必要を、強調していることである。
鳥飼先生の教えている男性は仕事を持ちながら夜間の大学院で学んでいる。彼に英語を話せるようになりたい、と相談され鳥飼先生は助言する。「時間はかかるけど、結局、読むことで力がつくんですよ。大学院で勉強しているなら、自分の専門分野に関するものを英語で読みなさい。」
鳥飼先生は、毎日30分でいいから、自分が関心を持っている分野(趣味に関するものでもよい)の、英語で書かれた本を声に出して読むこと、と言い続けている。
○類書が数多く出版されている現在、本書はその中でも特に読んで貰いたい本である。巻末に挙げられている参考文献も、外国語のものは別にしても、とても役に立つ。

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