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歳時記の窓

2054.浅蜊

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2020.3.9
【浅蜊】
松籟をききもやひゐる浅蜊舟      大野林火
浅蜊に水いつぱい張つて熟睡す     菖蒲あや
浅蜊剥くことして日日を疑はず     遠藤梧逸
浅蜊汁殻ふれ合ふもひとりの餉     永方裕子
浅蜊舟かへる水脈ひくみをつくし    石原八束
石炭色の浅蜊洗つても洗つても     滝 春一
世話物の一幕に出る浅蜊売り      村上洋子
浅蜊ほる母とほし白帆母の背に     秋元不死男
潮底のしかと手応へ浅蜊掻き      沢木欣一
島人の呉れし浅蜊の呟けり       大串 章
掬ふたび同じ音たて浅蜊売       小山祐司
浅蜊汁洋燈臭しと思ひけり       久米正雄
美しき小石がひとつ浅蜊汁       光永峡関
書き込み
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昇峰さん
2020.3.10 18:33
大浅蜊の網焼き匂ふ岬町
否応なく相席になる浅蜊飯
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孤山さん
2020.3.10 8:00
対岸は薄墨色や浅蜊掘る
晩酌の締めは久々浅蜊汁
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