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歳時記の窓

422.先週の俳句(03/23~03/27)

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2020.3.28
先週の俳句です。来週やってみたい兼題はありませんか。

01.黒光りする宿の階段菜種梅雨
02.菜種梅雨濡れて輝く芋銭の碑
03.山間の段々畑菜種油梅雨
04.菜種梅雨コンテナ並ぶ貨物駅
05.木の芽和雪見障子に雨の庭
06.姫皮にみどりしるけき木の芽和
07.木の芽和雨音を聞く朝餉かな
08.古里を出でて幾歳木の芽和
09.自らの重さに歪むしやぼん玉
10.ため息の重さに破れしやぼん玉
11.しやぼん玉枝にまつはり弾けけり
12.蒼天に二つ三つとしやぼん玉
13.子雀の傍まで来るを見て飽かず
14.雀の子躓きさうに走りけり
15.子雀を追うて子雀木々揺るる
16.庭下駄の鼻緒と遊ぶ雀の子
17.杣道を踏み締め行くや花墨
18.夕迫り風に戦く花墨
19.花菫そびらに白き越の山
20.この山にだけ咲く白き菫てふ
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孤山さん
2020.3.28 11:02
09 自らの重さに歪むしやぼん玉
「自らの重さに歪む」は発見だと思いました。

13 子雀の傍まで来るを見て飽かず
 読めばその通りですが、なかなか句に出来ないと感じ入りました。


兼題の件ですが、虚子編の新歳時記の「4月」から拾ってみました。
ご検討下さい。

 日永   連翹   蝶   春の月    春の宵
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昇峰さん
2020.3.28 9:12
04.菜種梅雨コンテナ並ぶ貨物駅
07.木の芽和雨音を聞く朝餉かな
雨の使い方が上手いですね。コンテナ並ぶ貨物駅と菜種梅雨との取り合わせ、雨音を聞きながらの朝の膳などは、小津安二郎の映画の一シーンのような面影があります。
0人がいいねと言っています
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