介護ポストセブンに「親がする同じ話にイライラしてしまうあなたへ｜７００人以上看取った看護師がアドバイス」がネットで配信されていました。宮子さんは、吉武輝子さんの娘さんです。
とても参考になりましたので、ここに紹介します。

介護のプロである看護師でも実の親のことになると苦労する、イライラすることばかりとのこと。
子どもとしては、自分の親が変わって「わからんちん」になってしまっていることが嫌で、ちゃんとしてほしいと思って、なんとかしたいという感情で、平静でいられないそうです。

そこで、宮子さんが実践しているのが５分間方式、「時間を５分間と決めて聞く」ことだそうです。
話すほうも「時間を割いて聞いてくれている」という安心感、聞くほうも一定の時間なら許容でき、Ｗｉｎ・Ｗｉｎの関係になります。
同じ屋根の下なら、お茶の時間を利用したり、「おしゃべりタイム」を作るのもいいそうです。
エンドレスに名無しを聞いていると、同じ話はどんどん暗いほうへ行ってしまうので、話が一巡したらおしまいというくらいがいいそうです。

宮子さんですら、自分の親とやりとりするときは、うまくいかなかったことが多かったそうです。
まとめです。
１、介護のプロですら、親に接することはとても難しいのだとまず諦める
２、時間を決めて、その時間を集中して聞く
３、エンドレスに話を聞かない、話が一巡したらおしまいぐらいに考える