メニュー
ゲストさん

歳時記の窓

2130.蝉

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2020.6.23
【蝉】
閑さや岩にしみ入る蝉の声      芭 蕉
蝉鳴けり泉湧くより静かにて     水原秋櫻子
暁やうまれて蝉のうすみどり     篠田悌二郎
おいてきし子ほどに遠き蝉のあり   中村汀女
天界に散華きらきら蝉の昼      山口誓子
聞くうちに蝉は頭蓋の内に居る    篠原 梵
悉く遠し一油蝉鳴きやめば      石田波郷
蝉鳴くや袖に射し入る夕薄日     桂 信子
油蝉死せり夕日へ両手つき      岡本 眸
蝉生る孤独の殻を脱ぎすてて     渡辺寛子
飛んで来て蝉の墜ちたる能舞台    川崎展宏
蝉生まれてもう晩年の面構へ     伊藤伊那男
書き込み
 戻る次へ 
1
11ページ
2
昇峰さん
2020.6.24 16:22
気が付けば無音の世界蝉しぐれ
蝉の声朝からずつと機嫌よく
0人がいいねと言っています
1
孤山さん
2020.6.24 8:24
山道は急勾配や蝉時雨
せせらぎに負けず劣らず蝉の声
0人がいいねと言っています
 戻る次へ 
1
11ページ
関連記事

Slownetの公式SNSアカウントをチェック!

ボタンをタップしてフォローしてね!