2192.稲架
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トピック作成者:昇峰 さん2020.9.17
【稲架】
群稲棒(むれぼっち)一揆のごとく雨に佇つ 角川源義
夜の稲架の甘き香を子の寝床まで 細見綾子
新稲架の香のする星を見にゆかむ 千代田葛彦
掛稲のすぐそこにある湯呑かな 波多野爽波
稲かけて天の香具山かくれたり 富安風生
稲高く架けて若狭の海かくす 畠山譲二
くらがりの稲架を見てゐる喪の眼かな 草間時彦
棒稲架の棒が余つてゐたりけり 細川加賀
かはほりのあはれ舞ひいづ稲架の月 水原秋桜子
いま掛けしばかりの稲のうすみどり 宮下翠舟
星空のどこまで匂ふ稲架襖 田中政子
稲運びあきし子稲架にぶらさがる 高野素十
群稲棒(むれぼっち)一揆のごとく雨に佇つ 角川源義
夜の稲架の甘き香を子の寝床まで 細見綾子
新稲架の香のする星を見にゆかむ 千代田葛彦
掛稲のすぐそこにある湯呑かな 波多野爽波
稲かけて天の香具山かくれたり 富安風生
稲高く架けて若狭の海かくす 畠山譲二
くらがりの稲架を見てゐる喪の眼かな 草間時彦
棒稲架の棒が余つてゐたりけり 細川加賀
かはほりのあはれ舞ひいづ稲架の月 水原秋桜子
いま掛けしばかりの稲のうすみどり 宮下翠舟
星空のどこまで匂ふ稲架襖 田中政子
稲運びあきし子稲架にぶらさがる 高野素十
書き込み
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