メニュー
ゲストさん

歳時記の窓

2198.栗

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2020.9.25
【栗】
栗を剥き独りの刻を養へり       野澤節子
栗売の声が夜となる飛騨盆地      成瀬櫻桃子
みなし栗ふめばこころに古俳諧     富安風生
美しき栗鼠の歯形や一つ栗       前田普羅
別れ来て栗暁く顔をほてらする     西東三鬼
栗焼く香ただよへば船灯し合ふ     友岡子郷
栗をむくいまが晩年かも知れぬ     細川加賀
間道はいづれも京へ丹波栗       渕上千津
待つことは長し栗の実落つることも   山口青邨
初栗に山上の香もすこしほど      飯田蛇笏
野の香りこぼし栗飯炊きあがる     山田紀子
栗飯を喰ふとき大き口開けり      伊藤伊那男
書き込み
 戻る次へ 
1
11ページ
3
panapanaさん
2020.9.26 21:32
過疎の村軒下並ぶ栗の山
0人がいいねと言っています
2
昇峰さん
2020.9.26 20:30
うずたかく毬の山なす栗の里
山頂を間近にしばし栗拾ふ
0人がいいねと言っています
1
孤山さん
2020.9.26 13:43
裏山に栗を拾ふや朝の明け
栗山の静かに暮るる夕べかな
0人がいいねと言っています
 戻る次へ 
1
11ページ
関連記事

Slownetの公式SNSアカウントをチェック!

ボタンをタップしてフォローしてね!