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歳時記の窓

2202.新米

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2020.10.1
【新米】
新米にまだ草の実の匂ひ哉      蕪 村
新米といふよろこびのかすかなり   飯田龍太
新米といへ一合を炊けば足り     池田秀水
新米の粒々青味わたりけり      福永耕二
新米やミルクのやうなとぎ汁も    辻 桃子
新米を炊き上ぐ朝の電子音      羽吹利夫
新米を大きく握り少年に       文挟綾子
新米の其一粒の光かな        高濱虚子
新米や十勝は水のうまき国      伊藤敬子
すくい見る粒々うれし今年米     細木芒角星
病む母の粥にまづ炊く今年米     根岸善雄
馬渡す舟にこぼるゝや今年米     几 董
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昇峰さん
2020.10.2 21:59
磨ぎ汁のミルクの如き今年米
年ごとに減りゆく雀今年米
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2
孤山さん
2020.10.2 8:34
新米の一粒づつに光かな
新米の確かな味を嚙みしめり
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1
panapanaさん
2020.10.1 22:16
新米やめぐる托鉢鈴の音
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