メニュー
ゲストさん

歳時記の窓

2209.行く秋

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2020.10.12
【行く秋】
蛤のふたみにわかれ行秋ぞ        芭 蕉
塩負うて山人遠く行く秋ぞ        暁 台
行秋の耳かたむけて音はなし       高木晴子
行く秋の鐘つき料を取りに来る      正岡子規
独房に釦おとして秋終る         秋元不死男
ゆく秋や河原の石に煮炊きあと      飯島正人
ゆく秋や案山子の袖の草虱        飯田蛇笏
ゆく秋や何をおそるる心ぜき       久保田万太郎
行秋や大きうなりて沙弥幾つ       村上鬼城
行秋の店閑散と焼さざえ         久米谷和子
行く秋や短冊掛の暮春の句        高浜虚子
ゆく秋やふくみて水のやはらかき     石橋秀野
書き込み
 戻る次へ 
1
11ページ
3
昇峰さん
2020.10.16 16:07
行く秋や越屋根よぎる雲一朶
行く秋や更けて明るき学舎の灯
0人がいいねと言っています
2
panapanaさん
2020.10.13 10:52
行く秋や文人句碑の百花園
0人がいいねと言っています
1
孤山さん
2020.10.13 8:03
行く秋や風のうねりを聞く夕べ
行く秋や小降りとなりし雨の音
0人がいいねと言っています
 戻る次へ 
1
11ページ
関連記事

Slownetの公式SNSアカウントをチェック!

ボタンをタップしてフォローしてね!