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歳時記の窓

2229.切干

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2020.11.9
【切干】
切干のむしろを展べて雲遠し         富安風生
切干の夜目にも白く浦貧し          鈴木泊舟
切干の煮ゆる香座右に針仕事         高浜虚子
切干やいのちの限り妻の恩          日野草城
切干大根ちりちりちぢむ九十九里       大野林火
切干も金星もまだ新しく           大峯あきら
切干や日にほとびたる柞山          矢島渚男
切干の日に反りかへる荒筵          山田節子
切干を国際便の荷に入れて          丸山玲子
切干しの飴色に透き母在す          斎藤淑子
切干は日の匂いして風の岬          平戸美那子
掌に痛きほど切干の乾びけり         大城如舟
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panapanaさん
2020.11.10 10:22
切干や時代漂う街の軒
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昇峰さん
2020.11.10 9:23
切干や山家の屋根の日の匂ひ
切干を供えむ妻の三周忌
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1
孤山さん
2020.11.10 7:54
切干やむしろの中に大胡坐
切干や潮風抜ける浜に立つ
0人がいいねと言っています
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