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歳時記の窓

2239.寒し

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2020.11.23
【寒し】
水枕ガバリと寒い海がある       西東三鬼
葱白く洗ひたてたる寒さかな      芭 蕉
うづくまる薬の下の寒さ哉       内藤丈草
いくたびもすわり直して寒さかな    久保田万太郎
曳くよりも曳かるる船の寒さかな    鈴木真砂女
松山の城を見おろす寒さかな      正岡子規
梅が香に追ひもどさるる寒さかな    芭 蕉
次の間の灯で膳につく寒さかな     一 茶
水のんで湖国の寒さひろがりぬ     森 澄雄
波百句詠まんと寒き波に立つ      鈴木真砂女
竹籔の掃かれて寒き径かな       臼田亜浪
さむざむと地の喪へる夕鴉       飯田龍太
子が居ねば一日寒き畳なり       臼田亞浪
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昇峰さん
2020.11.26 19:39
葉の落ちし欅並木の寒さかな
一人にも馴れ寒さにも馴れにけり
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2
孤山さん
2020.11.24 7:45
庭先に雀の来ない寒さかな
一人乗るエレベーターの寒さかな
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1
panapanaさん
2020.11.23 21:02
ダム望む大吊り橋の寒さかな
0人がいいねと言っています
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