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歳時記の窓

2334.花菜漬

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2021.4.7
【花菜漬】
人の世をやさしと思ふ花菜漬        後藤比奈夫
上ミ京の花菜漬屋に嫁入りし        高浜虚子
多い目に御飯を炊いて花菜漬        稲畑汀子
花菜漬はさみし麺麭をこぼれけり      石田波郷
花菜漬夫の知らざる石重し         殿村菟絲子
花菜漬白湯に咲かせて一人の夜       野見山ひふみ
花菜漬遠忌の箸にあはあはし        大野林火
名の寺の春の色なる花菜漬         角川春樹
子のこゑをひと月聞かず花菜漬       細川加賀
花菜漬封切つて言葉豊かにす        角川照子
房州やはや駅弁に花菜漬          福島 胖
うれしさの啄むやうに花菜漬        川崎展宏
花菜漬開きてゐしが二つ三つ        畔柳海村
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孤山さん
2021.4.8 7:56
お茶漬を御代りするや花菜漬
晩酌は一人がよけれ花菜漬
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2
昇峰さん
2021.4.8 5:36
独りにも春は来にけり花菜漬
一合を炊いて朝餉の花菜漬
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1
panapanaさん
2021.4.7 9:59
今日もまた愛妻弁に花菜漬
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