175.08月サークル句会①(07/26~08/10)
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トピック作成者:昇峰 さん2015.8.6
八月前半のサークル句会が終了しました。今回の最多点句は、麦秋さんの「糸蜻蛉」句の4点句、次点も4点句で山椒の実さんの「残暑」句と、しんいさんの「夏木立」句でした。「糸蜻蛉」句は、ki、i、i、i の母音を重ね、品格のある抒情に歯切れの良い韻が心地よく響き合っています。次回は8月後半の句会ですが猛暑は続きそうです。
最高点句4点句(◎◎◎〇)
23.菊坂に一葉の井や糸蜻蛉 麦 秋
(◎〇〇〇)
54.仏飯の乾涸びてゐる残暑かな 山椒の実
57.無言館の黙をつつめる夏木立 しんい
(〇〇〇〇)
10.朝顔や終の二輪の藍と紺 panapana
58.湯上りの帯ゆるやかに宿浴衣 さんせん
3点句(◎〇〇)
29.鯖雲や波穏やかに茅渟の海 利 明
(〇〇〇)
01.曖昧に相槌うちて心太 しょうく
20.甲斐駒の山襞深し新松子 しんい
26.黒潮に打ち込む太鼓浜まつり 麦 秋
2点句(◎〇)
04.秋祭り幟はためく小江戸かな panapana
27.献花する摩文仁の丘の炎暑かな さんせん
(〇〇)
03.秋立つや風のそよぎを聞く朝 泥 舟
05.秋めくや口に籠もりし津軽弁 泥 舟
08.朝顔の鉢窓に置く路地暮し 昇 峰
31.しやつきりと夏帽似合ふ卒寿翁 しんい
40.蝉時雨第九の如く轟けり 俊 雪
43.竹林の心地よき風暑気払ふ しんい
44.杖をつき御巣鷹山へ盆用意 panapana
49.端居して来る人毎に話掛け Tiger77
1点句(◎)
11.朝虹の連山はるか草千里 さんせん
18.炎天下スタンド埋める熱狂ファン 俊 雪
52.ひとときの命の火照り遠花火 しょうく
(〇)
06.朝顔の明日の色の莟かな 昇 峰
09.朝顔や潮騒とどく佃路地 昇 峰
13.いつ終る記録ずくめの残暑かな 山椒の実
14.鰯雲深み増したる空の蒼 昇 峰
24.北山の杉の間伐秋の虹 苦 瓜
36.雪渓に腰を下ろして仰ぐ峰 Tiger77
38.蝉穴のどこまで深し原爆忌 しょうく
45.長き夜の落書増えし句帳かな 泥 舟
51.人去りし女人高野に月のぼる 山椒の実
56.盆僧のバイクは衣をひるがへし さんせん
60.余所者に帰心いつしか村祭 昇 峰
無点句
02.秋立つ日夏のしがらみ脱げぬまま
07.朝顔の紺のしたたり水受けて
12.雨上がり老の坂越ゆ秋の虹
15.鰻焼く匂いに釣られ暖簾押し
16.エノラゲイは悪魔の呪文広島忌
17.炎天下スーツで奔走最前線
19.大夕立山の火照りを冷ましけり
21.烏瓜咲いて一夜の夢ドレス
22.硝子鉢氷冷麺いと涼し
25.旧盆に帰る子を待つ老し母
28.腰折りて日没るまでを昆布干し
30.秋刀魚焼く匂いに蒸せる路地裏よ
32.終戦は九歳の時桑いちご
33.巡礼のバスに付きくる赤とんぼ
34.水軍の裔と誇りて宮相撲
35.星座してラジオで聞きし終戦日
37.蝉暑し安眠破る今日の朝
39.蝉しぐれ山上駅の雨晴れて
41.底紅やかくも一日の早きとは
42.蛸壺に一死免れ終戦忌
46.鳴き砂を踏みしめ行くや涼新た
47.墓石に彫られしクルス桔梗かな
48.墓守も絶へて故郷盆の月
50.初めての絵本幼児に秋の声
53.冷や麦や馳走になりし旅の華
55.微笑める母の遺影へ百合の花
59.夕昏れの風少しづつ晩夏かな
評点につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。
選者(敬称略)
麦 秋 Tiger77 しょうく しんい 山椒の実 俊 雪 利 明 苦 瓜 さんせん panapana 昇 峰
最高点句4点句(◎◎◎〇)
23.菊坂に一葉の井や糸蜻蛉 麦 秋
(◎〇〇〇)
54.仏飯の乾涸びてゐる残暑かな 山椒の実
57.無言館の黙をつつめる夏木立 しんい
(〇〇〇〇)
10.朝顔や終の二輪の藍と紺 panapana
58.湯上りの帯ゆるやかに宿浴衣 さんせん
3点句(◎〇〇)
29.鯖雲や波穏やかに茅渟の海 利 明
(〇〇〇)
01.曖昧に相槌うちて心太 しょうく
20.甲斐駒の山襞深し新松子 しんい
26.黒潮に打ち込む太鼓浜まつり 麦 秋
2点句(◎〇)
04.秋祭り幟はためく小江戸かな panapana
27.献花する摩文仁の丘の炎暑かな さんせん
(〇〇)
03.秋立つや風のそよぎを聞く朝 泥 舟
05.秋めくや口に籠もりし津軽弁 泥 舟
08.朝顔の鉢窓に置く路地暮し 昇 峰
31.しやつきりと夏帽似合ふ卒寿翁 しんい
40.蝉時雨第九の如く轟けり 俊 雪
43.竹林の心地よき風暑気払ふ しんい
44.杖をつき御巣鷹山へ盆用意 panapana
49.端居して来る人毎に話掛け Tiger77
1点句(◎)
11.朝虹の連山はるか草千里 さんせん
18.炎天下スタンド埋める熱狂ファン 俊 雪
52.ひとときの命の火照り遠花火 しょうく
(〇)
06.朝顔の明日の色の莟かな 昇 峰
09.朝顔や潮騒とどく佃路地 昇 峰
13.いつ終る記録ずくめの残暑かな 山椒の実
14.鰯雲深み増したる空の蒼 昇 峰
24.北山の杉の間伐秋の虹 苦 瓜
36.雪渓に腰を下ろして仰ぐ峰 Tiger77
38.蝉穴のどこまで深し原爆忌 しょうく
45.長き夜の落書増えし句帳かな 泥 舟
51.人去りし女人高野に月のぼる 山椒の実
56.盆僧のバイクは衣をひるがへし さんせん
60.余所者に帰心いつしか村祭 昇 峰
無点句
02.秋立つ日夏のしがらみ脱げぬまま
07.朝顔の紺のしたたり水受けて
12.雨上がり老の坂越ゆ秋の虹
15.鰻焼く匂いに釣られ暖簾押し
16.エノラゲイは悪魔の呪文広島忌
17.炎天下スーツで奔走最前線
19.大夕立山の火照りを冷ましけり
21.烏瓜咲いて一夜の夢ドレス
22.硝子鉢氷冷麺いと涼し
25.旧盆に帰る子を待つ老し母
28.腰折りて日没るまでを昆布干し
30.秋刀魚焼く匂いに蒸せる路地裏よ
32.終戦は九歳の時桑いちご
33.巡礼のバスに付きくる赤とんぼ
34.水軍の裔と誇りて宮相撲
35.星座してラジオで聞きし終戦日
37.蝉暑し安眠破る今日の朝
39.蝉しぐれ山上駅の雨晴れて
41.底紅やかくも一日の早きとは
42.蛸壺に一死免れ終戦忌
46.鳴き砂を踏みしめ行くや涼新た
47.墓石に彫られしクルス桔梗かな
48.墓守も絶へて故郷盆の月
50.初めての絵本幼児に秋の声
53.冷や麦や馳走になりし旅の華
55.微笑める母の遺影へ百合の花
59.夕昏れの風少しづつ晩夏かな
評点につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。
選者(敬称略)
麦 秋 Tiger77 しょうく しんい 山椒の実 俊 雪 利 明 苦 瓜 さんせん panapana 昇 峰
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特選
23.菊坂に一葉の井や糸蜻蛉
秀作
10.朝顔や終の二輪の藍と紺
29.鯖雲や波穏やかに茅渟の海
45.長き夜の落書増えし句帳かな
49.端居して来る人毎に話掛け
54.仏飯の乾涸びてゐる残暑かな
23.菊坂に一葉の井や糸蜻蛉
秀作
10.朝顔や終の二輪の藍と紺
29.鯖雲や波穏やかに茅渟の海
45.長き夜の落書増えし句帳かな
49.端居して来る人毎に話掛け
54.仏飯の乾涸びてゐる残暑かな
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10
特選
23.菊坂に一葉の井や糸蜻蛉
秀句
05.秋めくや口に籠もりし津軽弁
26.黒潮に打ち込む太鼓浜まつり
40.蝉時雨第九の如く轟けり
51.人去りし女人高野に月のぼる
58.湯上りの帯ゆるやかに宿浴衣
23.菊坂に一葉の井や糸蜻蛉
秀句
05.秋めくや口に籠もりし津軽弁
26.黒潮に打ち込む太鼓浜まつり
40.蝉時雨第九の如く轟けり
51.人去りし女人高野に月のぼる
58.湯上りの帯ゆるやかに宿浴衣
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特選
52.ひとときの命の火照り遠花火
秀句
01.曖昧に相槌うちて心太
10.朝顔や終の二輪の藍と紺
29.鯖雲や波穏やかに茅渟の海
31.しやつきりと夏帽似合ふ卒寿翁
49.端居して来る人毎に話掛け
52.ひとときの命の火照り遠花火
秀句
01.曖昧に相槌うちて心太
10.朝顔や終の二輪の藍と紺
29.鯖雲や波穏やかに茅渟の海
31.しやつきりと夏帽似合ふ卒寿翁
49.端居して来る人毎に話掛け
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7
特選
54.仏飯の乾涸びてゐる残暑かな
秀句
09.朝顔や潮騒とどく佃路地
20.甲斐駒の山襞深し新松子
23.菊坂に一葉の井や糸蜻蛉
57.無言館の黙をつつめる夏木立
58.湯上りの帯ゆるやかに宿浴衣
54.仏飯の乾涸びてゐる残暑かな
秀句
09.朝顔や潮騒とどく佃路地
20.甲斐駒の山襞深し新松子
23.菊坂に一葉の井や糸蜻蛉
57.無言館の黙をつつめる夏木立
58.湯上りの帯ゆるやかに宿浴衣
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6
俊雪の選句
特選11.朝虹の連山はるか草千里
秀句01.曖昧に相槌うちて心太
14.鰯雲深み増したる空の蒼
38.蝉穴のどこまで深し原爆忌
44.杖をつき御巣鷹山へ盆用意
58.湯上りの帯ゆるやかに宿浴衣
特選11.朝虹の連山はるか草千里
秀句01.曖昧に相槌うちて心太
14.鰯雲深み増したる空の蒼
38.蝉穴のどこまで深し原爆忌
44.杖をつき御巣鷹山へ盆用意
58.湯上りの帯ゆるやかに宿浴衣
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5
特選
23.菊坂に一葉の井や糸蜻蛉
秀句
03.秋立つや風のそよぎを聞く朝
27.献花する摩文仁の丘の炎暑かな
36.雪渓に腰を下ろして仰ぐ峰
57.無言館の黙をつつめる夏木立
58.湯上りの帯ゆるやかに宿浴衣
23.菊坂に一葉の井や糸蜻蛉
秀句
03.秋立つや風のそよぎを聞く朝
27.献花する摩文仁の丘の炎暑かな
36.雪渓に腰を下ろして仰ぐ峰
57.無言館の黙をつつめる夏木立
58.湯上りの帯ゆるやかに宿浴衣
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しょうく選
特選 57.無言館の黙をつつめる夏木立
秀句 05.秋めくや口に籠もりし津軽弁
10.朝顔や終の二輪の藍と紺
31.しやつきりと夏帽似合ふ卒寿翁
43.竹林の心地よき風暑気払ふ
54.仏飯の乾涸びてゐる残暑かな
特選 57.無言館の黙をつつめる夏木立
秀句 05.秋めくや口に籠もりし津軽弁
10.朝顔や終の二輪の藍と紺
31.しやつきりと夏帽似合ふ卒寿翁
43.竹林の心地よき風暑気払ふ
54.仏飯の乾涸びてゐる残暑かな
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2
特選
18.炎天下スタンド埋める熱狂ファン
秀句
04.秋祭り幟はためく小江戸かな
10.朝顔や終の二輪の藍と紺
40.蝉時雨第九の如く轟けり
43.竹林の心地よき風暑気払ふ
56.盆僧のバイクは衣をひるがへし
18.炎天下スタンド埋める熱狂ファン
秀句
04.秋祭り幟はためく小江戸かな
10.朝顔や終の二輪の藍と紺
40.蝉時雨第九の如く轟けり
43.竹林の心地よき風暑気払ふ
56.盆僧のバイクは衣をひるがへし
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1
麦秋選
特選
04.秋祭り幟はためく小江戸かな
秀句
03.秋立つや風のそよぎを聞く朝
20.甲斐駒の山襞深し新松子
44.杖をつき御巣鷹山へ盆用意
57.無言館の黙をつつめる夏木立
60.余所者に帰心いつしか村祭
特選
04.秋祭り幟はためく小江戸かな
秀句
03.秋立つや風のそよぎを聞く朝
20.甲斐駒の山襞深し新松子
44.杖をつき御巣鷹山へ盆用意
57.無言館の黙をつつめる夏木立
60.余所者に帰心いつしか村祭
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