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歳時記の窓

2468.栗

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2021.10.12
【栗】
栗を剥き独りの刻を養へり       野澤節子
栗売の声が夜となる飛騨盆地      成瀬櫻桃子
みなし栗ふめばこころに古俳諧     富安風生
美しき栗鼠の歯形や一つ栗       前田普羅
別れ来て栗暁く顔をほてらする     西東三鬼
栗焼く香ただよへば船灯し合ふ     友岡子郷
栗をむくいまが晩年かも知れぬ     細川加賀
間道はいづれも京へ丹波栗       渕上千津
待つことは長し栗の実落つることも   山口青邨
初栗に山上の香もすこしほど      飯田蛇笏
野の香りこぼし栗飯炊きあがる     山田紀子
栗飯を喰ふとき大き口開けり      伊藤伊那男
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昇峰さん
2021.10.15 9:39
江戸よりの続く酒蔵栗の里
山栗を噛めば我も動物めく
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panapanaさん
2021.10.12 22:10
一巡り里山ぐるり栗の飯
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2
詩桜里さん
2021.10.12 20:16
栗拾ひ炊き込みご飯に余るほど
宅急便里の山栗送りくる
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1
孤山さん
2021.10.12 16:19
園児らは歓声挙げて栗拾ふ
夕飯は栗釜飯や独り酌む
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