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歳時記の窓

2469.やや寒

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2021.10.13
【やや寒】
やゝ寒く松茸飯の折詰も         高野素十
朝餉なる小蕪がにほふやや寒く      及川 貞
内灘の漸寒の松みな傾ぐ         辻田克巳
やや寒や一人世帯の土間の下駄      鈴木真砂女
やや寒の指輪忘れし薬指         小松世史子
漸寒や一万石の城下町          高浜虚子
うそ寒や耳うすければ運うすく      野村喜舟
うそ寒の驛吐かれ出づ旅ひとり      石塚友二
病める鯉ゆらりと浮きて秋寒し      安斉君子
やや寒み襟を正して座りけり       正岡子規
うそ寒や障子の穴を覗く猫        富田木歩
やや寒の幻住庵の厠かな         伊藤伊那男
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昇峰さん
2021.10.15 9:37
やや寒や帽子忘れて街の角
やや寒の池に釣人ひとりかな
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3
詩桜里さん
2021.10.13 20:12
やや寒く熱き粥音の朝餉かな 
投薬の増える齢やうそ寒き
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2
孤山さん
2021.10.13 15:31
履き直すジョギングシューズやや寒し
やや寒のグランドに立つや武者振ひ
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1
panapanaさん
2021.10.13 9:26
独り居の夜中の目覚め秋寒し
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