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歳時記の窓

2473.零余子

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2021.10.19
【零余子】
触れてこぼれひとりこぼれて零余子かな      高野素十
ほろほろとむかご落ちけり秋の雨         一 茶
音にして夜風のこぼす零余子かな         飯田蛇笏
零余子蔓流るゝ如くかゝりをり          高浜虚子
たれかれに供へて熱きぬかご飯          黒田杏子
二つづつふぐりさがりのむかごかな        宮部寸七翁
零余子一つ摘まんとすればほろと落つ       小澤碧童
目も口も無くてむかごの仏たち          正木志司子
零余子づる引けばほろほろ風の音         中野万里
零余子飯出てより話弾みけり           平田マサ子
愉しきかな零余子の衆愚犇くは          飯田龍太
零余子落つ夜風の荒き伊賀の奥          北村 保
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panapanaさん
2021.10.23 21:47
故郷のほのかな香り零余子飯
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3
昇峰さん
2021.10.20 10:32
風なくも零余子零れる日和かな
ほろほろと零す日の斑や零余子摘む
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2
詩桜里さん
2021.10.19 21:33
初むかご艶盛りあげり道の駅
零余子飯母に供へて語りかく
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1
孤山さん
2021.10.19 19:44
長生きの部類に入り零余子飯
山間の小さな旅籠零余子飯
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