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歳時記の窓

502.今週の俳句(10/18~10/22)

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2021.10.25
1. 富士仰ぐ峠の茶屋のななかまど
2. 山の雨いつしか止んで七竈
3. 谺して響く瀧音ななかまど
4. 山の辺の鮮やかに照るななかまど
5. ななかまど未だ落城嘆くかに
6. 古里は夕日の向かうななかまど
7. 街角に人待ち顔やななかまど
8. 故郷のほのかな香り零余子飯
9. 風なくも零余子零れる日和かな
10. ほろほろと零す日の斑や零余子摘む
11. 初むかご艶盛りあげり道の駅
12. 零余子飯母に供へて語りかく
13. 長生きの部類に入り零余子飯
14. 山間の小さな旅籠零余子飯
15. 古里の香り練り込む走り蕎麦
16. ごおたれは信濃県人走り蕎麦
17. 住み慣れし市井の隅や走り蕎麦
18. 昼酒に酔うて頂く走り蕎麦
19. 新蕎麦に並ぶ店先僧二人
20. 新蕎麦の幟目につく峠茶屋
21. 新蕎麦に信濃路の旅栞りけり
22. 切株に落ちて跳ねたる木の実かな
23. 木の実落ちて石の継ぎ目に並びけり
24. 内定の喜び胸に木の実降る
25. 遺跡へ道なだらかに木の実ふる
26. 旅の宿木の実降りつぐ夜の静寂
27. 手探りのポッケの木の実幼から
28. 木の実降る裏参道や栗鼠走る
29. 校庭は日差し柔らか木の実落つ
30. 厄ははや過ぎし齢や今年酒
31. 桝酒に木の香漂ふ今年酒
32. 酒蔵をめぐる 新酒の飲み比べ
33. 杉玉の青さ誇れる新酒の香
34. 酒造屋の杜氏代替え新走り
35. 古里の鎮守の森や新走り
36. 雨音に音符をつけて新酒酌む
書き込み
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