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歳時記の窓

2482.初霜

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2021.11.1
【初霜】
一つ葉に初霜の消え残りたる     高浜虚子
初霜にとぢこめられし山の音     吉年虹二
やはらかに青草充ちて初霜す     松村蒼石
初霜に胸埋め嵯峨の石仏は      長谷川秋子
初霜に焚く櫻葉の匂ひかな      松瀬青々
初霜の朝市にゐる迷ひ犬       藤本朋子
初霜の石を崩して堰普請       及川仙石
初霜の消え束の間の野の光      河野美奇
初霜やむらさきがちの佐久の鯉    皆川盤水
初霜やガラス隔てて吾子と会ふ    高橋悦男
初霜は裏羊蹄の翳に踏む       古舘曹人
初霜やけさおとなしき鹿島灘     藤田あけ烏
書き込み
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昇峰さん
2021.11.2 19:56
初霜や離陸間近の始発便
初霜や街頭照らす暁の道
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3
panapanaさん
2021.11.1 21:21
初霜や芝の輝き白々と
初霜を踏んで托鉢巡る朝
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2
詩桜里さん
2021.11.1 20:22
初霜に畠の野菜の瑞々し
初霜や轍のひかり雲の上
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1
孤山さん
2021.11.1 16:19
初霜に野菜畑の化粧かな
初霜や木橋を渡る杖の音
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