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サークル句会

185.01月サークル句会①(12/26~01/10)

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2016.1.7
1月前半のサークル句会の選句結果です。今回の一席は、山椒の実さんの「餅花」句の6点句、二席は、夢追人さんの「鮟鱇」句の5点句でした。三席は方舟さんの「除夜の鐘」句としんいさんの「年酒」句の5点句の二句です。新年詠での一席を得てサークル句会もめでたいスタートをきらせていただきました。本年もよろしくお願い申し上げます。

一席6点句(◎〇〇〇〇〇)
  81.餅花や日差しやわらか小間物屋        山椒の実
二席5点句(◎◎〇〇〇)
  02.ありていに申さばぶざま吊り鮟鱇       夢追人
三席5点句(〇〇〇〇〇)
  26.里山に添うて余韻の除夜の鐘         方 舟
  50.年酒酌む余生分け合ふ人のゐて        しんい
4点句(◎〇〇〇)
  04.一村の屋根にあまねく初日受く        方 舟
  55.初日さす障子明かりの合掌家         さんせん
  58.肥後守砥石に匂ふ寒の水           苦 瓜
   (〇〇〇〇)
  23.膏薬の匂ひ仄かに日向ぼこ          さんせん
  66.冬菫民話の里の道しるべ           panapana
3点句(◎◎〇)
  53.八角の夢殿凜と初御空            panapana
   (◎〇〇)
  16.寒鯉の水の重さを持て余す          昇 峰
   (〇〇〇)
  34.銭湯の富士を眺めて御慶かな         方 舟
  71.凡才も才の一つや根深汁           そよかぜ
2点句(◎◎)
  43.点滴の二の腕寒き診療所           さんせん
   (◎〇)
  03.生かさるる古希をことほぎ初薬師       さんせん
  11.割烹着の眩しかりけり松七日         利 明
  42.積み上げし赤蕪磨く飛騨の水         しんい
  79.三日はや元の独りになりにけり        そよかぜ
   (〇〇)
  09.大鳴門渦潮太鼓寒に入る           苦 瓜
  10.大歩危の水面あをあを寒に入る        苦 瓜
  27.三寒の空澄みわたり鳶の笛          泥 舟
  36.千両や前垂れ褪せし六地蔵          昇 峰
  37.空仰ぐ馬のいななき初景色          panapana
  63.福笹を揺らし南座素通りす          山椒の実
  65.冬すみれ老いて清楚な未亡人         麦 秋
  74.松過ぎて吹く風清き老いの道         Tiger77
1点句(◎)
  29.子規庵の井戸のさざ波寒の入         麦 秋
   (〇)
  01.仰向けに富士を眺むる初湯かな        利 明
  05.裏白の反りて乾びて六日なる         しょうく
  12.鐘の音鐘を離れて去年今年          しょうく
  13.枯柳古き家並の水の郷            しんい
  15.寒鯉の泥のごとくに鎮もれる         昇 峰
  17.寒の入り水琴窟の音響く           secchan
  21.屈託を胸に抱えて雪催            secchan
  22.句の道を学び歩むが恵方道          夢追人
  25.狛犬を怖がるをさな初詣           TOTORO
  40.知恩院の山門横に初句会           山椒の実
  59.被災地を望む高台初御空           panapana
  60.初景色墨絵のごとき里の村          secchan
  61.ひとつ立ち去りて皆飛ぶ寒雀         苦 瓜
  68.噴煙の棚引くままに山眠る          泥 舟
  69.文楽の果てて今宮初戎            苦 瓜
  84.読初は吾子に聞かせるグリム集        さんせん
無点句
  06.嬉しきも悲しきことも古日記
  07.駅伝を肴に呑むや三が日
  08.大声につられて買いし歳の市
  14.寒鯉の天に昇らむ暇かな
  18.寒風や歴文クラブ一時半
  19.着道楽の四条通りの春着かな
  20.胸奥に炎を灯す年賀状
  24.五色豆ころころころと初句会
  28.参道の未だ明けやらぬ初雀
  30.朱の袴欠伸こらえる四日昼
  31.人日や粥も優しく入れ歯爺
  32.心臓の鼓動を聞くや夜半の冬
  33.世界中の後光とならむ初日の出
  35.千両の粒をこぼせし郵便夫
  38.宝船乗っているよな夢の中
  39.賜りし色紙掲ぐる去年の壁
  41.恙なき一年でした大晦日
  44.年の湯やくつろぐ時は声が出る
  45.鍋焼に舌を焼かれて箸を置く
  46.何とまあ骨折知らす初電話
  47.似顔絵の笑ふ絵手紙小正月
  48.二の腕の白眩きや弓始
  49.庭隅の遠慮がちなる飾焚き
  51.年賀状届かぬ人のこと思う
  52.年賀状年々減りて義理を欠く
  54.初天神コスプレ優る巫女衣装
  56.初御空浮雲二つ夢語る
  57.初夢を奥の細道辿りをり
  62.ひび割れの手指また増え寒の入り
  64.ふくよかなマダムの歩み着膨れて
  67.冬の園ただぽつねんと花時計
  70.平素謝し産土神に初詣
  72.孫成りて別れを告げるお年玉
  73.松過ぎて変わらず続け平穏に
  75.松過の文一通の重さかな
  76.豆剣士稽古もそぞろ鏡割り
  77.万両の息づく軒の低き尼寺
  78.万両の日々艶を増す湖の風
  80.目覚しにせかされ起きる寒四郎
  82.門柱に「電話三番」注連飾
  83.雪道に都会の人はチャップリン
  85.若者の息を身近に三日かな

評点につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。

選者(敬称略)

そよかぜ 泥 舟 TOTORO 山椒の実 しんい secchan 麦 秋 しょうく 苦 瓜 利 明  panapana 方 舟 さんせん 夢追人 俊 雪 昇 峰

選句中(敬称略)

Tiger77 
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1
11ページ
17
昇峰さん
2016.1.14 21:34
特選
02.ありていに申さばぶざま吊り鮟鱇
秀作
10.大歩危の水面あをあを寒に入る
34.銭湯の富士を眺めて御慶かな
55.初日さす障子明かりの合掌家
66.冬菫民話の里の道しるべ
69.三日はや元の独りになりにけり
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16
俊雪さん
2016.1.14 10:17
俊雪選

特選58.肥後守砥石に匂ふ寒の水

秀句02.ありていに申さばぶざま吊り鮟鱇
  17.寒の入り水琴窟の音響く  
  36.千両や前垂れ褪せし六地蔵
  55.初日さす障子明かりの合掌家
  68.噴煙の棚引くままに山眠る
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15
夢追人さん
2016.1.14 10:06
特選:11.割烹着の眩しかりけり松七日
秀句:34.銭湯の富士を眺めて御慶かな
   50.年酒酌む余生分け合ふ人のゐて
   58.肥後守砥石に匂ふ寒の水
   65.冬すみれ老いて清楚な未亡人
   71.凡才も才の一つや根深汁
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14
さんせんさん
2016.1.13 17:37
特選
79.三日はや元の独りになりにけり
秀句
02.ありていに申さばぶざま吊り鮟鱇
05.裏白の反りて乾びて六日なる
34.銭湯の富士を眺めて御慶かな
50.年酒酌む余生分け合ふ人のゐて
63.福笹を揺らし南座素通りす
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13
方舟さん
2016.1.13 16:55
特選
55・初日さす障子明りの合掌家
秀句
10・大歩危の水面あをあを寒に入る
50・年酒酌む余生分け合ふ人のゐて
53・八角の夢殿凛と初御空
58・肥後守砥石に匂ふ寒の水
81・餅花や日差しやわらか小間物屋
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12
panapanaさん
2016.1.12 20:15
特選 29
秀句 22. 60. 65. 74. 81.
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11
利明さん
2016.1.12 17:19
特選
02 ありていに申さばぶざま吊り鮟鱇
秀句
03 生かさるる古稀をことほぎ初薬師
16 寒鯉の水の重さを持て余す
23 膏薬の匂ひ仄かに日向ぼこ
50 年酒酌む余生分け合ふ人のゐて
71 凡才も才の一つや根深汁
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10
苦瓜さん
2016.1.12 13:41
特選。42
秀句。02・13・23・27・66
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9
しょうくさん
2016.1.12 9:18
しょうく選

  特選 81.餅花や日差しやわらか小間物屋
  秀句 15.寒鯉の泥のごとくに鎮もれる
     21.屈託を胸に抱えて雪催
     26.里山に添うて余韻の除夜の鐘
     42.積み上げし赤蕪磨く飛騨の水
     61.ひとつ立ち去りて皆飛ぶ寒雀 
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8
麦秋さん
2016.1.11 23:10
麦秋選
特選 53
秀句 09、25、40、59、69
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7
secchanさん
2016.1.11 22:43
特選
04
秀句
26・37・66・74・81
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6
削除されました。
5
削除されました。
4
山椒の実さん
2016.1.11 21:44
特選
16.寒鯉の水の重さを持て余す

秀句
09.大鳴門渦潮太鼓寒に入る
23.膏薬の匂ひ仄かに日向ぼこ
26.里山に添うて余韻の除夜の鐘
37.空仰ぐ馬のいななき初景色
84.読初は吾子に聞かせるグリム集
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3
TOTOROさん
2016.1.11 20:44
特選 43.点滴の二の腕寒き診療所

入選 16.26.27.50.63.
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2
泥舟さん
2016.1.11 20:05
特選
43 点滴の二の腕寒き診療所
入選
01 仰向けに富士を眺むる初湯かな
04 一村の屋根にあまねく初日受く
12 鐘の音鐘を離れて去年今年
36 千両や前垂れ褪せし六地蔵
81 餅花や日差しやわらか小間物屋
0人がいいねと言っています
1
そよかぜさん
2016.1.11 17:22
そよかぜ選
特選
03.生かさるる古希をことほぎ初薬師
秀作
04.一村の屋根にあまねく初日受
23.膏薬の匂ひ仄かに日向ぼこ
58.肥後守砥石に匂ふ寒の水
66.冬菫民話の里の道しるべ
81.餅花や日差しやわらか小間物屋
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