梅

裏庭の梅に群がる鳥の声

梅

梅の実のぽとり音する背戸の闇

「南高梅」を植えて１０年やっと沢山の梅が成り出しました。

梅雨

野菜には慈雨とはならむ梅雨の雨

トマト（ミニ・赤黄色）、茄子、胡瓜。ピーマン、しし唐、唐辛子、オクラを植えています。
さつま芋も一昨日の大雨で根付いたようです。

坂　

梅雨近し汗が滴る上り坂

半月程不在します。

夏

喘ぎつつ登る坂道夏帽子

夏帽子

農作業汗の染み入る夏帽子

梅雨が近づき蒸し暑くなってきました。

木

木のベンチ置忘れたる夏帽子

ハンカチ

ハンカチの木の清楚さや君の立つ

ハンカチの木は初夏の季語だそうです。

今

ハンカチをひろった縁や今いずこ

草笛

草笛を吹きし彼の人今いずこ

笛

菜畠を草笛鳴らし眺め居り

子供の頃の情景です。

健やか

　　電話越し漏れ健やかな祭笛

香

健やかに香りに浸る菖蒲の湯

峠道

新緑の香にむせかえる峠道

うぐいす

うぐいすの落とし文見る峠みち

道

散歩道うぐいすの声心地良く

参道

新緑の長き参道老夫婦

葉桜

葉桜や雨の参道人もなく

糸雨

　　言葉なく葉桜揺らし糸の雨

風　　

糸雨煙り切り裂く燕風のよう

緑

新緑の風と触れ合う貸しボート

初夏

萌え出でし緑眩き初夏の朝

初夏の風

過疎の村真鯉緋鯉に初夏の風

風

寒暖の頃に定まる初夏の風

透け

頬なぶる若葉透け来る風優し

出す

角の筋透けて身を出すかたつむり

泳ぐ

逃げ水に泳ぐ子犬は舌を出し

風

海風をひろいて泳ぐ鯉幟

>>［22］ あっさむ さん
平屋建て、いいですね～・・・
子供が家にいるうちは2階建てでないと部屋の確保ができないので
私は平屋が理想でしたがやむなく2階建てにしました。
40年近く経って改築をしたりしてきましたが、子供が自立した今は
２階には寝る時しか上がらなくなりました、足も上がらなくなってき
てほとんどの必要品は階下に集中しているのでごちゃごちゃです。
この頃、断捨離で物を処分して少しでも楽に暮らせるようにしています。
今更建て替える気力も残っていません(笑)

田舎座敷の句は祖父母の家の記憶を元に作りました。

>>［18］ みすず さん
１０年前に、１２０年経った所謂古民家を壊し、平屋の小さな家に建て替えました。
旧家は部屋が９部屋ある二階建てで、縁側がL字状に延び雨戸を開けると障子やガラス戸が無い濡れ縁でした。
古民家再生を図りましたが耐震性がなくうん千万円掛かると聞いて断念しました。

夏など正にお歌の通りの情景で懐かしさが込み上げてきました。

風

風そよぐ目に優し気に柿若葉

隣町は富有柿で有名で、県道に「柿木街道」という俗名がついています。

風


樹々の間の　葉を揺らしつつ　風とおる

風

こいのぼり風の波間に寛いで

吹き抜ける

青田風田舎座敷を吹き抜ける

風薫る


風薫る　生まれゆく風　吹き抜ける

句碑

句碑の字をなぞる指にも風薫る

>>［14］ ねこプニプニ さん
あやめです。ねこプニプニさんも　そうですか　ＮＨＫ俳句なども見ておりますが難しく
もう今の私には、手遅れと人様の俳句を鑑賞して楽しでおります

>>［11］ あやめ さん
わたしも同様なのです。
五七五なのに四苦八苦しています。

>>［11］ あやめ さん
あやめさん、おはようございます！
いつも見ていてくださって感謝しています、これからもどうぞよろしく
お付き合いお願いいたします。

句碑

　句碑めぐりついて離れず蝶二匹

難しいです　何時も勉強させて貰って居ます

牡丹

まず句碑にまみえてよりの牡丹かな

牡丹

牡丹あり脱ぎ散らかして目に寒し

一輪

玄関の牡丹一輪話かけ

昨日今日

朝顔や昨日一輪今日二輪

>>［5］ ゆりかもめ さん
素敵！センスいいですね～！

躑躅
躑躅咲き　自宅で楽しむ　昨日今日


[画像は削除されました]

　花に癒されて・・
一輪摘んでガラス鉢で楽しむ昨日今日。

覗き

　　孫覗き小声でじいじ雀の巣

落葉

落葉掃きつぼみの躑躅覗き居り