ジェームスエルロイ原作、長いので本では読んでいません。
中々見ごたえのある映画です。
主演男優賞（ケヴィン・スペイシー）もアカデミー賞を取りましたが、彼はスキャンダルで最近の映画には出演していません。幸い最近容疑が晴れたのは良かったですね。

みねさん
この映画は、1999年に観たようです。その時の感想です。

達者な語り口で1950年代のロス警察の腐敗を描く。正義一本調子でないところが、いかにも通好みの大人の話になっている。カーチス・ハンソンは「激流(1994)」で感心させられた監督だが、演出力はなかなかのもの。出演者が全員存在感に溢れているのは監督の力量と思われる。(1999.8.9)

「激流」は、あのアカデミー賞おばさんのメリル・ストリープが、なんと激流下りの案内人を演ずる映画です。巻頭のタイトル・バックで、スカルを漕いで見せますが、上手いもので、さまになっています。趣味でスカルでもやっていたことがあるのかと思ったのですが、キネマ旬報のデーターベースでは、オリンピック選手にスカルを習ったとか。それにしても、なんでもこなす女優ですね。脱帽。