メニュー
ゲストさん

サークル句会

186.01月サークル句会②(01/11~01/25)

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2016.1.22
1月後半のサークル句会の選句結果です。今回の一席は、さんせんさんの「日脚伸ぶ」句の6点句、二席は、方舟さんの「初荷」句の6点句、三席はしょうくさんの「雪しまき」句の6点句でした。偶然にも一席から三席までが同点句で、大きな差はなかったと言えそうですが、どの句にも共通していることは、句形がしっかりして品格があることです。いよいよ2月、春季です。次回もよろしくお願い申し上げます。

一席6点句(◎◎〇〇〇〇)
  61.扁額の文字くつきりと日脚伸ぶ        さんせん
二席6点句(◎〇〇〇〇〇)
  52.年輪の揃ふ丸太に初荷旗           方 舟
三席6点句(〇〇〇〇〇〇)
  69.雪しまき屋根に石置く番屋かな        しょうく
4点句(◎◎◎〇)
  09.音という音吸い込みて雪積もる        しょうく
   (◎◎〇〇)
  72.雪晴れてぬつと背伸びの羊蹄山        麦 秋
   (◎〇〇〇)
  08.おかめの面顔に余りし神楽の子        方 舟
  25.黒潮を眼下の茶室寒椿            panapana
  29.ご神体の山の眠りに鈴を振る         方 舟
   (〇〇〇〇)
  11.悴みて南京錠の穴探る            山椒の実
  36.さるぼぼを吊せる御堂冴返る         しんい
  51.名の知れぬ鳥の来てゐる実千両        苦 瓜
3点句(◎〇〇)
  70.雪しんしん振子時計のチクタクと       しんい
   (〇〇〇)
  54.初春や申の根付の鈴の音           麦 秋
  68.雪兎目玉残して消えにけり          夢追人
2点句(◎〇)
  19.寒晴の富士夕化粧紅さして          しょうく
  48.灯台の青き光芒冬の月            しんい
   (〇〇) 
  02.天城越えレトロのバスや冬桜         苦 瓜
  14.嫁せし娘とランチ楽しむ女正月        そよかぜ
  17.寒椿荒行僧の声響く             panapana
  33.授かりし傘寿冥利や初天神          夢追人
  37.塾の灯の煌煌として霜の夜          しんい
  44.大寒や千日行者の息づかひ          panapana
  50.鳥羽の海真珠筏に初日さす          方 舟
  65.右肩にいただくお加持初薬師         TOTORO
  74.臘梅や大原を行く修業僧           麦 秋
1点句(◎)
  10.風花や智恵子生家の酒林           昇 峰
  24.煌めける矢竹のしずく春近し         さんせん
   (〇)
  07.大鳴門渦潮太鼓寒夕焼            苦 瓜
  12.悴みて待つはひとりの無人駅         山椒の実
  15.寒菊の供花に華やぐ仏間かな         さんせん
  20.寒紅やつひに本音は云はざりし        山椒の実
  28.凍る道夕日鏡面富士照らし          Tiger77
  30.婚礼に意匠華やぐ鶴の舞           俊 雪
  32.作条の畝を残して冬ざるる          さんせん
  34.傘寿とは三十なるぞおらが春         麦 秋
  40.スケートの子等の願望真央結弦        夢追人
  42.雑煮餅膨らみ伸びしわが余生         しょうく
  53.蜂蜜は紫雲英の香り春隣           昇 峰
  58.日向ぼこして若き日の夢うつつ        そよかぜ
  73.雪催孫はしゃぎだし喜々もらひ        Tiger77
無点句
  01.朝練へ向ふ轍や深雪晴
  03.居酒屋の灯柔らか寒明ける
  04.打つ音を聞きつつ牡蠣を啜りけり
  05.梅一輪役所で借りし置き眼鏡
  06.狼を狛犬として宮凍る
  13.悴むや起床四時とは禅修行
  16.寒雀狭き隙間も喧しき
  18.寒の水ごくりごくりと喉仏
  21.寒林や呼ぴ合ひ小鳥響く声
  22.北風や長き踏切老い二人
  23.着ぶくれて満員電車乗りに逃がす
  26.携帯で探す携帯春隣
  27.渓流のまるき底石雪濁り
  31.再試験比叡颪に悴めり
  35.山内に満ち充つ日差初薬師
  38.消防団監視のもとやどんど焚く
  39.水仙に囲まれすっくと道祖神
  41.すつぽりと雪に静もる風見鶏
  43.大寒とうべなふ堂の底冷えて
  45.大寒や薬師如来に水供
  46.釣人の竿のぴくりと余寒かな
  47.鶴啼けり伴侶を求め声尖る
  49.禿頭も有髪も同じ冬ぼうし
  55.春寒や岸辺に寄せる波の音
  56.春立つや民家の庭の日章旗
  57.春近し音符をつけて蝶が舞ひ
  59.冬温し母娘久しきショッピング
  60.古井戸の湯気ほのぼのと寒に入る
  62.方丈の甍匂ひて雪催ひ
  63.ほのぼのと路地の明るむ初雀
  64.まだ護摩木燃えをる御堂初法話
  66.深雪晴遠山並の乱反射
  67.名園に季節先取り水仙花
  71.雪積る捨て空き缶の背丈ほど
  75.藁苞を小さくしたる寒牡丹

評点につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。

選者(敬称略)

苦 瓜 そよかぜ 泥 舟 Tiger77 方 舟 しんい 麦 秋 TOTORO 山椒の実 panapana しょうく 夢追人 利 明 さんせん 俊 雪 昇 峰
書き込み
 戻る次へ 
1
11ページ
17
昇峰さん
2016.1.29 20:11
特選
52.年輪の揃ふ丸太に初荷旗
秀作
09.音という音吸い込みて雪積もる
36.さるぼぼを吊せる御堂冴返る
51.名の知れぬ鳥の来てゐる実千両
54.初春や申の根付の鈴の音
61.扁額の文字くつきりと日脚伸ぶ
0人がいいねと言っています
16
俊雪さん
2016.1.29 16:58
俊雪選
特選19.寒晴の富士夕化粧紅さして

秀句08.音という音吸い込みて雪積もる
  29.ご神体の山の眠りに鈴を振る
  37.塾の灯の煌煌として霜の夜
  40.スケートの子等の願望真央結弦
  72.雪晴れてぬっと背伸びの羊蹄山
0人がいいねと言っています
15
さんせんさん
2016.1.29 16:04
特選
10.風花や智恵子生家の酒林
秀句
08.おかめの面顔に余りし神楽の子
33.授かりし傘寿冥利や初天神
51.名の知れぬ鳥の来てゐる実千両
54.初春や申の根付の鈴の音
68.雪兎目玉残して消えにけり
0人がいいねと言っています
14
利明さん
2016.1.29 10:37
特選
61 扁額の文字くつきりと日脚伸ぶ
秀句
20 寒紅やつひに本音は云はざりし
32 作条の畝を残して冬ざるる
33 授かりし傘寿冥利や初天神
36 さるぼぼを吊せる御堂冴返る
53 蜂蜜は紫雲英の香り春隣
0人がいいねと言っています
13
夢追人さん
2016.1.29 10:19
特選:09.音という音吸い込みて雪積もる
秀句:02.天城越えレトロのバスや冬桜
   08.おかめの面顔に余りし神楽の子
   50.鳥羽の海真珠筏に初日さす
   51.名の知れぬ鳥の来てゐる実千両
   72.雪晴れてぬつと背伸びの羊蹄山
0人がいいねと言っています
12
しょうくさん
2016.1.28 16:17
しょうく選
 特選 72.雪晴れてぬつと背伸びの羊蹄山
 秀句 12、17、29、36、54
0人がいいねと言っています
11
panapanaさん
2016.1.28 10:53
特選 72

秀句 28. 29. 69. 73. 74.
0人がいいねと言っています
10
山椒の実さん
2016.1.27 23:19
特選
48.灯台の青き光芒冬の月

秀句
07.大鳴門渦潮太鼓寒夕焼
37.塾の灯の煌煌として霜の夜
51.名の知れぬ鳥の来てゐる実千両
65.右肩にいただくお加持初薬師
68.雪兎目玉残して消えにけり
0人がいいねと言っています
9
TOTOROさん
2016.1.27 22:08
特選 70

入選 11.34.52.61.69.
0人がいいねと言っています
8
麦秋さん
2016.1.27 20:08
麦秋選
特選 25
秀句 02 44 48 52 61
0人がいいねと言っています
7
削除されました。
6
方舟さん
2016.1.27 9:48
特選
09・音と言う音吸い込みて雪積もる
秀句
11・悴みて南京錠の穴探る
14・嫁せし娘とランチ樂しむ女正月
61・扁額の文字くつきりと日脚伸ぶ
69・雪しまき屋根に石置く番屋かな
70・雪しんしん振子時計のチクタクと
0人がいいねと言っています
5
Tiger 6さん
2016.1.26 20:27
特選
09.音という音吸い込みて雪積もる
入選
17.寒椿荒行僧の声響く
19.寒晴の富士夕化粧紅さして
25.黒潮を眼下の茶室寒椿
42.雑煮餅膨らみ伸びしわが余生
70.雪しんしん振子時計のチクタクと
0人がいいねと言っています
4
泥舟さん
2016.1.26 20:18
特選
61 扁額の文字くつきりと日脚伸ぶ
入選
14 嫁せし娘とランチ楽しむ女正月
36 さるぼぼを吊せる御堂冴返る
50 鳥羽の海真珠筏に初日さす
52 年輪の揃ふ丸太に初荷旗
69 雪しまき屋根に石置く番屋かな
0人がいいねと言っています
3
そよかぜさん
2016.1.26 14:12
そよかぜ選
特選  
29.ご神体の山の眠りに鈴を振る
秀作
25.黒潮を眼下の茶室寒椿
52.年輪の揃ふ丸太に初荷旗
68.雪兎目玉残して消えにけり
69.雪しまき屋根に石置く番屋かな
74.臘梅や大原を行く修業僧
0人がいいねと言っています
2
苦瓜さん
2016.1.26 13:22
特選。08.おかめの面顔に余りし神楽の子
秀句。11・15・25・58・69
0人がいいねと言っています
1
削除されました。
 戻る次へ 
1
11ページ
関連記事

Slownetの公式SNSアカウントをチェック!

ボタンをタップしてフォローしてね!