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シネマタイム

『37年ぶりの邂逅』

トピック作成者:-
2022.11.20
古稀を迎えてOO症予備軍を自覚することが多くなってきましたが、不都合なことばかりではありません。 
本の虫が嵩じて出版社勤めの次男坊はへらず口で「オヤジはいいなァ、名作を読んでも暫らくして忘れてから読みなおし、感動を何度も味わえる」と、羨んでいます。 
しかしながら、老眼が進むと活字を追うのが面倒になり、ついつい映画のほうへ向かってしまうのは避けられない性でしょうか。

自宅でのDVD鑑賞は映画館のスクリーンから溢れ出る大迫力には敵いませんが、個人鑑賞が故のメリットも有ります。 
微妙な会話の場面やシナリオの展開を見失ったりした場合は肝心の箇所をプレイバックしたり、セリフと邦訳字幕に相違を感じた場合にも巻戻して聞き直し、更にはトイレ用の一時停止など再生時間は自在の操作。 
映画館での鑑賞は、観終った後に解せないストーリーの展開や気になるシーンが残りますが、DVDであれば自分が納得するまで何回でも巻戻したり、再生を中断したりして完璧に作品を味わい尽くすことが可能です。

鑑賞後は自分なりの評価を5段階(☆>◎>○>△>×)に分類し、後日、観なおしの参考のためにPC内のエクセル一覧表に記しておきます。 
先日、数少ない☆印の一つ「ニュー・シネマ・パラダイス」を観なおして再感動の余韻に浸っている時、キャスト紹介のスクリーン上に懐かしい女優名が飛び込んできました。 

ブリジット・フォッセイ!!!

「禁じられた遊び」(1952年)で可愛い女の子を演じたのが5歳の頃、あれから37年の時を経て「ニュー・シネマ・パラダイス」(1989年)で再びお目にかかることができたわけです。 
この間に彼女が美しく重ねた年輪の不思議な時空に惹かれて、次のDVDはあの名作古典を観なおすことに決めました。 


https://www.youtube.com/watch?v=ca9jPy9mwpY
   ↑
37年の時空を超えても彼女の泣き顔は変わっていません
   ↓
https://www.youtube.com/watch?v=YOMSLm0HibI&t=755s (9分40秒頃に登場)
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Vogelfreiさん
2022.11.22 13:34
>>[2] さん
ご丁寧な返信ありがとうございました。もう、老害の域にたっしている老齢者ですが、よろしくお願いします。Slownetにさんかしましたのは、ほぼこのネットの最初の頃ですので、7年よりは少々(ではないか)前かと思います。何年ごろだったでしょうかね。
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Vogelfreiさん
2022.11.21 11:56
文殊菩薩さん
難しいお名前ですね。ゆわれあればお教えください。

「ニュー・シネマ・パラダイス」、いい映画ですね。好きな映画です。

ご覧になったのは、アメリカで公開されたインターナショナル版(2時間4分)でなく、イタリア公開のオリジナル版(2時間55分)ですね。これが不評で、興行的にも成功ではなかったようですね。その結果を受けて、アメリカでの公開は、初恋のエレナとの再会エピソードの部分(中年になったエレナは、おっしゃる通り、なつかしや「禁じられた遊び」の主役幼女役ブリジッド・フォッセー)をカットしています。30歳台前半、しかも長編映画の初作。これもいいたい、あれもいいたいというジュゼッペ・トルナトーレ監督としては涙をのんでのカットだったのだろうと推測しますが、多弁を控えたのが、アカデミー外国語映画賞やカンヌ映画祭審査員特別グランプリをもたらしたのは皮肉ですね。
主人公の初恋の顛末を知りたいという観客の欲求と、作品としての映画の完成度が相反するということ。どちらを選ぶのが正解か。もうこれはもう、見る人、観る人の趣味趣向・人生観の問題でしょうか。文殊菩薩さんとされては、いづれに軍配でしょう?
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