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記録、手記、ルポルタージュ

みはまさん
トピック作成者:みはま さん
2016.2.4
人生の経験はなし、手記など、創作でなく実体験の話はここに
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11ページ
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みはまさん
2018.1.16 9:20
「夫の後始末」 曽野綾子 講談社  2017年10月刊
読後感
曽野綾子の夫は三浦朱門、夫婦ともに作家
お二人とも元気だった、妻85歳、夫90歳
しかし、ある日、夫は崩れるように倒れた
妻の綾子は、その時、心に決める
夫には、できれば死ぬ日まで自宅で普通の生活をしてもらう
そのために、私が看護人になる
2017年2月三浦朱門逝去
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19
麦秋さん
2017.2.3 22:41
「出雲古事記のふるさとを旅する 瀧音能之 監修」を読む。
私はかって出雲を何回か旅しました。この書を読み出雲を追体験する。
「八雲立つ出雲八重垣妻籠みに八重垣作るその八重垣を  素戔嗚尊」
○ 古事記(編纂712年)と出雲風土記(編纂733年)を繙き出雲へ神話の世界へ旅する書です。
○ 平安時代初期(970年)源為憲のまとめた「口遊」のよると「雲太・和二・京三」とあり、大国主命を祀る出雲大社は奈良大仏殿、京都大極殿より高い48mの高層建築であった。この事は出土した柱から証明される。
○ 出雲大社や八重垣神社、美保神社など、神話ゆかりの神社を紹介しながら古事記の舞台を辿る。
○ 大和朝廷の日本統合以前から出雲は中国大陸、朝鮮半島と文化交流、交易で栄えた。
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18
麦秋さん
2016.11.2 17:35
「ぐうたら生活入門 遠藤周作」を読む。
遠藤周作さん(1923~1996)別名狐狸庵山人は芥川賞作家だ。遠藤周作さんは敬虔なカトリック信者だ。しかし面白い事や冗談が大好きな方だった。
狐狸庵山人は世間の矛盾と偽善者が大嫌いだ。だからそう言う方を冗談の題材にするんだ。
これを書いたときに遠藤周作はまだ40代だった。年、取ってるように見せかけた狐狸庵山人、書いていて楽しかっただろうな。
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17
麦秋さん
2016.10.28 16:28
「食欲の科学 櫻井武」を読む。
私たちは食欲というと、単純においしいものを食べたいという欲求という理解感だけだ。しかしそう単純なことではない。肥満は明らかに病気である。
以前はいわゆる先進国では肥満は上流階級だけであった。近年上流階級の肥満は減少し、低所得者の肥満が増大する現象が現れた。肥満と喫煙は寿命を縮める最大の原因である。
アメリカでは2018年には1億300人の肥満症が発生するだろう。
肥満症は医療費の増大を招き、国の財政を圧迫するだろう。これは社会的な問題である。
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16
麦秋さん
2016.10.26 19:24
「聖の青春 大崎善生」を読む。
この本は将棋九段・村山聖(さとし)を題材とした大崎善生のノンフィクション小説だ。13回新潮学芸賞、第12回将棋ペンクラブ大賞を受賞した。
 ○ 村山聖 は(1969~1998)(29歳没)プロ入り1986年11月5日(17歳)広島県安芸郡府中町出身であった。
いわゆる「羽生世代」と呼ばれる時代の棋士であった。
○ 村山聖は9歳の時腎臓病を発病し一生苦しんだ。
将棋に命を懸け、その風貌から「怪童」と呼ばれた。
29歳で広島病院でひっそり他界する。
○本人の希望により葬儀は家族のみで行い、葬儀終了後その死が将棋界に伝えられ、大きな衝撃を与えた。日本将棋連盟はその功績を讃えて逝去翌日の8月9日付けで九段を追贈した。




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15
麦秋さん
2016.7.8 8:21
「仮面の日米同盟 春名幹男」を読む。
 アメリカが日本を守ってくれると思っている人がいる。それは片思いの幻想だ。
アメリカは自国の利益の為に米軍を駐留しているのだ。日米間の事実を見よう。
○ アメリカは尖閣諸島問題については態度を曖昧にする事に決定している。外交用語には「あやす」と言う言葉がある。アメリカは日本を支持す振りをする。しかし日中外交関係で解決してくれと言う。
○ 尖閣諸島問題についてオバマ大統領は中国の習主席と長時間会談している。オバマ大統領と安倍首相とは長時間会談する機会を与えない。
○ ニクソン大統領はソ連とインドには事前通告し、日本には事前通告せず、電撃的に訪中し国交回復した。突然の米中国交回復に日本は冷水を浴びた。
○ ブッシュ大統領はイラク戦争では小泉首相に圧力を掛け自衛隊のイラク派遣を強制した。
小泉首相は平和維持軍の名目で自衛隊をイラクに派遣せざるを得なかった。平和憲法があってこそ辛うじて戦闘から免れた。
○オバマ大統領は日本の民主党政権は官僚を使う能力が無いと見た。それで国際会議で日本の首相に疎遠な関係を表した。
日米安保条約の正式名称は、「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約」で、相互協力だ。
○ 日本国の施政の下にある領域(在日米軍基地を含む)に攻撃があった場合、日米両国が、
「自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。」もので、その為に、日本は、在日米軍基地を提供する義務を負っている。
 ニクソン大統領に提出されたアメリカ国内文書には、在日米軍は日本防衛のためではないと明記されている。
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14
みはまさん
2016.6.7 21:49
「夜と霧」 ヴィクトール・フランクル
悪名高いナチスの収容所に収容されたユダヤ人で、また著名な心理学者でもあるフランクルの収容所における記録である。
また、どんな過酷な状態にあっても、生きる心を失わないノーハウでもある。
色々な意味で参考になった。生きる心を持つには、それなりの意志や希望が必要なのである。
麦秋 夕陽 2人がいいねと言っています
13
麦秋さん
2016.5.11 11:03
「すべての人の心に花を 喜納昌吉」を読む。
「すべての人の心に花を」というフレーズは1964年東京五輪のアナウンサーの実況がもとになっている。東京オリンピックの閉会式では、選手たちは各国入り乱れ、肩を組み、肩車をし、踊りを踊り、笑うものあり、泣くものあり、そして互いに祝福しあいながら入場行進を行った。そこには国境や人種といった人類の垣根を越えた「平和の祭典」の姿がたち現れていたが、テレビの中継でこの模様を見た喜納は涙がこみ上げる感動を覚えたという。実況のアナウンサーの、「泣いています・・・笑っています」という言葉とともに、この日の感銘が歳月の中で喜納の中で発酵して生まれたのである。そして名曲「花 すべての人の心に花を」が生まれた。
喜納昌吉人生は沖縄県の苦悩そのもである。
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12
麦秋さん
2016.4.11 17:16
「道楽三昧 遊び続けけて八十年 語り 小沢昭一 聞き手 神崎宣武」を読む。
「道楽」とは元々仏教語で「道を楽しむ」「道を楽にする」で「道落」ではありません。
また孔子の言葉「よく知る人もそれを好む人には勝てない、好む人もそれを楽しむ人には勝てない。」と楽しむ事を勧めています。
小沢昭一(1929〜2012)さんは本当真面目な放送大学の教授だった。
「頑張りも結構」しかし熟年者には「道を楽しむ」が良いな。
小沢昭一さんは海軍兵学校第78期生として1945年(昭和20年)4月に入校するが、終戦のために退校。海軍兵学校では軍歌を歌わされた。どれも最後は死ぬ悲劇的歌詞だった。小沢さんは思う。日本はアメリカの真似して大国主義は駄目だよ。小国主義でないと苦しいよ。
小沢昭一さんは虫とり、べいごま・めんこ 、相撲・野球とのめり込んでの道楽少年は、昭和四年生まれ。80歳まで俳優を生業としながら、大道芸、落語、歌、俳句、釣り、競馬、さらに存分に遊ぶ。でも、もしか遊びを楽しみ極めれば職業って事もあるでしょう。
これが道楽の関係に考察が及ぶ小沢昭一遊びの一代記だ。
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11
麦秋さん
2016.3.26 8:52
「逆境を越えて 宅急便の父小倉昌男伝 山岡淳一郎 」を読む。
「生かされし神の恵や去年今年 小倉昌男」
小倉昌男の生き様を「革新者」という視点から活写。内外に困難を抱えつつも宅急便というインフラ事業を築きあげていった男の真の姿を、時代の流れや対抗勢力も含めた関係者の取材も通して浮き彫りにする。
第1章 官の岩盤を砕いて進め
既成業界と癒着した運輸省を告訴する。自民党金丸信と癒着した佐川急便と戦う。
第2章 ヤマトの遺伝子
小倉昌男は父康臣を時には教師、時には半面教師として学ぶ。
第3章 青春爆走グラフィティ
小倉昌男は恋に落ちる。だが父康臣は結婚反対する。昌男は肺結核になる。肺結核回復後別の女性玲子と結婚する。父康臣は脳梗塞になっても社長辞任したない。昌男は社長職を奪い取る。
第4章 イノベーションの風を起こせ!
当時の国鉄や郵便局は大威張りで「持ってこい」「送ってやる」「いつ着くかわからない」であった。
小倉昌男は宅配便を起す企画する。重役陣も組合大反対する。説得重ね協力体制を作る。
小倉昌男の言葉「サービスが先、利益は後」
第5章 天に宝を積む
敬虔なカトリック信者だった妻玲子が心臓発作で天に召される。小倉昌男はカトリックに改宗する。小倉昌男は経営から退き自費を投じ障害者を助ける「ヤマト福祉財団」を設立する。
小倉昌男は癌の為天に召される。

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10
みはまさん
2016.2.29 17:45
「散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道」 悌久美子 新潮社
猛烈な空爆、艦砲射撃の後に米兵6万人が上陸、1週間もすれば占領できるとアメリカは思っていた、
しかし、守るのは名将栗林中将、39日間も死闘を演じ、アメリカを震撼させた。
この本は、人間栗林の人となりと猛烈な戦闘記録でもある。
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9
みはまさん
2016.2.15 22:10
「海の翼 エルトールル号の奇跡」 秋月達郎 PHP文芸文庫
トルコの片思い という言葉がある トルコは日本が大好きである、
なぜ、トルコは日本が大好きか
その原点が、この本が述べるエルトルル号事件である
明治の初期にトルコの軍艦が和歌山沖で台風のために難破する
人口わずか60名少々の和歌山県の村人が、エルトールル号の船員の命を救うために奮闘する物語である
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7
みはまさん
2016.2.12 15:58
>>[6] さん
大学の先生をしていた時に私のゼミの学生が成人式を迎えたので、この本を買って、差し上げた記憶があります。学生の感想は聞いていませんが、よい勉強になってくれたのではと思います
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6
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5
みはまさん
2016.2.11 15:27
>>[2] さん
子供のときに読んだ本です、涙ぼろぼろ流しながら読んだ記憶があります
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2
削除されました。
1
みはまさん
2016.2.4 22:09
「17歳の硫黄島」 秋草鶴次 文春新書
17歳の少年兵が通信兵として玉砕の島、硫黄島に派遣された、
心と体に刻んだ戦いの手記、

帰国後、ひそかに実体験を書くが、父母の存命中に、これを明らかにすると、父母が自分の苦労を知って、どれだけ悲しむか心配で公開できなかったルポルタージュである。
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