「意気地なし」
明治の文豪はそういう気概だたでしょうが
緊張する男心を優しく解きほぐして上げる「言葉」が欲しいですね
「貴方ってかわいいとこあるのね」
とかなんとか
初めての女を前にしたら「男」は緊張すのです
「なんとかＩＮＰＯ症候群」
成田離婚なんて「初夜不成立」の悲劇が大きい
男の性の不利解が原因、じつはデリケートなのです。

見知らぬ男女が同菌する羽目になったら
女は度胸を決めて待つ
男はコレ幸いと攻め込むタイプと
臆病者になって
背中を向けてまんじりともせず、過ごす
二手に分かれるじゃないかな

「意気地なし」で思い出したのですが

夏目漱石の三四郎の最初の辺り
熊本を出てきた三四郎が
上京途中の出来事です
汽車で乗り合わせた「お姉さん」と
名古屋でひょんなことから同宿
彼女がお風呂で背中を流す申し出も断ります
部屋では布団一つの真ん中にシーツを
丸めて壁つくり

翌朝お姉さんから
「あなたはよっぽど意気地がない人ですね」と
にっこり笑われたとのこと

これも意気地なしのひとつかもしれませんね　^_^