天城越え 「幸」(さいわい)住むこと 疑わず

-
トピック作成者:静山 さん2025.10.13
カール・ブッセの詩を借りました。
山のあなたの空遠く
「幸」住むと人のいふ
ああ、われひとと尋(と)めゆきて
涙さしぐみ、かへりきぬ
と始まる上田敏の名訳です。昔、教科書で習いました。
山のあなたの空遠く
「幸」住むと人のいふ
ああ、われひとと尋(と)めゆきて
涙さしぐみ、かへりきぬ
と始まる上田敏の名訳です。昔、教科書で習いました。
書き込み
戻る次へ
1
1 / 1ページ
1
山のあなあなあな・・・なんてギャグがありましたっけ・・・失礼!
この詩をフルで拝見したのはこれが初めてです。
七五調で聞いていて心に響くものがあります。
カール・ブッセも偉いが、こんな超訳をされた上田敏さんもエライ。
そういえば今読んでいる小説でハムレットの一節が引用されているものがありまして
「世の中の関節は外れてしまった」
「……ああ、何と呪われた因果か」
「それをなおすために生まれついたとは」
と、いうくだりがあります。
原文が
The time is out of joint, O cursed spite, That ever I was born to set it right.
で翻訳されたのは野島秀勝さんと言うことですが、よくそんなすばらしい翻訳ができたものだと思います。
昔の人は偉かった。
この詩をフルで拝見したのはこれが初めてです。
七五調で聞いていて心に響くものがあります。
カール・ブッセも偉いが、こんな超訳をされた上田敏さんもエライ。
そういえば今読んでいる小説でハムレットの一節が引用されているものがありまして
「世の中の関節は外れてしまった」
「……ああ、何と呪われた因果か」
「それをなおすために生まれついたとは」
と、いうくだりがあります。
原文が
The time is out of joint, O cursed spite, That ever I was born to set it right.
で翻訳されたのは野島秀勝さんと言うことですが、よくそんなすばらしい翻訳ができたものだと思います。
昔の人は偉かった。
