ちょっと時代が違いますが・・・貧乏と苦学なら、大学で東京に行った時に知りました。
もっとも私、非常に頭の悪い子で、体力もない・・・入れたのは東京の三流大学。
でも、入ってからあたりを見回してびっくりしました・・・オレより頭の悪い奴らがいる！
そしてなによりびっくりしたのが、オレの方が体力がある！・・・でした。
なんでも体育の評価で「優」をもらったのはこの時が初めてでした。
そして、その気になったら学問も楽しい・・・3年の時に特待生の資格をもらいました。
楽しかったなあ・・・でも、貧乏だったなあ・・・
親からの仕送りだけで生活していましたから、本当にカツカツの生活でした。
駅前のパン屋さんで、パンの耳（0円）をもらって食べてたら、下宿の連中もマネをしてパンの耳生活をするようになりました。また、八百屋で3本50円で藁づとに入った納豆を売っていまして、以来納豆大好き人間になりましたっけ。

苦しいけど楽しい大学生活でした。
自分の子らにも県外の大学で下宿生活を味合わせてやりたかったのですが、今の子供たちは県外に出ることを嫌うようです。
もっとも、県外に出られたらこちらが破産してしまいます。
上の子2名は近くの歩いても通える私立大学へ、末っ子は親の金が続かず近くの専門学校に通わせました。
上の子らが近場の国立大学に通ってくれたらよかったんですけどね。

私は中学3年でした、男５人兄弟でしたが
福岡市は絶対空襲で焼ける、お前たちだけでも生き残れ、
と小６の弟と二人、母の実家の果樹農家に居候しました
米作農家じゃなく、やはりコメには苦労したようです

＞＞私は中学一年で終戦
そうでしたか。
人は生まれる時代を選べない。しかし、大正生まれの人達、付け加えれば戦中に生きた
人達は、最も人間らしく生きるべき時に戦争にかりだされ、或は、銃後にあって苦労し、
敗戦後は、日本復興の為に身を削った、いわば割に合わない人達だろうと思っています。

世界各地で背広を着た政治家が今日も「世界平和」を語っていますね。