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歴史

麦秋さん
トピック作成者:麦秋 さん
2016.3.13
世界史、日本史、地球史、宇宙史。
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11ページ
16
みはまさん
2018.11.17 21:51
日本国紀 百田尚樹著 幻冬社 201811刊行
作家による日本歴史である。読みやすい。
記憶ものの歴史の本はあまり好きでないが、作家のよる歴史書は読むのが楽しい。すでに35万部も売れているベストセラー書である。
是非、一読をお勧めしたい。
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15
麦秋さん
2017.1.28 8:19
「カレーライスの誕生 小菅桂子」を読む。
この本は私達が大好きな「カレーライス」の歴史を楽しく教えてくれます。
○ カレー料理はスパイスの精華である。スパイスは薬であり、防腐剤である。
○紀元前後ローマ人、ギリシャ人はスパイスを獲得する為インドへ航行した。ヨーロッパ人にとってスパイスは宝石のように貴重なものであった。
○ 18世紀、植民地インドの香辛料を多用する異国料理をイギリスに広めるため、各種のスパイスを調合した「カレーパウダー」が開発され、商品として発売された。 その結果、「カレー」は英国の家庭料理として広まった。
○明治4(1871)年畏れ多くも明治天皇陛下は宮中で西洋料理を食せられ、以後日本人は安心して肉食をする事になった。
その後カレーライスは、日本において西洋料理として人気料理となった。
○ 日本的カレーライスに(ジャガイモ、タマネギ、ニンジンが欠かせない)なものになっていくには札幌農学校(1876年開校)の果たした役割は大きい。
○カレーライスに福神漬けが添えらるのは1902頃の日本郵船の一等客席である。
○ カレーライスは日清戦争を経て明治末期頃には家庭食として広く普及した。国産のカレー粉が発売されたのは1903年である。
○1969年にレトルトカレーが売り出される。
○ インドや東南アジアでのカレーはサラッとしたもので、日本のトロリとしたものとは異なる。
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14
麦秋さん
2017.1.17 6:58
「千思万考 歴史で遊ぶ39のメッセージ 黒鉄ヒロシ」を読む。
○ 教科書に描かれない、もう一つの歴史を漫画家黒鉄ヒロシさんが独特の切口で紹介する。歴史的清涼剤である。
○ 黒鉄ヒロシさんが選んだ日本史の有名人、一話が6頁の短篇読み切りエッセイだ。それぞれ黒鉄ヒロシさんが描いた個性豊かな挿絵が入るのが嬉しい。
登場人物
織田信長。織田信忠、斉藤道三、豊臣秀吉、徳川家康、明智光秀、松永弾正、大谷吉継、石田三成、武田信玄、上杉謙信、伊達政宗、千利休、真田幸村、楠木正成、坂本龍馬、トーマス・グラバー、西郷隆盛、大久保利道、高杉晋作、吉田松陰、井伊直弼、東州斎写楽、田沼意次、ジョン万次郎、中岡慎太郎、伊藤博文、松平容保、伊能忠敬、森鴎外、新渡戸稲造、秋山兄弟、福澤諭吉、勝海舟、宮本武蔵。
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13
麦秋さん
2016.12.31 4:40
「美女たちの西洋美術史 肖像画は語る 木村泰司」を読む。
(写真はエリザベス1世とマリー・アントワネット)
西洋史を華やかに彩った麗人たちの肖像画。華やかな笑顔の裏には歴史の隠された影があるのだ。
画家が描き出そうとしたものとは歴史の秘密だ。 一枚一枚の肖像画から、ミステリーのように浮かび上がる美女たちの運命、性、愛と悲劇だ。ヨーロッパの王侯貴族を中心に語る、15章の西洋美術小史に感慨を深める。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第1章 マリー・ド・ブルゴーニュ----ハプスブルク家の繁栄を築いた美女
第2章 イザベッラ・デステ----ルネサンスの熱狂を生きた美女
第3章 アニエス・ソレル----聖母になぞらえられた公式寵姫
第4章 ディアーヌ・ド・ポワティエ----苦境に屈しない永遠の美
第5章 アン・ブーリン----野心で愛を勝ち取り、処刑された悲劇の王妃
第6章 エリザベス1世----王国の偶像となり、国家と運命を共にした女王
第7章 メアリー・スチュアート----女として生きた「女王」
第8章 ガブリエル・デストレ----王と国家に尽くした寵姫の鑑
第9章 マリー・ド・メディシス----尊大な自我の運命
第10章 ヘンリエッタ・マリア----プロテスタントと結婚したカトリックの姫君
第11章 マルガリータ王女----天才が描き出した落日の王族
第12章 ポンパドゥール夫人----ロココの「女王」の華やかな戦い
第13章 マリー・アントワネット----国民に憎悪された王妃
第14章 ヴィンターハルターの描いた貴婦人たち----肖像画の落日
終章 ジャクリーン・ケネディ・オナシス----アメリカの偶像


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12
麦秋さん
2016.12.2 5:52
「日本国民である為に民主主義を考える四つの問い  互盛央」を読む。
○ 著者は今に至る「民主主義」成立の思想的経緯を俯瞰する。
その中でホッブズから始まり、ロック、カント、ルソー、ヒュームやベンサム、あるいは「ヴァージニア権利章典」、「アメリカ独立宣言」、「フランス人権宣言」等を顧みる、
○ そして戦後の日本は、憲法九条と日米間関係がともにあって初めて、完全な主権国家であることができたと論じる。
 


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11
麦秋さん
2016.11.29 19:47
「ペリー 佐藤賢一」を読む。
○ アメリカ合衆国の砲艦外交(武力外交)は今も変わらない国是である。
○ 捕鯨船の補給や遭難者の救助。のような商業上や人道上の問題もさることながら、アメリカ海軍の世界戦略上、太平洋制覇の為アメリカはイギリスに先んじて日本と最初に国交を結ばねばならなかったのだ。
○ 沖縄の米海軍基地化。これもアメリカ合衆国の国是であり日本開国前にペリーが行った事である。
○ ペリーの来航は太平洋航路を切り開き、イギリスに代わってアメリカが新しい海洋支配国となるために必要であった。
○ マシュー・カルブレイス・ペリー(1794~1858)は1852年にアメリカ合衆国東インド艦隊司令官に就任した。アジア航路確保に向けた日本の開国と国交樹立が任務であった。
彼の父は独立戦争の時、まだアメリカ海軍がなかった時代イギリス軍艦と商船を襲う海賊であった。彼は生まれながらの海軍軍人であった。
彼は57歳と退官間際だったが、英雄的軍人だった兄へのライバル心と、世界
○ 日本遠征は突然になされたのではない。英雄となった亡兄の重圧を背負いながらも、膨大な予算をかけて米市民やオランダから資料を集め、ペリーは着実に準備が進めた。それだけに、海軍省と国務省の文官の存在、駐中国弁務官の横やりや、列強の干渉をペリーは力で押し切った。
また洪秀全による太平天国の乱だ。それらの厄介ごとを豪胆に振り切って、新設なったアメリカ東インド艦隊が中国から日本へ出港する。
そしてペリーは砲艦外交により日本の開国に成功する。



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10
麦秋さん
2016.11.23 22:06
夕陽さん見ていただき有り難う御座います。歴史とは権力者の昔話の摘み食いだと思います。
私は1945年敗戦と共に歴史教科書の墨塗りを指導されました。
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9
麦秋さん
2016.11.14 7:22
「昔ばなし 古川のり子」を読む。
「古事記」「日本書紀」の神話は「昔ばなし」に繋がるのだ。
「昔ばなし」は「あの世とこの世を結ぶ物語」だ。
古代の平均年齢は30歳位だった。「この世とあの世」が密着していた。
神話から昔ばなしへ時をこえて繰り返す物語に共通の世界観、私たちが絵本で親しんだ「昔ばなし」のもととなった各地の伝承から豊穣をもたらす自然、避けられない死へのおそれを浮かび上がらせることができるのだ。
○ 桃太郎はなぜ桃から生まれ、犬と猿と雉を味方につけたのか。
桃は生命力の象徴、犬は英雄を導く従者、猿は太陽を迎える獣、雉は出入り口を開く鳥を意味する。
○ 浦島太郎が玉手箱を開けて死ぬ定めにあるのはなぜか。玉手箱から白煙が棚引き天(死の世界)に行くからである。
誰もが知りながら、荒唐無稽で謎めいた昔ばなしの世界。
しかし多様な伝承の森に深く分け入り、古代神話や民間信仰にその足跡をたどるとき、死と再生、性と笑い、異界とこの世をめぐる共通の世界観が浮かび上がる。
「昔ばなし」は現代人が忘れてしまった豊かな意味を取り戻すための神話学である。
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8
麦秋さん
2016.11.12 1:33
「静かなノモンハン 伊藤桂一」を読む。
この本は第34回芸術選奨文部大臣賞及び第18回吉川英治文学賞受賞を受賞しました。
○ 1939年中国東北部(満州)とモンゴルの国境で日本陸軍の挑発により勃発したノモンハン戦では日露戦争の装備の日本陸軍は近代装備のソ連軍に破滅的大敗北だった。しかし日本陸軍は国民に事実を隠蔽した。
ノモンハン戦の敗北の教訓は遂に生かされなかったまま日本陸軍は精神論だけで太平洋戦争に突入した。
○ ソ連が鉄道網で補給を準備して来たのに対し、日本軍は徒歩で行軍五日に及んでの戦いであった。
○ソ連軍の戦車と比較して日本軍の戦車は装甲が極めて薄く砲も貧弱だった。
○ 戦車戦では日本軍の戦車はソ連軍の近代戦車に為す所なく破壊され残りは後方へ保全の為逃亡させた。
○ 日本軍の対戦車砲もソ連軍の放列に破壊された。
○ 日本歩兵はソ連戦車隊(火炎放射器も装備)に肉迫、戦車に取り付いた上、サイダー瓶を使ったの火炎瓶で燃やすか、シャベルで機銃を叩いて曲げ砲身に手榴弾を結びつけて戦闘不能にする事で応戦しようとする。
○ 日本軍はほぼ全滅に至る。やむなく撤退した部隊長は自決を強制された。僅かに生き残った兵隊も前線の状況を実情を話す事が許されなかった。
○ この作品は軍務経験を持つ著者が三人(当時の上等兵、衛生兵、少尉)の体験者に取材したものだ。
著者はあとがきでは「多くの、死者生者の魂に、私は、とりかこまれ、励まされながら、執筆をつづけてきた、格別に切迫した経験がある。」と述べている。
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7
麦秋さん
2016.11.11 4:04
「ジョージ・ブッシュのアタマの中身 アメリカ超保守派の世界感 森孝一」を読む。
○ 2016年11月アメリカ大統領選挙でドナルド・トランプ氏がヒラリー・クリントン氏を撃破し大統領に当選した。
トランプ氏は白人優位の超保守派として強いアメリカ主義を発言している。
○ トランプ氏はジョージ・ブッシュ元大統領より更に超保守派であろう。しからばイラク戦争を始めたジョージ・ブッシュ氏が何を考えていか考察しなければならない。
○ ジョージ・ブッシュ大統領は国連の反対を無視して泥沼のイラク戦争を始めた。世界は塗炭の苦しみを背負った。
○ ジョージ・ブッシュ大統領の「十字軍」や「悪の枢軸」などの時代錯誤の言葉に言に、世界の人々は驚いた。
しかしブッシュ氏を熱烈に支持し、戦争へとひた走るアメリカ人が存在する。
○ アメリカ建国の理念が、かなり原理主義的なキリスト教によって裏打ちされたものであることが本書では明らかにされている。
○「反宗教的革命」であったフランス革命やロシア革命とは異なり、アメリカ革命は「親宗教的革命」であった。
○ そしてアメリカ合衆国建国以来、アメリカ人は「神」との関係でアメリカのナショナル・アイデンティティを理解し表現することを「ふさわしい」こととして選びとってきたのである。」
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6
麦秋さん
2016.10.27 2:19
「ゲルニカ ドキュメントヒトラーに魅入られたスペインの都市」を読む。
原名「The Day Guernica Died by Gordon Thomas & Max Morgan-Witts」
○ 1937年4月26日。ヒトラーの命令によりドイツ空軍の無差別爆撃がありスペインの無防備都市ゲルニカは一夜にして地獄となった。
ヒトラーは無差別爆撃した兵士は英雄と讃えた。
○ それは単にスペイン市民戦争のみならず、20世紀の軍事史上もっとも重要な転回点であった。第二次大戦の前触れとして世界を震撼させた。
○ ピカソをして不朽の名作を遺させたゲルニカの悲劇を再現するドキュメントだ。私は1962年、東京上野の西洋美術館でピカソの絵「ゲルニカ」を見ました。今も心が痛む。
○ 一旦始まった戦争は人間の理性を失わせ、もはや止めれない。やがて無差別爆撃は広島、長崎の原爆投下に繋がるのだ。政治家の言う限定的戦争は嘘だ。
○ 「世界は今夜終わった
その現実とは思えない荒廃の中で
トンネルは溶解し、通路には炎の門ができ、
崩れて張りぼてとなった家からセメントと煉瓦が崩れ落ちるなかで
一握りのぼんやりとした生き物が
壊滅した世界の断片を必死にかき集めている。
クリストファー・ホルム」
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5
麦秋さん
2016.7.11 16:31
『インド独立の志士「朝子」 笠井亮平』を読む。
インド独立運動指導者アーナンド・モハーン・サハーイの娘の朝子(アシャ・バーラティ・チョードリー )は1928年2月2日神戸市で生まれ、日本で育った。昭和高等女学校(昭和女子大学の前身)で和歌や習字、古典文学を学ぶ。朝子は1945年3月21日にイギリス軍と戦うため日本を離れてインド国民軍兵士となる。その時朝子は17歳だった。
その時の朝子の和歌「新しく生まれ変わりて一兵となりたまりしも心淋しき」
インド独立運動の最高司令官チャンドラー・ボースは新宿の中村屋拠点としてインド独立運動の指揮をする。チャンドラ・ボースは1945年8月18日飛行機事故で台湾で無念の死を遂げる。
朝子はイギリス軍に拘留されたが今インドのデリーで生きている。
2013年12月4日天皇皇后両陛下はインドを訪問され日本大使館に朝子さんを招き握手し労をねぎらわれた。
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4
麦秋さん
2016.5.15 3:38
「奈良の鹿・鹿の国初めて本 奈良の鹿愛護会監修」を読む。
鹿の存在無くして今の観光奈良はありません。
奈良の鹿は野生の鹿です。奈良の町の住民と共生し 、奈良の自然環境とも共生しています。このような温かい共生は世界で奈良だけです。
奈良の鹿の歴史と、共存をはかるべく試行錯誤を繰り返す鹿と人との愛の歴史です。奈良の鹿愛護会の活動や鹿せんべいの紹介をします。
鹿の糞の掃除屋さんのフンコロガシの紹介(フンコロガシのお陰で、奈良公園の鹿の糞は分解され、蝿も発生せず、芝生が維持されているのです。1300年の春日大社と鹿の歴史も知りましょう。茨城県香取神宮の神さまが白い鹿に乗り奈良まで来られたのです。この本の表紙は日本画、内藤其淵の百鹿図屏風です。
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3
麦秋さん
2016.5.11 2:42
「大統領たちの通信簿 コルマック・オブライエン」を読む。
原名「Secret Lives of the U.S Presidents 」これは面白い。
普通の面白い人が大統領なるのがアメリカ合衆国の良い所なんだな。
初代ワシントン大統領は木製の義歯をしていた。ワインのお陰で義歯は真っ黒になった。
13代フィルモア大統領は日本に黒船を派遣した。イギリスヴィクトリア女王でさえ驚く美男子だった。
15代リンカーン大統領はジョーク名人で、心優しい人格者だった
から43代ブッシュ大統領は若い時は大酒飲み、徴兵逃れをした。ビル・クリントンのスキャンダルのお陰で消去法で大統領になった。
まで、歴代43名のアメリカ大統領たちはこんなに面白い人たちだった。爆笑エピソード満載の楽しい一冊。
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2
麦秋さん
2016.4.7 22:47
「独裁者の子どもたち ジャン=クリストフ・ブリザール , クロード・ケテル (著), 清水 珠代 (訳)」を読む。
独裁者の子どもたちは決して幸せでない。彼たちの父親の過酷な政治犠牲者が独裁者の子どもたちも周辺に犇めいているのだ。スターリンも毛沢東も自国民を大量虐殺したのだ。
ソ連のスターリン、中国の毛沢東、イラクのフセイン、キューバのカストロ、リビアのカダフィ。彼らは誰もが知る世界の独裁者。ただ、この独裁者の子どもたちがどのように生きたのかはほとんど知られていない。
本書は、12人の独裁者の子どもたちが「どのように生を受け、育ち、そして父親が権力の座を奪われた後どう生きたのか」を関係者の肉声を交え、克明に記したもの。
幼少期に棄てられ、再会した後も他人のように扱われた毛沢東の息子。ひたすら生き延びることを求め、アメリカに亡命したスターリンの娘。父親の敷いた体制を全面的に支持し、その遺産を守ろうとしたチャウシェスクの娘と、甲乙つけがたい壮絶さですが、壮絶さで群を抜いているのがフセインの二人の息子、ウダイとクサイです。
二人は教育と称して幼少期から処刑に立ちあわされ、その結果、父が意図した以上に拷問のやり方を覚え、身の毛もよだつような残酷な性格を身につける。
その後、二人は権力争いを繰り広げるも、体制の崩壊によってその野望も打ち砕かれる。あまりにも悲惨な末路です。
各人の悲惨なエピソードに心震えるのはもちろん、通しで読むことで見えてくる独裁者の子どもたちの共通点も興味深いものがあります。
独裁者たる父親の下で人々の熱い視線を浴び、執拗な監視も受ける。過度に持ち上げられたかと思えば、貶められる。自由はもちろんなく、いびつな精神的成長しか許されず、父親が失脚した後は手のひらを返され、ひどい仕打ちを受ける。
独裁政治のある意味一番の被害者であるその子どもたちの生き様を通し、独裁政治が何を生むのかを知ることができる良著です。
夕陽 1人がいいねと言っています
1
麦秋さん
2016.3.13 4:31
「第三のチンパンジー ジャレド・ダイアモンド」を読む。
私たち人間は「ホモ・サピエンス」(智恵のある人)と自から言う。しかし本当は「ホモ・ノンサピエンス」(智恵の無い人)に違いない。つまり知識はあるが智恵の無い第三のチンパンジーだ。
○チンパンジー(コモンチンパンッジー、ボノボ)とヒトの間での遺伝子の相違はわずか1.6%である。ヒトは第三のチンパンジーとも言える。このわずかな遺伝子の差が、いかにしてヒトを人間にしたのか。ヒトは言語を獲得したことに始まり、農耕を行い芸術を生み出す。
○ヒトは自然環境に依存して生きている。自然環境を破壊するの自滅行為である。
○そしてヒトは薬物など自己損傷行動、戦争を含むジェノサイド(大量虐殺)を行い、環境を破壊する。そして核兵器を手にする。
○地球の歴史は46億年である。ホモ・サピエンスの誕生は10万年だ。
地球の歴史1年に例えると理解しやすい。12月31日大晦日の午後11時37分にホモ・サピエンスが誕生した。私たちホモサピエンスは自然環境に依存して生きている事を忘れてはならない。
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