2307.鮎
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トピック作成者:昇峰 さん2016.5.17
【鮎】
川音の方へ片寄り生簀鮎 黛 執
鮎くれてよらで過ぎ行く夜半の門 蕪 村
鮎の骨強き吉野の坊泊り 百合山羽公
いつまでも滴垂るるや鮎の笊 加藤三七子
鮎の瀬の水音ばかり暮れてをり 津村典見
身拵へほどには鮎の釣れてゐず 塩谷和恵
暮れて着く男がひとり鮎の宿 鈴木鷹夫
箸先に雨気孕みけり鮎の宿 岸田稚魚
鮎の川石を焦せし焚火跡 棚山波朗
川を恋ふ眼をして香魚焼かれけり 清嶋静恵
釣人の腰を流るる鮎の川 水落礼子
ふるさとの川の匂ひの鮎届く 伊藤伊那男
明日の兼題は、「日傘」です。
川音の方へ片寄り生簀鮎 黛 執
鮎くれてよらで過ぎ行く夜半の門 蕪 村
鮎の骨強き吉野の坊泊り 百合山羽公
いつまでも滴垂るるや鮎の笊 加藤三七子
鮎の瀬の水音ばかり暮れてをり 津村典見
身拵へほどには鮎の釣れてゐず 塩谷和恵
暮れて着く男がひとり鮎の宿 鈴木鷹夫
箸先に雨気孕みけり鮎の宿 岸田稚魚
鮎の川石を焦せし焚火跡 棚山波朗
川を恋ふ眼をして香魚焼かれけり 清嶋静恵
釣人の腰を流るる鮎の川 水落礼子
ふるさとの川の匂ひの鮎届く 伊藤伊那男
明日の兼題は、「日傘」です。
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