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サークル句会

221.07月サークル句会①(06/26~07/10)

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2017.7.4
7月前半のサークル句会の選句結果です。今回の一席は、さんせんさんの「蛍籠」の8点句、二席は、方舟さんの「涼し」の6点句、三席は、麦秋さんの「夏座敷」とpanapanaさんの「雲の峰」の6点句でした。一席は、眠る子へのやさしい親の視線、二席は、こけしの整った薄い眉に涼しさを感じる繊細な感覚、三席は、海の風や広さに夏が決まっています。ただ、「佐渡の海」の句は「土佐の海」「与謝の海」「瀬戸の海」「相模灘」などと地名が動く危さを秘めています。固有名詞の取扱いには慎重を期したいとおもいます。来回もまたよろしくお願い申し上げます。

一席 8点句(◎◎○○○○○○)
  52.眠る子の枕辺に有る蛍籠          さんせん
二席 6点句(◎◎◎○○○)
  74.名人の描くこけしの眉涼し         方 舟
三席 6点句(◎◎○○○○)
  07.海風の自在に遊ぶ夏座敷          麦 秋
  27.佐渡の海広がる果てや雲の峰        panapana
6点句(◎○○○○○)
  85.六甲の山並み隠す夕立かな         麦 秋
5点句(◎◎◎○○)
  44.手枕に痺れの残る昼寝かな         昇 峰
   (◎○○○○)
  71.水打って路地に聞こゆる三味の音      panapana
4点句(◎○○○)
  10.炎天や男は男坂上る            夢追人
  58.橋桁に絡む根株や梅雨出水         さんせん
  72.自らの波紋広げてあめんぼう        しょうく
   (○○○○)
  49.なんとまあ女の度胸夏衣          夢追人
3点句(◎◎◎)
  63.万緑を乗せて最上の舟下り         panapana
   (◎◎○)
  11.老の坂越えて丹波や栗の花         苦 瓜
  64.人もまた小宇宙なり天の川         夢追人
   (◎○○)
  06.羅を着ていささかの乱れなし        夢追人
  59.初蝉に杖を休めて札所道          さんせん
   (○○○)
  16.かき氷昔あなたと食べた席         TOTORO
  62.万緑へ修行の僧の呑込まる         翔 行
2点句(◎○)
  33.滴りや羊歯の葉先の揺れ止まず       昇 峰
  37.糶終へて魚臭の強き溽暑かな        山椒の実
   (○○)
  23.高層ビル群に虹立つ日照雨かな       昇 峰
  35.粛粛と蝉の声聞く座禅堂          方 舟
1点句(◎)
  21.繋留のままの朽舟時鳥           TOTORO
  34.樹影濃き榎の花や一里塚          利 明
  36.清流に銀鱗躍る夏の谿           俊 雪
  46.ときならぬ鬨を告げけり羽抜鶏       しょうく
  67.二上山の影戦がする青田風         利 明
   (○)
  15.幼子の虹つかまむと濡れにけり       昇 峰
  18.教会の白き紫陽花天使の像         そよかぜ
  26.こめかみに走る一撃かき氷         しょうく   
  32.山麓の堂塔かこむ蝉の声          方 舟
  40.空見上げ顔見つめ合ひ恋花火        翔 行
  41.七夕や宇宙の旅は近未来          翔 行
  43.梅雨出水川も田畑もなかりけり       そよかぜ
  45.天国へ旅立つ朝合歓の花          山椒の実
  50.合歓咲きて崖に張り付く投入堂       苦 瓜
  53.凌霄花陽は天頂を極めをり         ワシモ
  56.麦秋や饂飩振舞ふ道の駅          利 明
  61.鳩笛の土鈴授かる鉾の辻          利 明
  66.冷奴老の気持ちのわかりだす        そよかぜ
  78.夕虹の消えて断ち切る思ひかな       昇 峰
  81.浴衣着てそぞろ歩きや国訛り        panapana
  82.義経の修行せし山青葉風          TOTORO
無点句
  01.青木ヶ原神秘が続く万緑
  02.阿弖流為(あてるい)の潜みし巌屋滴れり
  03.出雲路や神の風抜け夏座敷
  04.いとけなや蟷螂の子のうすみどり
  05.浮世絵にまさに夕立慌てけり
  08.湖滑る遊覧船や南吹く
  09.遠泳の子の黒き肌父譲り
  12.大き蛾のぶつかる湯屋のやれ鏡
  13.大空を目指す純白立葵
  14.大花火合間々々に天の川
  17.形見分けの箪笥に匂い袋入れ
  19.草笛を時には吹いて賤ケ岳
  20.庫裏の灯のいまだ消えざる熱帯夜
  22.芥子咲いて心の憂さを捨てにけり
  24.楮蒸す沢のほとりや飛ぶ蛍
  25.古民家の柱時計と奥座敷
  28.早苗饗の跳ねて村衆や露天風呂
  29.山椒魚棲む渓流や岩清水
  30.山椒魚の棲む水引いて露天風呂
  31.山脈や老いに負けじと青き踏む
  38.選挙カー握りしめたる夏帽子 
  39.早暁に火事場騒ぎの時鳥
  42.淡青に空は描くべし立葵
  47.鳥居前日傘納めて手を合わせ
  48.長き尾の金魚ゆったり独り居て
  51.合歓咲けり百姓一揆刑場址
  54.廃屋になるとは知らず凌霄花
  55.吐く息も途切れ途切れの暑さかな
  57.歯ごたえは何にも負けぬらっきようかな
  60.初ものは匂いを食べる西瓜かな
  65.火の山の麓涼しくミサの鐘
  68.米寿まで倶楽部の長や梅雨向かふ
  69.松島や初秋の島の翳深し
  70.眉ひそむ豪快過ぎし暴れ梅雨
  73.捥ぐ人なく鳥も横目に枇杷熟れる
  75.文字摺草一糸残せし草刈女
  76.痩せぎすの兎住まふや夏の月
  77.山開き雲取山は2017
  79.夕映えの川面を揺らす風涼し
  80.浴衣着て浅草詣で歩みずれ
  83.寄合の議論いつまで夏の月
  84.溶岩原に根付く大樹の枇杷熟れて

評点につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。

選者(敬称略)
Tiger6 麦 秋 TOTORO 利 明 そよかぜ 泥 舟 雪 子 山椒の実 翔 行 方 舟 
俊 雪 苦 瓜 panapana ワシモ 夢追人 さんせん しょうく 昇 峰 
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1
11ページ
19
昇峰さん
2017.7.14 21:43
21.繋留のままの朽舟時鳥
34.樹影濃き榎の花や一里塚
37.糶終へて魚臭の強き溽暑かな
46.ときならぬ鬨を告げけり羽抜鶏
52.眠る子の枕辺に有る蛍籠
74.名人の描くこけしの眉涼し
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18
しょうくさん
2017.7.14 15:43
しょうく選
  07.海風の自在に遊ぶ夏座敷
  27.佐渡の海広がる果てや雲の峰
  44.手枕に痺れの残る昼寝かな
  59.初蝉に杖を休めて札所道
  64.人もまた小宇宙なり天の川
  67.二上山の影戦がする青田風
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17
さんせんさん
2017.7.14 10:25
さんせん選

  07.海風の自在に遊ぶ夏座敷
  11.老の坂越えて丹波や栗の花
  33.滴りや羊歯の葉先の揺れ止まず
  44.手枕に痺れの残る昼寝かな
  63.万緑を乗せて最上の舟下り
  72.自らの波紋広げてあめんぼう
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16
夢追人さん
2017.7.14 9:51
特選:74
秀句:7・15・27・52・71
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15
ワシモさん
2017.7.14 0:32
特選 63
秀句 16 44 49 52 59
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14
panapanaさん
2017.7.13 21:01
特選 52.眠る子の枕辺に有る蛍籠

秀句 11.老の坂越えて丹波や栗の花
   41.七夕や宇宙の旅は近未来
   66.冷奴老の気持ちのわかりだす
   82.義経の修行せし山青葉風
   85.六甲の山並み隠す夕立かな
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13
苦瓜さん
2017.7.13 14:22
特選。85
秀句。07・23・27・37・72
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12
俊雪さん
2017.7.13 11:48
特選71.水打つて路地に聞こゆる三味の音

秀句06.羅を着ていささかの乱れなし
  18.教会の白き紫陽花天使の像
  26.こめかみに走る一撃かき氷
  40.空見上げ顔見つめ合ひ恋花火
  62.万緑へ修行の僧の呑込まる
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11
方舟さん
2017.7.13 10:21
特選
27・佐渡の海広がる果てや雲の峰
秀句
10・炎天や男は男坂上がる
23・高層ビル群に虹たつ日照雨かな
43・梅雨出水川も田畑もなかりけり
52・眠る子の枕辺に有る蛍籠
59・初蝉に杖を休めて札所道
0人がいいねと言っています
10
翔行さん
2017.7.12 21:26
翔行選
特選 
58 橋桁に絡む根株や梅雨出水
入選
10 炎天や男は男坂上がる
52 眠る子の枕辺に有る蛍籠
56 麦秋や饂飩振舞ふ道の駅
64 人もまた小宇宙なり天の川
71 水打って路地に聞こゆる三味の音
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9
山椒の実さん
2017.7.12 18:51
特選
11.老の坂越えて丹波や栗の花

入選
33.滴りや羊歯の葉先の揺れ止まず
58.橋桁に絡む根株や梅雨出
72.自らの波紋広げてあめんぼう
74.名人の描くこけしの眉涼し
85.六甲の山並み隠す夕立かな
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8
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7
雪子さん
2017.7.12 14:27
特選
74 .名人の描くこけしの眉涼し

入選
07. 海風の自在に遊ぶ夏座敷
35. 粛粛と蝉の声聞く座禅堂
58. 橋桁に絡む根株や梅雨出水
62. 万緑へ修行の僧の呑込まる
72. 自らの波紋広げてあめんぼう
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6
泥舟さん
2017.7.12 13:27
特選
64 人もまた小宇宙なり天の川
入選
06 羅を着ていささかの乱れなし
32 山麓の堂塔かこむ蝉の声
44 手枕に痺れの残る昼寝かな
78 夕虹の消えて断ち切る思ひかな
85 六甲の山並み隠す夕立かな
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5
そよかぜさん
2017.7.12 13:16
特選
10 炎天や男は男坂上る
秀句
27.佐渡の海広がる果てや雲の峰
50.合歓咲きて崖に張り付く投入堂
53.凌霄花陽は天頂を極めをり
71.水打って路地に聞こゆる三味の音
74.名人の描くこけしの眉涼し
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4
利明さん
2017.7.12 10:32
特選
44 手枕に痺れの残る昼寝かな
入選
07 海風の自在に遊ぶ夏座敷
10 炎天や男は男坂上る
52 眠る子の枕辺に有る蛍籠
58 橋桁に絡む根株や梅雨出水
85 六甲の山並み隠す夕立かな
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3
TOTOROさん
2017.7.11 16:15
特選 06.羅を着ていささかの乱れなし

入選
35.粛粛と蝉の声聞く座禅堂
49.なんとまあ女の度胸夏衣
71.水打って路地に聞こゆる三味の音
74.名人の描くこけしの眉涼し
85.六甲の山並み隠す夕立かな
0人がいいねと言っています
2
麦秋さん
2017.7.11 13:51
特選
63.万緑を乗せて最上の舟下り
秀句
16.かき氷昔あなたと食べた席
45.天国へ旅立つ朝合歓の花
49.なんとまあ女の度胸夏衣
52.眠る子の枕辺に有る蛍籠
61.鳩笛の土鈴授かる鉾の辻
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1
Tiger 6さん
2017.7.11 13:47
特選
36 清流に銀鯉踊る夏の海

入選
16  かき氷昔あなたと食べた席
27 佐渡の海広がる果や雲の峰
49 なんとまあ女の度胸夏衣
62 万緑へ修行の僧の呑み込まる
81 浴衣着てそぞろ歩きや国訛り
 
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