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サークル句会

226.09月サークル句会②(09/11~09/25)

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2017.9.22
9月後半のサークル句会の選句結果です。今回の一席は、山椒の実さんの「水の秋」の8点句、二席は、苦瓜さんの「曼珠沙華」の6点句、三席は、方舟さんの「蓑虫」の6点句でした。一席の貴船神社の祭神は水の神、即き過ぎにぎりぎりの季語「水の秋」がよく効いています。二席は、大阪という意外な固有名詞が生きました。三席の蓑虫は見る機会が少なくなりましたね。俳句で残していきたい季語です。来回もまたよろしくお願い申し上げます。

一席 8点句(◎◎◎○○○○○)
  27.木の根道越ゆれば貴船水の秋         山椒の実
 
二席 6点句(◎◎◎◎○○)
  16.大阪に一つある村曼珠沙華          苦 瓜

三席 6点句(◎◎◎○○○)
  80.蓑虫の枝を殘せる庭師かな          方 舟

6点句(◎◎○○○○)
  07.明日香には自転車似合ふ柿日和        利 明
5点句(◎◎◎○○)
  14.海原を声繋ぎ合ひ鳥渡る           翔 行
  88.老ふたり話ちぐはぐ虫時雨          そよかぜ
   (◎◎○○○)
  41.四万十の川底光る秋の水           苦 瓜
4点句(◎◎◎○)
  47.外厠までの十歩や虫時雨           夢追人
   (◎◎○○)
  28.霧晴れて湖一望の天守かな          さんせん
   (◎○○○)
  60.流れ行く雲の白さや水の秋          昇 峰
   (○○○○)
  51.月を背に和太鼓響く能舞台          panapana
  66.肌寒や托鉢僧の錫の音            麦 秋
3点句(◎◎○)
  32.絹布織る筬の音する秋の暮          苦 瓜
  49.段畑をひとしく照らす良夜かな        さんせん
   (◎○○)
  20.籠背負う島の坂道曼珠沙華          ワシモ
  90.湧き水の深き魚影や水澄めり         俊 雪
   (○○○)
  01.秋暑し釘抜き地蔵の釘錆びて         しょうく     
2点句(◎◎)
  35.刻印の凹凸指に秋思ふと           TOTORO
  45.すがれ虫寄る辺なき身のあばら屋に      山椒の実
  63.野の風に祈る農夫や稲の花          苦 瓜
   (◎○)
  22.観劇や余韻ひろがる鰯雲           そよかぜ
  61.ぬかご飯木曽路は暗くなりにけり       ワシモ
   (○○)
  03.朝顔や三味の音聞こゆ路地住まい       山椒の実
  10.いくどなく時刻表見る夜長かな        panapana
  11.十六夜の月を大きく湖畔宿          昇 峰
  23.癌告知うべなう齢秋深む           方 舟
  33.源流を祕め奥利根の山粧ふ          方 舟
  38.残光を浴びて眩しき芒かな          泥 舟
  58.艫引いて月の出を待つ浦祭          昇 峰
  89.露天湯へわたる廊下の夜寒かな        方 舟
1点句(◎)
  17.沖合に漁火一つ秋深し            泥 舟
  26.きちきちや踵を返す数寄屋橋         TOTORO
  57.共白髪共に祝いし敬老日           Tiger 6
  76.糸瓜棚あって祖父母の元気かな        ワシモ
  84.厄日過ぎ八尾にひびく胡弓の音        翔 行
   (○)
  09.毬栗の爆ぜて眩しき皮の艶          俊 雪
  36.災害は記録づくめや九月尽          夢追人
  44.新米や控えめが良し水加減          雪 子
  52.つくつくし原生林をふくらます        山椒の実
  54.露の身といえど百歳数多なり         夢追人
  56.蟷螂の貌三角に悪巧み            利 明
  67.初潮や岬に小さき馬眠り           利 明
  77.方丈の床に円相秋深し            利 明
無点句
  02.秋夕日石仏のほほ紅仄か
  04.朝採りの葉面を滑る芋の露
  05.旭岳一番乗りの紅葉だ
  06.朝まだき鼻をくすぐる栗ごはん
  08.鮎落ちて風吹き荒れる岸辺かな
  12.犬連れて散歩は虫の鳴く方へ
  13.色変へぬ松の威厳や下乗橋
  15.末枯の野末に大き落暉かな
  18.柿落ちて誰に知られず土に還る
  19.柿の葉落ち苔を褥に昼の夢
  21.川舟の纜解くや秋深む
  24.ギア上げて一句ひねらむ萩の風
  25.伎芸天の美しき眼差し古都の秋
  29.銀色の芒波打つ野分かな
  30.車椅子廻し散りける薄紅葉 
  31.黒土に背伸びひしめく貝割菜
  34.好物の栗きんとんや母の味
  37.爽やかや背筋の伸びる天守跡
  39.静心古刹たずねし実紫
  40.しまひ湯の総身に沁みる夜半の秋
  42.熟するを待ちきれず落ち柿一つ
  43.小瀑を正面にして柿簾          
  46.すこやかに敬老の日の過ぎにけり
  48.それぞれに好きも嫌いも彼岸花
  50.月煌々浜辺でシャドーボクシング
  53.妻の杖高くひびきて秋日和 
  55.鉄棒に凭れて仰ぐ鰯雲
  59.纜を解きて散りける白露かな
  62.猫の足泊まりし先に秋の蝶
  64.野仏の永久のほほえみ小鳥くる
  65.野分立つ襟裳岬や獅子吠える
  68.花嫁の裾ひくドレス秋桜
  69.晴れ舞台時代絵巻の菊人形
  70.半生を顧みて酌む温め酒
  71.ひよどりやトロッコ列車の前後ろ
  72.日を透かす紅葉へ小窓開きをり
  73.豚肉と糸瓜炒める昭和かな
  74.赴任して惑ひ数多や鵯の声
  75.糸瓜忌や晩年の五句日の目みゆ
  78.松茸の買ひ手なかなか朝の市
  79.水澄めりハイカー潤す沢の水
  81.名月や広い心になってみる   
  82.紅葉狩いつしか沼の辺りまで
  83.最寄り駅下りて安らぐ夜寒かな
  85.山寺に浮かぶ月夜へ腹つつみ
  86.夕暮に紅葉の映ゆる古刹かな
  87.夜長する至福時間の読書かな

評点につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。

選者(敬称略)
利 明 麦 秋 Tiger6 TOTORO 俊 雪 翔 行 そよかぜ 雪 子 泥 舟 panapana ワシモ 山椒の実 苦 瓜 夢追人 昇 峰 方 舟 しょうく さんせん
書き込み
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1
11ページ
18
さんせんさん
2017.9.29 3:46
さんせん選
  26.きちきちや踵を返す数寄屋橋
  32.絹布織る筬の音する秋の暮
  41.四万十の川底光る秋の水
  45.すがれ虫寄る辺なき身のあばら家に
  47.外厠までの十歩や虫時雨
  57.共白髪共に祝いし敬老日
  61.ぬかご飯木曽路は暗くなりにけり
  80.蓑虫の枝を残せる庭師かな
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17
しょうくさん
2017.9.28 19:57
しょうく選
  7.明日香には自転車似合ふ柿日和
  27.木の根道越ゆれば貴船水の秋
  32.絹布織る筬の音する秋の暮
  45.すがれ虫寄る辺なき身のあばら屋に
  60.流れ行く雲の白さや水の秋
  84.厄日過ぎ八尾にひびく胡弓の音
  88.老ふたり話ちぐはぐ虫時雨
0人がいいねと言っています
16
方舟さん
2017.9.28 19:51
14・海原を声繋ぎ合ひ鳥渡る
28・霧晴れて湖一望の天守かな
35・刻印の凹凸指に愁思ふと
47・外厠までの十歩や虫時雨
49・段畑をひとしく照らす良夜かな
63・野の風に祈る農夫や稲に花
76・糸瓜棚あつて祖父母の元気かな
88・老い二人話しちぐはぐ虫時雨
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15
昇峰さん
2017.9.28 15:35
14.海原を声繋ぎ合ひ鳥渡る
16.大阪に一つある村曼珠沙華
28.霧晴れて湖一望の天守かな
35.刻印の凹凸指に秋思ふと
41.四万十の川底光る秋の水
47.外厠までの十歩や虫時雨
80.蓑虫の枝を殘せる庭師かな
90.湧き水の深き魚影や水澄めり
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14
夢追人さん
2017.9.28 13:48
特選:16.大阪に一つある村曼珠沙華
秀句:10.いくどなく時刻表見る夜長かな
   23.癌告知うべなう齢秋深む
   27.木の根道越ゆれば貴船水の秋
   33.源流を祕め奥利根の山粧ふ
   88.老ふたり話ちぐはぐ虫時雨
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13
苦瓜さん
2017.9.28 9:13
特選。80
秀句。20・27・51・60・66
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12
山椒の実さん
2017.9.27 23:02
特選
07.明日香には自転車似合ふ柿日和

入選
11.十六夜の月を大きく湖畔宿
16.大阪に一つある村曼珠沙華
23.癌告知うべなう齢秋深む
47.外厠までの十歩や虫時雨 
89.露天湯へわたる廊下の夜寒かな
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11
ワシモさん
2017.9.27 23:00
特選
16.大阪に一つある村曼珠沙華
秀句
07.明日香には自転車似合ふ柿日和
27.木の根道越ゆれば貴船水の秋
41.四万十の川底光る秋の水
51.月を背に和太鼓響く能舞台
58.艫引いて月の出を待つ浦祭
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10
panapanaさん
2017.9.27 20:37
特選 22.観劇や余韻ひろがる鰯雲

秀句  01. 54. 66. 67. 88.
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9
泥舟さん
2017.9.27 16:37
特選
16 大阪に一つある村曼珠沙華
入選
01 秋暑し釘抜き地蔵の釘錆びて
07 明日香には自転車似合ふ柿日和
32 絹布織る筬の音する秋の暮
77 方丈の床に円相秋深し
89 露天湯へわたる廊下の夜寒かな
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8
雪子さん
2017.9.27 16:07
特選
20.籠背負う島の坂道曼珠沙華
入選
03.朝顔や三味の音聞こゆ路地住まい
28.霧晴れて湖一望の天守かな
49.段畑をひとしく照らす良夜かな
66.肌寒や托鉢僧の錫の音
80.蓑虫の枝を殘せる庭師かな
0人がいいねと言っています
7
そよかぜさん
2017.9.27 13:44
特選
49.段畑をひとしく照らす良夜かな
秀句
14.海原を声繋ぎ合ひ鳥渡る
20.籠背負う島の坂道曼珠沙華
27.木の根道越ゆれば貴船水の秋
60.流れ行く雲の白さや水の秋
90.湧き水の深き魚影や水澄めり
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6
翔行さん
2017.9.27 12:34
特選
88 老ふたり話ちぐはぐ虫時雨

秀句
03 朝顔や三味の音聞こゆ路地住まい
09 毬栗の爆ぜて眩しき皮の艶
27 木の根道越ゆれば貴船水の秋
61 ぬかご飯木曽路は暗くなりにけり
90 湧き水の深き魚影や水澄めり
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5
俊雪さん
2017.9.27 9:59
俊雪の選句

特選17.沖合に漁火一つ秋深し

秀句22.観劇や余韻ひろがる鰯雲
  33.源流を秘め奥利根の山装ふ
  41.四万十の川底光る秋の水
  56.蟷螂の貌三角に悪巧み
  66.肌寒や托鉢僧の錫の音
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4
TOTOROさん
2017.9.27 9:59
特選 14.海原を声繋ぎ合ひ鳥渡る

入選 01.07.28.38.52.
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3
Tiger 6さん
2017.9.26 20:27
特選
63 野の風に祈る農夫や稲の花

入選
10 いくどなく時刻表見る夜長かな
38 残光を浴びて眩しき芒かな
44 新米や控えめが良し水加減
51 月を背に和太鼓響く能舞台
80 蓑虫の枝を残せる庭師かな
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2
麦秋さん
2017.9.26 19:16
特選 27
秀句
07 11 51 58 60
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1
利明さん
2017.9.26 14:22
特選
27 木の根道越ゆれば貴船水の秋
入選
14 海原を声繋ぎ合ひ鳥渡る
16 大阪に一つある村曼珠沙華
36 災害は記録づくめや九月尽
41 四万十の川底光る秋の水
80 蓑虫の枝を残せる庭師かな
cosi cosi 1人がいいねと言っています
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