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サークル句会

228.10月サークル句会②(10/11~10/25)

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2017.10.22
10月後半のサークル句会の選句結果です。今回の一席は、さんせんさんの「木の実」の9点句、二席は、山椒の実さんの「小鳥くる」の7点句、三席は、翔行さんの「散紅葉」の6点句でした。一席の句は選んだ後で「眠る児の掌よりこぼれし木の実かな 高橋瑛子」という句があることを知りました。世界最短の韻詩ですから、俳句に類句類想の句を作ってしまうのは避けられません。おそれず作る姿勢が大切だと思います。来回もまたよろしくお願い申し上げます。

一席 9点句(◎◎◎◎○○○○○)
  55.眠る子の手から転がる木の実かな        さんせん

二席 7点句(◎◎○○○○○)
  07.一軒に表札ふたつ小鳥くる           山椒の実 

三席 6点句(◎◎◎○○○)
  12.風の舞ふ木曽路の宿の散紅葉          翔 行

6点句(◎◎○○○○)
  01.秋うららこけし轆轤の薄木屑          麦 秋
5点句(◎◎◎○○)
  62.百段の田にそれぞれの小さき稲架        苦 瓜
   (◎◎○○○)
  56.廃線の枕木隠すみだれ萩            さんせん
  83.連山を闇にしづめて蛾眉の月          さんせん
4点句(◎◎○○)
  18.行商の露の荷下ろす朝の市           昇 峰
   (◎○○○)
  20.蔵元の音頭一声新酒酌む            利 明
  84.六地蔵ぐるり取り巻く女郎花          翔 行
3点句(◎◎○)
  68.前掛を受皿にして摘む零余子          苦 瓜
   (◎○○)
  21.栗爆ぜて丹波篠山同窓会            麦 秋
  36.正倉院扉開きや天高し             麦 秋
  45.誰も来ぬひと日なりけり秋の暮         昇 峰
  49.点滴の一滴づつや暮早し            泥 舟
2点句(◎◎)
  70.湖に一舟走る稲架日和             麦 秋
   (◎○)
  10.親と子の駈け抜け島の運動会          panapana
  30.小春日や源氏講座の京訛り           麦 秋
  31.金剛の朝露蹴るや岬馬             利 明
  52.鳥威鳥も学習してゐたり            夢追人
   (○○)
  16.啄木鳥のたたく拝殿巫女の舞          panapana
  22.栗飯や苦労七坂山の宿             panapana
  24.黒四のダムの放水秋日和            苦 瓜
1点句(◎)
  15.間伐の年輪滲む秋しぐれ            方 舟
  23.ぐるぐると柿剥く手もと児の瞳         雪 子
  25.健康に一駅歩き秋の晴             panapana
  28.木の葉散る川面に乗って小さき旅        Tiger 6
  42.空に抜け雨とこぼるる金木犀          雪 子
  47.手離しで誉めて新米三杯目           TOTORO
  50.磴登る甍の波といわし雲            そよかぜ
  59.初もみぢ水の音聞く詩仙堂           TOTORO
  61.飛行雲足して二で割る秋の空          TOTORO
  65.昼灯す鴫立庵や秋しぐれ            方 舟
   (○)
  05.雨しとど瀬の渦に影落鮎か           しょうく
  09.SLは昭和そのもの紅葉狩           夢追人
  17.旧道は屈折多し臭木の実            しょうく
  29.木の実降る寺に座する大狸           panapana
  32.秋刀魚焼くアベノハルカス背にし        利 明
  34.秋霖の束の間に見ゆ空の蒼           方 舟
  39.千年の杉の神木天高し             そよかぜ
  46.中空に色青ざめし冬の月            泥 舟
  51.渡船ゆく音戸の瀬戸や小春凪          翔 行
  58.初霜やお茶曳き芸者の薄化粧          翔 行
  64.病床の六尺にある秋思かな           昇 峰
  67.牧水に酒と孤独の秋二つ            昇 峰
  85.渡良瀬に枯蘆続く遊水池            Tiger 6
無点句 
  02.秋旅や笑顔弾けるバスの中
  03.足早にスクランブルの秋しぐれ
  04.熱々の番茶一杯秋惜しむ 
  06.石一つの墓標囲みて草紅葉
  08.牛久大仏秋天を狭めたり
  11.影すらも全きはなし敗荷
  13.河童住む伝えの沼や夕紅葉
  14.岩上に甲羅干す亀破れ蓮
  19.鎖樋伝ふる水の澄みにけり 
  26.黄落の山を背に足湯かな
  27.木枯や机の隅の砂時計
  33.秋燈や君の齢を追い越して
  35.秋冷や昼なほ暗き切り通し
  37.人家無き野中1本柿たわわ
  38.新米と言はでも艶の物語
  40.蒼天の紅葉とコラボ黒部ダム
  41.礎石伏す遠の朝廷(みかど)や草紅葉
  43.台風に出足乱れて浮き立てり
  44.山車巡行の街をつらぬく秋祭
  48.天高く新郎新婦にし尾光る
  53.日露戦気高き秋の三笠艦
  54.抜きんでる二本色濃く泡立草
  57.爆ぜる栗江戸へ通じるむかしみち
  60.這ふ蔦の錦の語る旧家かな
  63.ビオロンの啜り泣く音や冬ざるる
  66.ふるさとの山やさしかり登高す
  69.回りつつ流れぬ紅葉ありにけり
  71.御手洗に紅葉一ひら浮かびけり
  72.身に入むや未だ娶らぬ子がひとり
  73.身に入むや沖縄戦の洞の跡
  74.身に入むる味むせ返し鍋奉行
  75.宮古産蒼き秋刀魚を網に乗せ
  76.名刹や蒔絵と紛う床もみじ
  77.モカ香るひとりぽつねん秋の午後
  78.山眠る岩戸のロマン秘めしまま
  79.やや寒の選挙カー過ぐ窓閉じて
  80.夕映えの煉瓦倉庫や冬うらら
  81.夕焼けや筑波の峰も赤く燃え
  82.幼稚園の壁のパンダに小鳥くる 

評点につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。
選者(敬称略)
Tiger6 利 明 雪 子 山椒の実 翔 行 TOTORO 泥 舟 苦 瓜 麦 秋 そよかぜ 夢追人 panapana しょうく さんせん 俊 雪 昇 峰
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1
11ページ
17
昇峰さん
2017.10.28 20:31
07.一軒に表札ふたつ小鳥くる
12.風の舞ふ木曽路の宿の散紅葉
20.蔵元の音頭一声新酒酌む
21.栗爆ぜて丹波篠山同窓会
47.手離しで誉めて新米三杯目
55.眠る子の手から転がる木の実かな
56.廃線の枕木隠すみだれ萩
70.湖に一舟走る稲架日和
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16
俊雪さん
2017.10.28 16:48
俊雪の選句
特選56.廃線の枕木隠すみだれ萩

秀句09.SLは昭和そのもの紅葉狩
  20.蔵元の音頭一声新酒酌む
  39.千年の杉の神木天高し
  49.点滴の一滴づつや暮早し
  67.牧水に酒と孤独の秋二つ
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15
方舟さん
2017.10.28 9:52
01・秋うららこけし轆轤の薄木屑
12・風の舞ふ木曽路の宿や散紅葉
25・健康に一駅歩き秋の晴れ
36・正倉院扉開きや天髙し
55・眠る子の手から轉がる木の実かな
62・百段の田にそれぞれの小さき稲架
68・前掛けを受け皿にして摘む零余子
83・連山を闇にしづめて蛾眉の月
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14
さんせんさん
2017.10.28 1:14
さんせん選

 07.一軒に表札ふたつ小鳥くる
 12.風の舞ふ木曽路の宿の散紅葉
 30.小春日や源氏講座の京訛り
 42.空に抜け雨とこぼるる金木犀
 50.磴登る甍の波といわし雲
 52.鳥威鳥も学習してゐたり
 62.百段の田にそれぞれの小さき稲架
 68.前掛けを受皿にして摘む零余子
 
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13
しょうくさん
2017.10.27 20:51
しょうく選
   10.親と子の駈け抜け島の運動会
   15.間伐の年輪滲む秋しぐれ
   28.木の葉散る川面に乗って小さき旅
   45.誰も来ぬひと日なりけり秋の暮
   55.眠る子の手から転がる木の実かな
   65.昼灯す鴫立庵や秋しぐれ
   70.湖に一舟走る稲架日和
   84.六地蔵ぐるり取り巻く女郎花
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12
panapanaさん
2017.10.27 20:38
特選 61.飛行雲足して二で割る秋の空

秀句 07.一軒に表札ふたつ小鳥くる
   30.小春日や源氏講座の京訛り
   55.眠る子の手から転がる木の実かな
   58.初霜やお茶曳き芸者の薄化粧
   85.渡良瀬に枯蘆続く遊水池
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11
夢追人さん
2017.10.27 18:22
特選:01.秋うららこけし轆轤の薄木屑
秀句:22.栗飯や苦労七坂山の宿
   36.正倉院扉開きや天高し
   62.百段の田にそれぞれの小さき稲架
   64.病床の六尺にある秋思かな
   84.六地蔵ぐるり取り巻く女郎花
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10
そよかぜさん
2017.10.27 15:36
特選
83.連山を闇にしづめて蛾眉の月
秀句
17.旧道は屈折多し臭木の実
18.行商の露の荷下ろす朝の市
29.木の実降る寺に座する大狸
52.鳥威鳥も学習してゐたり
62.百段の田にそれぞれの小さき稲架
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9
麦秋さん
2017.10.27 13:44
特選 31
秀句
07 16 20 49 84
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8
苦瓜さん
2017.10.27 11:46
特選。55
秀句。01・12・36・45・83
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7
泥舟さん
2017.10.27 11:03
特選
18 行商の露の荷下ろす朝の市
入選
01 秋うららこけし轆轤の薄木屑
07 一軒に表札ふたつ小鳥くる
24 黒四のダムの放水秋日和
56 廃線の枕木隠すみだれ萩
83 連山を闇にしづめて蛾眉の月
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6
TOTOROさん
2017.10.27 8:45
特選 83.連山を闇にしづめて蛾眉の月

入選
07.一軒に表札ふたつ小鳥くる
12.風の舞ふ木曽路の宿の散紅葉
18.行商の露の荷下ろす朝の市
55.眠る子の手から転がる木の実かな
56.廃線の枕木隠すみだれ萩
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5
翔行さん
2017.10.26 23:12
特選
23 ぐるぐると柿剥く手もと児の瞳
入選
01 秋うららこけし轆轤の薄木屑
05 雨しとど瀬の渦に影落鮎か
21 栗爆ぜて丹波篠山同窓会
45 誰も来ぬひと日なりけり秋の暮
55 眠る子の手から転がる木の実かな
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4
山椒の実さん
2017.10.26 21:30
特選
18.行商の露の荷下ろす朝の市

入選
10.親と子の駈け抜け島の運動会
21.栗爆ぜて丹波篠山同窓会
24.黒四のダムの放水秋日和
32.秋刀魚焼くアベノハルカス背にし
56.廃線の枕木隠すみだれ萩
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3
雪子さん
2017.10.26 20:59
特選
59 初もみぢ水の音聞く詩仙堂

入選
20 蔵元の音頭一声新酒酌む
31 金剛の朝露蹴るや岬馬
34 秋霖の束の間に見ゆ空の蒼
46 中空に色青ざめし冬の月
84 六地蔵ぐるり取り巻く女郎花
0人がいいねと言っています
2
利明さん
2017.10.26 15:19
特選
49 点滴の一滴づつや暮早し
入選
01 秋うららこけし轆轤の薄木屑
07 一軒に表札ふたつ小鳥くる
55 眠る子の手から転がる木の実かな
68 前掛を受皿にして摘む零余子
83 連山を闇にしづめて蛾眉の月
0人がいいねと言っています
1
Tiger 6さん
2017.10.26 14:28
特選
62.百段の田にそれぞれの小さき稲架

入選
12.風の舞ふ木曽路の宿の散紅葉
16.啄木鳥のたたく拝殿巫女の舞
22.栗飯や苦労七坂山の宿
51.渡船ゆく音戸の瀬戸や小春凪
55.眠る子の手から転がる木の実かな
0人がいいねと言っています
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