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サークル句会

229.11月サークル句会①(10/26~11/10)

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2017.11.7
11月前半のサークル句会の選句結果です。今回の一席と二席は、麦秋さんの「霜」句の6点句、「酉の市」句の5点句、三席は、panapanaさんの「八つ手の花」句と、雪子さんの「鳥威し」句の5点句でした。一席は神社の庭の荘厳さを霜の白さで、二席は同じ神社でも酉の市の賑わいを人の数で巧みにまとめています。来回もまたよろしくお願い申し上げます。

一席 6点句(◎◎◎○○○)
  60.禰宜の掃く箒目清し霜の朝         麦 秋
二席 5点句(◎◎◎○○)
  56.鳥居より先は押合ふ酉の市         麦 秋
三席 5点句(◎◎○○○)
  06.尼寺の隅にひっそり花八つ手        panapana
  66.一畝の菜園守る鳥威し           雪 子
4点句(◎◎○○)
  02.秋澄めり一望千里九十九里         夢追人
  31.凩の空を余さず吹きにけり         昇 峰
  51.徒然の夜の手遊び木の実独楽        しょうく
   (◎○○○)
  79.立冬や包丁二本研ぎ上がる         TOTORO
3点句(◎◎◎)
  64.刃物研ぐ音も静かに初しぐれ        方 舟
   (◎◎○)
  24.記紀の世の神の猥らや里神楽        翔 行
  74.屋根の石音なく濡れて初しぐれ       方 舟
   (◎○○)
  07.今も尚借家住まいや文化の日        苦 瓜
  12.枝振の気儘に伸びて夕紅葉         苦 瓜
  35.木の葉径後ろ誰かが付いて来る       苦 瓜
  55.道祖神間延び顔して神の留守        翔 行
  67.火袋の白新しき秋祭            TOTORO
   (○○○)
  39.城跡の涸井をうめる木の葉かな       さんせん
2点句(◎◎)
  29.栗爆ぜて灰にまみれし父の眉        雪 子
   (◎○)
  08.歌垣の筑波嶺遠く冬霞           昇 峰
  20.風の息聞こえるように芦枯る        panapana
  45.体形の似たり寄ったり冬帽子        TOTORO
  50.蹲踞の水に張りつく色葉かな        さんせん
  78.立冬や熱き土鍋の味噌煮込み        さんせん
   (○○)
  42.瀬の音の楽譜の如く散る木の葉       苦 瓜
  47.茶の花や老々介護の車椅子         さんせん
  54.天領の歴史聞きゐて初しぐれ        方 舟
  68.葺き替への合掌村や冬ぬくし        さんせん
  77.夕映えの風吹き抜ける枯野かな       泥 舟
1点句(◎)
  19.柿落ち葉拾ヘば人の不思議がり       雪 子
  21.かはたれの落葉踏み行く禰宜の道      利 明
  27.着ぶくれて控へ目に呑む屋台酒       泥 舟
  32.凩は祖母の囁く子守唄           麦 秋
  33.木枯らしや千の風舞ふ竜飛岬        翔 行
  34.小気味よく井手に回るや芋車        利 明
  36.小春の陽心の襞に届きけり         雪 子
  41.セーターや致仕の身軽き書肆通ひ      利 明
   (○)
  03.秋の海四方を睨むイージス艦        俊 雪
  04.あけはなす窓を入り来る小春風       昇 峰
  09.海原に曙光一筋秋の旅           俊 雪
  15.落葉踏み出退勤の出会ふ径         panapana
  16.カーテンを厚きに変へて冬支度       麦 秋
  37.静まらぬ胸眠らせぬ冬の月         雪 子
  58.酉の市値切るやりとり熊手手に       panapana
  61.殘りたる葉の艶を增す初しぐれ       方 舟
  71.冬の夜や長押にかかる木挽鋸        苦 瓜
  75.山国の日差しは荒らし帰り花        昇 峰
  76.山並に日を巡らせて枯尾花         泥 舟
無点句
  01.青い目に見つめられたり菊人形
  05.鮮やかな銀杏紅葉の並木道
  10.熟れ柿の朱をきはむるや大和暮れ
  11.駅長の猫もうらうら小春かな
  13.大利根の幅を広げて蘆枯るる
  14.幼な児の深紅の外套父は黒
  17.界隈はけやき紅葉の真っ盛り
  18.牡蠣打ち女お国訛りで艶話
  22.神の留守新車お祓ひ神明社
  23.川底の揺らぎをみるや冬日和
  25.北キツネひょいと顔出す国道沿い
  26.絹の糸敬い見つめ文化の日
  28.キャンパスは銀杏明かりの先に見ゆ
  30.交換の列車待つ間の初しぐれ
  38.受賞者の誉れ輝く文化の日
  40.冷まじや早めの湯宿ほっとせり
  43.雑木山俄か化粧に秋うらら
  44.大根を房干しにして阿蘇暮るる
  46.だるま船濡らし尽して秋の雨
  48.茶の花を活ける仏前日の光
  49.杖持ちて国宝展に文化の日
  52.石蕗の土塀に沿いて武家屋敷
  53.天高し老いに逆らい登頂す
  57.酉の市元祖お参り鷲宮社
  59.仁王立ち力手従え八つ手花
  62.ハイテクで鳥威とや成功す
  63.芭蕉忌や歴史探訪千住宿
  65.穭田の青きと競い吾余生
  69.冬支度ご苦労さんとお蔵入り
  70.冬の立つ老の年月早きかな
  72.冬晴や山並遥か雲一つ
  73.真知子巻き外套の君と数寄屋橋
  80.領主亭公開されし照紅葉

評点につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。

選者(敬称略)
麦 秋 泥 舟 雪 子 俊 雪 TOTORO そよかぜ 翔 行 Tiger6 利 明 苦 瓜 夢追人  panapana 昇 峰 方 舟 しょうく さんせん 
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1
11ページ
17
さんせんさん
2017.11.13 19:27
さんせん選

 08.歌垣の筑波嶺遠く冬霞
 27.着ぶくれて控え目に呑む屋台酒
 29.栗爆ぜて灰にまみれし父の眉
 34.小気味よく井出に回るや芋車
 55.道祖神間延び顔して神の留守
 56.鳥居より先は押合ふ酉の市
 60.禰宜の掃く箒目清し霜の朝
 64.刃物砥ぐ音も静かに初しぐれ
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16
しょうくさん
2017.11.13 15:35
しょうく選
     06.尼寺の隅にひっそり花八つ手
     12.枝振の気儘に伸びて夕紅葉
     19.柿落ち葉拾ヘば人の不思議がり
     24.記紀の世の神の猥らや里神楽
     60.禰宜の掃く箒目清し霜の朝
     64.刃物研ぐ音も静かに初しぐれ
     67.火袋の白新しき秋祭
     74.屋根の石音なく濡れて初しぐれ
0人がいいねと言っています
15
方舟さん
2017.11.13 10:13
20・風の息聞こえるように芦枯る
35・木の葉径後ろ誰かが付いて来る
41・セーターや致仕の身輕き書肆通ひ
45・体形の似たり寄つたり冬帽子
51・徒然の夜の手遊び木の実独楽
56・鳥居より先は押し合ふ酉の市
60・禰宜の掃く箒目清し霜の朝
66・一畝の菜園守る鳥威し
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14
昇峰さん
2017.11.12 22:13
06.尼寺の隅にひっそり花八つ手
07.今も尚借家住まいや文化の日
29.栗爆ぜて灰にまみれし父の眉
51.徒然の夜の手遊び木の実独楽
56.鳥居より先は押合ふ酉の市
64.刃物研ぐ音も静かに初しぐれ
66.一畝の菜園守る鳥威し
74.屋根の石音なく濡れて初しぐれ
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13
panapanaさん
2017.11.12 20:57
特選 33.

秀句 39. 47. 56. 68. 74.
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12
夢追人さん
2017.11.12 15:10
特選:78.立冬や熱き土鍋の味噌煮込み
秀句:07.今も尚借家住まいや文化の日
   31.凩の空を余さず吹きにけり
   50.蹲踞の水に張りつく色葉かな
   60.禰宜の掃く箒目清し霜の朝
   79.立冬や包丁二本研ぎ上がる
0人がいいねと言っています
11
苦瓜さん
2017.11.12 10:39
特選。50
秀句。06・16・39・47・67
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10
利明さん
2017.11.12 9:58
特選
79 立冬や包丁二本研ぎ上がる
入選
08 歌垣の筑波嶺遠く冬霞
24 記紀の世の神の猥らや里神楽
56 鳥居より先は押合ふ酉の市
60 禰宜の掃く箒目清し霜の朝
67 火袋の白新しき秋祭
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9
Tiger 6さん
2017.11.11 19:37
特選
24.記紀の世の神の猥らや里神楽

入選
15.落葉踏み出退勤の出会ふ径
42.瀬の音の楽譜の如く散る木の葉
55.道祖神間延び顔して神の留守
58.酉の市値切るやりとり熊手手に
78.立冬や熱き土鍋の味噌煮込み
0人がいいねと言っています
8
翔行さん
2017.11.11 17:31
特選
36 小春の陽心の襞に届きけり

入選
02 秋澄めり一望千里九十九里
03 秋の海四方を睨むイージス艦
37 静まらぬ胸眠らせぬ冬の月
72 冬晴や山並み遥か雲一つ
77 夕映えの風吹き抜ける枯野かな
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7
そよかぜさん
2017.11.11 17:01
特選
31.凩の空を余さず吹きにけり
秀句
20.風の息聞こえるように芦枯る
35.木の葉径後ろ誰かが付いて来る
51.徒然の夜の手遊び木の実独楽
55.道祖神間延び顔して神の留守
60.禰宜の掃く箒目清し霜の朝
66.一畝の菜園守る鳥威し
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6
TOTOROさん
2017.11.11 16:42
特選 32.凩は祖母の囁く子守唄

入選
09.海原に曙光一筋秋の旅
54.天領の歴史聞きゐて初しぐれ
66.一畝の菜園守る鳥威し
76.山並に日を巡らせて枯尾花
77.夕映えの風吹き抜ける枯野かな
0人がいいねと言っています
5
俊雪さん
2017.11.11 16:33
俊雪の選句

特選02.秋澄めり一望千里九十九里
秀句06.尼寺の隅にひっそり花八つ手
  12.枝振の気儘に伸びて夕紅葉
  42.瀬の音の楽譜の如く散る木の葉
  75.山国の日差しは荒らし帰り花
  79.立冬や包丁二本研ぎ上がる
0人がいいねと言っています
4
雪子さん
2017.11.11 15:20
特選
21 かはたれの落葉踏み行く禰宜の道

入選
02 秋澄めり一望千里九十九里
04 あけはなす窓を入り来る小春風
12 枝振の気儘に伸びて夕紅葉
31 凩の空を余さず吹きにけり
61 殘りたる葉の艶を增す初しぐれ
0人がいいねと言っています
3
泥舟さん
2017.11.11 14:33
特選
31 凩の空を余さず吹きにけり
入選
39 城跡の涸井をうめる木の葉かな
45 体形の似たり寄つたり冬帽子
54 天領の歴史聞きゐて初しぐれ
66 一畝の菜園守る鳥威し
79 立冬や包丁二本研ぎ上がる
0人がいいねと言っています
2
麦秋さん
2017.11.11 13:42
特選 02
秀句
06 07 35 51 68
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