「粋」な健康レシピ:和菓子の基本・あんこをマスターしておもてなしの一品を
ケーキのような洋菓子が苦手だけど、甘さ控えめの和菓子なら・・という方は多いと思います。日本人にとってあずきは身近な食材ですが、実はとても身体にいい食品です。新たに始める趣味として、あんこを使った和菓子作りにチャレンジしてはみませんか?

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和菓子の基本・あんこをマスターしましょう
最近美容に、健康にと注目されているのがあんこです。昔ながらの和菓子のレシピはもちろんのこと、インターネット上でも様々なあんこを使ったレシピが紹介されており盛り上がりを見せています。暑い時期には葛切りやアイスに添えて、寒い季節には
おぜんざいにすれば年間通してあんこを楽しむことができるでしょう。
あんこの材料となるあずきは甘みがあり太ってしまうイメージがありますが、実は低カロリーで食物繊維が豊富なうえ脂肪の蓄積を防ぐ効果があります。また、あずきはポリフェノールを豊富に含んでいますのでアンチエイジングにも有効です。
さらにサポニンという成分が血流をよくする働きがあり、シニア世代にとっては生活習慣病を予防する助けになります。緑茶やコーヒーに相性抜群のあんこを使って、ご家族やお友達にお菓子を振舞ってみてはいかがでしょうか。
実際にあんこを作ってみましょう
あんこは意外に簡単に作ることができますのでお菓子作りにピッタリです。ここでは基本の作り方をご紹介いたします。
【1】まずは原料となるあずきを洗い、その後変色した豆を取り除いてたっぷりの水と鍋に入れて火にかけます(渋抜き)。
鍋は大きなものを使用してください。あずきは煮崩れしやすいため必ずしも事前に浸水させておく必要はありません。鍋が沸騰したらアクを取りお湯を捨て、もう一度同じ工程を行います。
【2】この渋抜きは二回行うのが一般的ですが、渋みがあるほうが好きな方は回数を減らしてください。あとは弱火で1~2時間ほど柔らかく煮ていきます。時々は鍋の中を覗き、アクを取ったり差し水をしてください。豆を指でつまみ楽につぶせるようになればまずは茹であずきの完成です。
圧力鍋や炊飯器を上手に使えば煮込み時間は短くなりますが、この時間を利用して本を読んだり、ブログを書いたりほかの楽しみの時間に充ててもいいですね。
【3】湯から引き揚げた茹であずきは、必要な分だけ砂糖・水と一緒に弱火で火にかけます。木べらで優しく混ぜとろっとしたらあんこの完成です。容器に移してほどよく冷めたら召し上がってください。
参考動画:「簡単!あんこの作り方」かわしま屋
ご家庭で簡単に作れるあんこの作り方をご紹介します。
参考リンク:「より詳しい紹介ページはこちら」かわしま屋
手作りあんこを気軽に楽しみましょう
あんこを使ったレシピは実に和洋さまざまです。お饅頭、どら焼き、おぜんざいやお汁粉はもちろん、

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ロールケーキやパウンドケーキに入れたり、ホットケーキやワッフルに乗せても美味しくいただけます。まだそこまで料理の腕前がないなぁという方は、バナナなどのフルーツに添えたり、パンに塗ったり、暖かい牛乳や豆乳に入れてホットドリンクにすればお手軽です。変わり種としてはチーズと一緒に食べると甘じょっぱい不思議な味覚が楽しめますよ。万能健康食品の呼び声も高いあずき。食べ過ぎはあまりよくないですが、ぜひいろいろな食べ方にチャレンジして皆さんにオススメをご紹介してみてください。
参考リンク:ぜんざいレシピ(井村屋)
【関連商品のご紹介】
・スドー 十勝産小豆100%つぶあん 750g 687円
・伊勢製餡所 しろあん 300g 410円
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