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砂糖の10分の1カロリー!?糖質制限の人に特にオススメできる希少糖は「メタボ」の救世主になるのか?

最近太ってきた、コレステロールの数値が高い、また糖尿病を気にしている方には「糖質制限」食事法がお勧めです。
食べ物の多くには糖質が含まれているので、糖質の摂取をある程度控えてあげるとみるみる体重が落ち始めます。

しかし、甘いものは我慢するの困難なもの。

そこでお勧めなのが「プシコース(希少糖)」です。
本日は「プシコース(希少糖)」についてご紹介します。

「メタボ」注意!糖質制限が必要な人の特徴は?糖質制限の効果は?

「メタボ」注意!糖質制限が必要な人の特徴は?糖質制限の効果は?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

健康診断などで「メタボ」だと診断されたことはありませんか?
「メタボ」とはメタボリックシンドロームの略で、運動不足や肥満などが原因となる生活習慣病の前段階の状態のこと。
まずはメタボリックシンドロームについて詳しく見ていきましょう。

「メタボ」という言葉自体はテレビなどで度々報じられているため、とても認知度が高い言葉だと思います。
内臓脂肪が多く、糖尿病などの生活習慣病に罹患しやすく、心臓や脳の血管の病気につながりやすいため、注意しなければならないですよね。
より詳しく言うと、境界型の糖尿病や高血圧、脂質異常症、肥満などは糖尿病の発症や心臓や血管の病気につながりやすく、生活習慣病の前段階を包括し、メタボリックシンドロームといいます。

普段移動が自動車ばっかりだったり、仕事がデスクワークだったりして運動不足な人は、栄養豊富な現代では肥満になりやすいため、メタボリックシンドロームの人が増えているため、問題となっているのです。

では、メタボリックシンドロームに該当するのはどのような人なのでしょうか?

メタボリックシンドロームは内臓脂肪に高血圧、脂質異常、高血糖などが合わさった状態のこと。
健康診断などではへその高さで腹囲が男性85センチ以上、女性90センチ以上だと「メタボ診断」されやすくなります。

一定以上の腹囲があることが内臓肥満の指標で、必須項目。
さらに血圧、空腹時血糖値、脂質(中性脂肪、HDLコレステロール)の基準のうち、2つ以上が当てはまると「メタボリックシンドローム」となるのです。

高血糖の基準については糖尿病の診断確定に至る前段階である「境界型」がここに当てはまります。

勘違いされがちなのは、タダ太っているだけではメタボリックシンドロームと呼びません。
脂肪細胞はアディポネクチンなどの善玉因子とTNF-αやIL-6など悪玉因子を分泌。
内臓肥満になると、内臓の脂肪細胞から悪玉因子がたくさんでてきて、インスリン抵抗性につながり高血糖をもたらすのです。
脂質異常症、高血圧にもつながって、血管の老化(動脈硬化)を起こしやすくなります。
その結果、心筋梗塞、脳梗塞などの発症率が高くなるのです。
この状態をはじめて「メタボリックシンドローム」といいます。



メタボリックシンドロームの人は、そうでない人と比較すると2型糖尿病になるリスクが3倍から6倍、心血管疾患と心血管疾患の死亡リスクは1.5倍から2倍になるといわれています。
また、非アルコール性脂肪肝、高尿酸血症、腎臓病、睡眠時無呼吸症候群などの病気を引き起こす可能性が高くなるので、とても危険です。
自覚症状がないことが多く、放置してしまいがちですが、放置しておいてよいわけではないので運動、食事療法によって体重管理、血圧管理、血糖値コントロール、血中脂質などを正しく行っていく必要があります。

5パーセントから10パーセント体重を落とすだけで、メタボリックシンドロームに伴う高血圧、脂質異常、高血糖を改善できたり、糖尿病の発症を予防できたりするので、メタボリックシンドロームの方のダイエットは非常に有効な手段。
たばこを吸っている方は動脈硬化を促進させ、血管系疾患のリスクを高めるので、同時に禁煙も行うと効果的。

メタボリックシンドロームの疑いがある方は5パーセントから10パーセントの体重減を目標にしましょう。

ダイエットを行うには糖質制限が有効。
清涼飲料水やお菓子などに含まれる「果糖」が食品のカロリーを高め、2型糖尿病や心血管疾患の発症リスクも高めているという研究も発表されています。
こうしたものを日常的に摂取している方は、これらを控えるだけでも充分に効果があるでしょう。
生活習慣を少しだけ見直してみませんか?

プシコース(希少糖)とは?製造方法確立で市販されている!価格など気になる希少糖

プシコース(希少糖)とは?製造方法確立で市販されている!価格など気になる希少糖

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

糖分を摂取しすぎると当然太ります。
しかし、摂取しても太らない「糖」が注目されています。

それが「D-プシコース」です。
D-プシコースは希少糖と呼ばれ、糖なのに摂取すると血糖値を低下させたり、内臓脂肪を減少させたりという効果があることがわかっています。

香川大学を中心に企業、大学、国、香川県が連携して十数年に渡る研究開発が行われてきました。
D-プシコースは「奇跡の糖」として世界中の研究者から注目を集めているのです。

同じ糖類のブドウ糖や果糖は自然界に大量に存在しています。
ハチミツなどにも含まれているのです。
対してD-プシコースは自然界には少ない単糖(糖の最小単位)です。
レアシュガーと呼ばれることもあり、日本語にすると希少糖になるのです。

希少糖は現在のところ約50種類あることがわかっており、D-プシコースはそのなかの1つ。
もっとも研究の進んだ希少糖がD-プシコースなのです。
研究を行った結果、大量生産が可能となり、現在では多くの商品が販売されています。

D-プシコースの甘さは砂糖の7割ほど。
カロリーはほぼゼロで砂糖の代わりに使用すると、大幅にカロリーダウン可能。

D-プシコースはカロリーがほとんどないという点だけが優れているわけではありません。

食後血糖値の上昇を抑える作用、脂肪の蓄積を抑える作用が優れた点なのです。
血糖値が急上昇すると糖が脂肪として身体にため込みやすくなります。
ため込む作用を抑えられれば身体に脂肪を蓄えにくくでき、メタボリックシンドロームの改善に役立ちます。

ほかにも虫歯になりにくかったり、抗酸化作用があったり、寿命延長の作用があることも報告されています。



まだまだD-プシコースの研究は進んでおり、すべてが解明されたわけではありません。
またD-プシコース以外の希少糖についてもまだまだわかっていない部分は多いのです。

D-プシコースのすべてが明らかになると楽して痩せる時代がくるかもしれませんね。

市販されているD-プシコースは500gで1,560円(Amazon参考)。
やはり普通の砂糖と比較すると高いですが、健康に良いものなので、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか?

夏は甘い飲み物を求めがち!渇きを解決するには?

夏は甘い飲み物を求めがち!渇きを解決するには?

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夏場は喉がとても渇きます。
そこで水分を摂取するにはついついジュース…という方も多いのではないでしょうか?

ジュースなど糖質が多く含まれる飲料を大量に飲み続けることで起こるさまざまな症状のことを「ペットボトル症候群」と呼びます。

糖分を多く摂取するとメタボが加速します。
だからこそ、喉の渇きを解決するにはジュースを避けたいところ。

代わりにオススメなのが糖分が少ない常温の飲料。
具体的には水や麦茶、緑茶などがオススメです。
清涼飲料水に慣れていると、物足りなく感じるものですが、これらの飲料を摂取する習慣を身につけていきましょう。



糖質が必ずしも悪ではなく、身体には必要な成分です。
しかし、取り過ぎると身体には害になります。
ぜひ、適切な糖質を摂る習慣を身につけましょう。

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