エアコンつけっぱなしで夏の冷え性に。「冷房病（クーラー病）」には注意を！

2021年7月23日更新

クーラー病にならないための適当な温度やつける時間を考えよう！

画像提供：imagenavi(イメージナビ）

快適な室内空間をつくるためには適切な室温にすることが大切。エアコンの設定温度に気をつけてみましょう。

よく言われるのは「室温は28度」というキーワード。環境省委は夏は28度、冬は20度程度の室温が望ましいとしています。そのため、28度というキーワードを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか？

多くの人が勘違いしがちなのは、エアコンの設定温度を28度にするということではないということ。あくまで室温が28度というのが大切です。実際にエアコンの設定温度を28度に設定していたとしても、周囲の温度が上がるとエアコンだけではまかないきれず、室温が28度以上ということもしばしば。猛暑の場合は室温28度を目安にサーキュレーターや除湿機などを使って、室内環境をコントロールしましょう。より頻繁に部屋の温度と湿度をチェックするために温湿度計をよく目が行く場所に置いておくのもおすすめです。

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室温を適切な温度に保つためのひとつの方法が「自動運転モード」です。エアコンにはさまざまなモードがありますが、普段はどんなモードを使っていますか？
エアコンの自動運転モードは、室温が設定温度になるまでは最大運転を行い、その後は送風運転や弱運転などで設定温度を保つように働いてくれます。室温を28度にするなら、ぜひエアコンの自動運転モードを活用しましょう。

28度になっても暑いと感じるときは、湿度が高いからかもしれません。ご存じのように日本の夏は湿度が厄介。よくヨーロッパの40度は耐えられても、日本の35度は耐えられない、なんて言いますよね。これは湿度が高いためだと言われています。
乾燥している環境だと、もしも温度が高くてもそれほどつらくは感じません。しかし、湿度が高い環境なら、30度であっても非常に暑く感じてしまいます。

これは湿度が低いと体感温度が下がるため。だからこそ、夏の室内で28度なのに暑いと感じるときは湿度を下げてみましょう。湿度を下げるには「除湿機」がオススメです。洗濯物の室内干しもすぐに乾くので、今年の夏は除湿機を導入してみてはいかがでしょうか？