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【ベストセラー】93歳の佐藤愛子『九十歳。何がめでたい』

「佐藤愛子さんの本がまた売れているらしい!」。ユーモアに溢れ切れ味も鋭い文章でシニア世代のファンも多い佐藤愛子さん。発売以来Amazonのエッセイ売り上げランキングで人気を誇る『九十歳。何がめでたい』の他、佐藤愛子さんの著書を紹介します。

今もAmazonランキング3位! 『九十歳。何がめでたい』

佐藤愛子さんの人気著書の前に、同ランキングの1位と2位も注目です。余命宣告された妻のために作られたお話の数々とエッセイをまとめた、眉村卓さんによる「妻に捧げた1778話」と、妻に好評だった作品を中心に選んだ52話「僕と妻の1778話」。読んだ後にその夫婦愛から心温まるという読者が多い、ベストセラーです。

余命は一年、そう宣告された妻のために、小説家である夫は、とても不可能と思われる約束をする。しかし、夫はその言葉通り、毎日一篇のお話を書き続けた。妻のために書かれた一七七八篇から選んだ十九篇に、闘病生活と四十年以上にわたる結婚生活を振り返るエッセイを合わせた、ちょっと風変わりな愛妻物語。ー「妻に捧げた1778話」眉村卓 (新潮新書)

第1話から亡くなった日の最後の原稿までより妻に好評だった作品を中心に選んだ52話。執筆時の裏話を収録。ー「僕と妻の1778話」眉村卓 (集英社文庫)

そして3位にランクインし続けているのが、佐藤愛子さんの人気エッセイをまとめた「九十歳。何がめでたい」。こちらはなんと昨年8月に刊行以来部数を伸ばし続け、6ヶ月で50万部を突破。現在まで1年以上ずっと人気が衰える気配はありません。
このインパクトのあるタイトルには、佐藤さんいわく「ヤケクソがこもっている」そう。2016年5月まで1年に亘り「女性セブン」に連載された大人気エッセイに加筆されたものです。

九十歳。何がめでたい (小学館) 佐藤愛子

九十歳。何がめでたい (小学館) 佐藤愛子

■購入はこちらから:九十歳。何がめでたい (小学館) 佐藤愛子ー1,296円

大正12年に生まれ、今年で93歳になった佐藤さん。2014年には長い作家生活の集大成として「晩鐘」を書き上げました。一度は作家人生に幕をおろした佐藤さん。しかし、再び筆をとった「九十歳。何がめでたい」では、自信の身体に次々と起こる「故障」を嘆き、時代の「進歩」に怒り、悩める若者世代を叱りながらも温かく鼓舞する日本最高峰のエッセイとなっています。
ご本人の言葉を借りると「錆びついた頭と感覚、そして鬱々とした気持ちでエッセイを書き始めたため、半ばヤケクソな内容が多い」そうで、動作音が静かになって接近に気付けない自転車、よくわからないスマホ、犬や子供の立てる騒音に苛立つ人たち、いたずら電話など、日常で感じる不便さや細かな怒りが軽快に綴られています。

本書では「加齢で足が重くなり、ノロノロ歩けばつまずき、後ろから来た自転車にベルを鳴らされ舌打ちもされる」と嘆いています。誰かに「卒寿ですね、おめでとうございます」と祝われても「何がめでたい」という心境に至っているんだとか。
長生きといえば、ついつい憧れてしまうものですが、実際に長生きをされている佐藤さんの言葉は考えさせられるものも多く、そうした「考えさせられる部分」が大人気のエッセイです。

そして佐藤さんは今年1月20日に語り下ろしの人生論「それでもこの世は悪くなかった」(文藝春秋)も出版し、こちらも新書ランキングで初登場1位となっています。

それでもこの世は悪くなかった (文春新書) 佐藤愛子

それでもこの世は悪くなかった (文春新書) 佐藤愛子

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佐藤さんのおすすめ書籍

数多くの書籍を出版している佐藤さん。ここからはおすすめの書籍を紹介します。

老作家・藤田杉のもとにある日届いた訃報。それは青春の日々を共に過ごし、十五年は夫であった畑中辰彦のものだった。ともに文学を志し、夫婦となり、離婚後は背負わずともよい辰彦の借金を抱え、必死に働き生きた杉は、思う。あの歳月はいったい何だったのか?かつて夫であった男と過ぎし日々を描いた傑作長編小説。ー晩鐘(文春文庫) 佐藤 愛子

晩鐘 上(文春文庫)佐藤 愛子

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晩鐘 下(文春文庫)佐藤 愛子

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人生論エッセイ「こんな老い方もある」は、美しく歳を重ねて生きるためのヒントが満載です。

「可愛い老人」になるよりも、私は一人毅然と孤独に耐えて立つ老人になりたい。
どれだけ努力をしても人はやがて老いて枯れるもの。いかに自然に老い、上手に枯れて、どうすればありのままの運命を受け入れられるのか? が描かれた痛快エッセイ
ーこんな老い方もある (角川新書) 佐藤 愛子

こんな老い方もある (角川新書)佐藤 愛子

こんな老い方もある (角川新書)佐藤 愛子

■購入はこちらから:こんな老い方もある (角川新書)佐藤 愛子ー886円

読書は人生を少しだけ豊かにしてくれます。
佐藤愛子さんの本は、今まで思いを止めていなかったことへのや新しい視点、そのユーモラスな視点と語り口で「気づき」を与えてくれるものです。
年末年始、まとまった時間が取れる方はぜひ読んでみるのはいかがでしょうか?

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